テーマ:猫のいる生活(138972)
カテゴリ:ネコが主役
本編とは無関係に、先ず、最近登場頻度の低いたろクンの写真なんぞ… おひさです。。。 さてさて、本題だが… ネコ達を連れて帰るに際して、先ず最初に取り掛かったのは飛行機の予約なのだが、実はこの件では航空会社とひと悶着あり、すっかり参ってしまった。 私が通常利用していたのは米系エアライン。サービスにおいては日系の右に出るものは無かろうが、やはり、概して米系の方がフェアが安い。マイレージも貯めていたことから、帰国にもそこを利用するつもりでいたが、ペットを連れて帰るという特殊事情もあり、その件については他のエアラインにも問い合わせ、下調べをした。 ネコの場合、聞いた限りではどのエアラインも、1匹ならば座席の下にケージを置いて一緒に乗ってこれるようだ。だが、これが複数になると問題は大きい。2匹目からは貨物の扱いとするしかないのだが、そうなると、貨物室に空調を設けていないエアラインは、真夏、真冬にあたる期間は動物の搭乗を受け付けなくなる。更には、国内線の場合、機種にもよる様だが、搭乗できる動物の頭数が、その機に付き2匹…というような定数があるようだ。更には、貨物となると一切搭乗出来ない機種もある。 どのエアラインを使うにしても、私の場合、地元からは国際線が出ていなかったので、国内線の乗り継ぎか、或いは、国際線のある空港まで車で行くことが必須となる。 そもそも、国内線はまだしも、ペットを連れての国際線搭乗はさほど頻繁にあるケースでも無だろうし、しかも、動物の種類によって微妙に条件が違ってくる為、通常、電話予約業務を行っているカスタマー・サービスの人達も、その件に関してエキスパートと言える人は数多くは無いのだろう。 この件でやり取りをする内に、そうした条件の理解不足やら何やらが祟り、多少は余裕を見て手配をお願いしておいたにも拘わらず、土壇場になって1匹以外は連れて帰れないような話になってしまい、最後には言った言わないの話で大問題になってしまった。 その時点では既にその国際線の貨物としての搭載時期ギリギリで、予約を変えようにも、先にずらせばもうネコは連れて帰れないという状況。でも、予約を先に送れば、私は不法滞在者となってしまう。じゃあ、国内線だけキャンセルして国際空港までは車で・・・と言っても、予約は既に1セットとして確定されているから、そういうやり方は出来ないと言われ、時間的余裕も無いところに八方塞り状態に追い詰められてしまった。 一週間程度の一時帰国とは訳が違う。だったら仕方が無い、今回は2匹を置いて帰りますという訳にはどうしてもいかない。もう、私も必死。 米系エアラインとは言え担当者は日本人だったのだが、よくありがちな、身勝手な部分だけアメリカナイズしてしまった日本人という感じ。言われたことの詳細はもう殆ど覚えていないが、そんなの仕方が無いというような対応をされた挙句に、最後には 「あなたねぇ!・・・」 みたいな物言い。 必死になって食い下がった私の言ったことにも問題があったのかもしれないが、実に嫌なやり取りだった。 こうなってはもう仕方が無い。兎に角、何とかするしかない。 以前問い合わせた時、日系のエアラインの方は貨物に空調があり、一年中いつでも動物の搭載が出来ると聞いていたので、そちらで手配出来るか聞いてみたところ、幸い、滞在期限の将に前日の日程ではあるが、何とか座席を確保して貰えた。こちらの方でも国内線はどの道1匹以上は乗せられ無い為、国際線のターミナルまでは車で行くことを前提に何とか予約を取り付けた。 揉めた挙句に米系のエアラインの方はキャンセルをしたのだが、キャンセル料が発生。でも、一連の事件を旅行会社に勤務している友人に話すと、抗議の電話を入れてくれ、お陰でそちらのキャンセル料は発生せず、対応の不備についてマネージャーの方からのお詫びの言葉も伝え聞いた。 そんなこんなで、すったもんだの挙句、帰る為の段取りは漸く整い、帰国できた次第である。 でも・・・ このエアラインと揉めた件の詳細は既に私の記憶の中では薄らいでいるものの、ネコ達3匹を連れて帰れないかもしれないという切羽詰って困り果てたあの時の自分の心情、切なかった心持ちは、そういう「印象」となってずっと残りそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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