カテゴリ:よしなしごと
去年の10月だったか、5年ぶりにPCを買い替えた。 それがコレ↓、富士通のFMV-BIBLO NB90MN/W。 17インチのワイドスクリーンに加え、テンキーがついているところがいたく気に入ってしまい、その時点はコレ以外考えられない!…ぐらいに惚れ込んで決定。そして、折角ならとメモリーも2倍の1GBに、そしてハードディスクドライブも160GBに増設して貰った。 それまで瀕死のPCを酷使し、何度か危篤状態に陥らせながらも騙し騙し使っていたが、起動時にウィンウィンと異音を立ててなかなか立ち上がらなくなって流石に危機感を覚え、突然こと切れてしまう前にと清水の舞台からぶち落ちたつもりで購入したもの。 自分の状況が状況なだけに随分無理をした買い物ではあったけれど、もう私にはPC無しの生活は考えられないし、これだけ生活の重要な部分を占めているものに対しての投資としては別に惜しいとは思わない。 それにしても、新しいPCは本当に快適だ♪ パソコンのお値段自体は益々リーズナブルになって来ているのに、Specは数倍に良いものがどんどん発売されているというのは、本当に嬉しいことだ。 それまでは、Nortonのウィルスチェックを常時監視体制になんかゼッタイ出来なかったし、チョット容量を食うアプリケーションを開いたりした日にゃ直ぐにフリーズしてしまって一日に百万回くらいリブートしていたのに、今や、そんな苛立たしい感覚さえもすっかり忘れてしまった。 このパソコン、私は富士通さんのサイトからダイレクトに購入したのだが、嬉しかったのが、直接パソコンを買えば、提携の買取会社が他社のPCでも買取をしてくれるというシステム。一定期間中に買取を申し込めば、クーポンも貰えて無料で回収してくれるという特典付き。一応、期間限定のオファーのようになっているが、ほぼ常時その体制で買取をしてくれるようだった。 弟からは、 「あんなの、引き取ってくれるだけ御の字だぞ。寧ろ、カネ取られるかも。。。」 な~んて脅されていたのに、最終的に、5年ものの私のオンボロPCを5000円で引き取って貰えた。 その際の手続きとして、前もって必要情報を買取会社に伝える必要があったのだが、ド素人の私は今ひとつ分からない部分があって、弟に聞いてみた。すると、 「型番教えてくれればこちらでfill inしても良い。」 という有り難いお言葉。 早速、型番を教えると、程なく以下の返事が・・・。 「市場価格はせいぜい数千円と思われる。 捨てるためのお金とられなければ吉という心持で望むのが良策かと。 メーカー:Toshiba 型番:Satellite 1800 PS181Z-00C0T CPU: Mobile Celeron 800MHz メモリ:312 HDD:14GB ディスプレイ: 13.3インチTFT XGA その他特長: 付属品 : ACアダプタのみ 備考: 長年つれまわし使い込んだため臭汚い。」 やっかまし~~ぃ!! こんなにキレイに使っているPCを捕まえて、何を抜かすか!! ・・・と思いきや… キーボードの掃除なんかしてみると、なんとビックリする程の猫の毛やらゴミやらがワラワラと・・・。 きゃ~~っ! いゃ~ん、長年のことって、オソロシイっっ ・・・かくして、5年間酷使しまくったPCを良心的な価格で引き取って頂き、今のPCにお世話になっている私だが、上記の状態からしても明らかなように、ITの知識とか、パソコンのセンスとか、そういったものを全く持ち合わせていない。もっと言えば、理数系(というか、数学)のセンスに恵まれていないとも言える。 私は3人兄弟で、上記の弟というのは末弟である。彼は、大学自体は結局経済学部に行ったが、ある企業のシステム部門に就職してIT部門のエンジニアとして英国に赴任中だ。そして、直ぐ下の弟は、やはりIT関係を生業としていた人間で、大学の専攻は物理、大学院の専攻は数学という、私とは全く異なる才能の持ち主。 そもそも、ウチに初めてPCがお目見えしたのは私が中学生(2年か3年?)の時だった。 小学生だったその弟が、祖父に取り入ってどうしても欲しかったPCを買ってもらった時だ。 今も覚えているが、それはNEC PC8801という機種で、当時とすれば最新鋭。(おっと、年がバレるっ!)当時の値段で30万位だと聞いたように記憶している。 私「これって、何するもの?」 弟「こんな面白いもの無いじゃん!」 ってな会話をしたのも覚えている。 今振り返ればあれはデータの読み込みだったんだろうなと思われる作業はカセットテープ。。。8インチディスクなんてお呼びじゃ無いって程の初期の初期だったということだろう。 そんな弟の愛読書は、「PC 8801 マシン語教本」(ってな感じの題名だった)、「現代用語の基礎知識」。かたや私の愛読書は「キャンディ・キャンディ」「ベルサイユのバラ」、そして当時の少女&少年マンガ。 ピアノや珠算など、同じものを習っても、先にやっていたのは私の筈なのに、弟が習い始めると先生達は、 「キミの弟はビックリするくらい飲み込みが早いね!!」 な~んて言うのだ。 姉としては、嬉しいやら情けないやら、幼いながらも複雑な思いでいたものだ。 「同じ親から生まれた姉弟なのに、どうしてこんなに違いが出るんだろう??」 恐らく、親自身もそう思ったんだろうし、私も何度もそう思った。 まぁ、コンピューターの方は、自分が必要なところをカバーできればそれまでとも思うが、もっと数字に強かったら、私の人生も随分違ったものになっていたんだろうなぁ…と思う。 そして、そっちのセンスが無い代わりと言ってはなんだけれど、昔は結構良かった記憶力もここに来て急速に怪しさを増して来ていて、我ながら、若年性健忘症、若しくは、痴呆症か?と心配になることすらある。 恐らく、私の脳の状態ってこんな↓モン…。 持って生まれたもの以上のものを期待することは出来なくても、せめてそのレベル以下に易々と落としてしまうことは食い止めたいわぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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