カテゴリ:よしなしごと
他の人と比べて、何故か「顔を合わせる機会が多い人」がいる。 帰国以来、殆ど家に篭っている私が外に出るといえば、オークションで落札された品物の発送をしに郵便局に行くか、近くに買い物に行くか程度なのだが、数少ない私の外出タイミングの5回に1回程度の割合で顔を合わせるのは、お向かいの幼馴染のKちゃん。 Kちゃんは私よりも3つ年下で、私の直ぐ下の弟と同い年。 幼少の砌には、3歳の年の差は大きい。対等に遊ぶような仲ではなかったものの、今やKちゃんは小学生の女の子を頭とする4人の子のお母さん。ちょっとした会話でも流れをそつなく纏めて話が上手。顔を合わせると思わずドギマギしてしまう私とは正反対に、二言三言交わすだけの会話でさえ社交の上手さを感じさせる。 4人もお子さんがいるKちゃんのことだから、出たり入ったりの頻度が高いことは想像に難くない。でも、ご近所さんという観点からすれば、他にも私と同じ年代の子持ちの人々は沢山いる。でも、その人達に会う機会は殆どないというのに、Kちゃんとは家の店先から数歩出てはばったり会い、信号待ちでばったり会い、郵便局や銀行でも会い、ちょっと離れたスーパーに遠出したらそこでもばったり・・・と言った調子で、妙に顔を合わせる機会が多いのだ。 そう考えていて、ふと、思い出したのだが、アメリカでも同じようなことがあった。 それは、勤めていた銀行の程近くにあった日本食材店でのこと。日本のTV番組のビデオレンタルなどもしているので、少々お値段は張るものの、そこでのショッピングは私のささやかな楽しみでもあった。 職場から近いこともあって結構頻繁に足を運んでいたものの、そこでも何故か、私の買い物のタイミングを狙ったかのように鉢合わせる女性がいた。私のお客さんでもあった人で、ある駐在員さんの奥さんである。 最初は特に気にもならなかったが、余りにも回数が重なるとお互いに動揺を隠し切れない。顔を合わせてはお互いに 「えっ?!」ヽ('◇'*)ノ !? という感じで一瞬間が空き、変にたどたどしい会話が始まる。 「何だか、よくここでお会いしますよね~~。」(;´▽`A`` 「ほ、ホントですね~~・・・」(;´Д`A ``` ビックリしたのは、同じ町にもう一軒あった日本食材店でも鉢合わせた時だ。もう、お互い、そこでは 「え~~っ!?ここでも??」!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!? みたいな感じで、お互い焦りの色を隠せなかった。 思考のパターンが似ているのか、バイオリズムが似ているのか、はたまたは何となく波長が合ってしまうのか・・・大したことではないけれど、未だ以って不思議である。 ・・・どーしてかな?ね~、はなちゃん! そして話は飛びますが・・・ 今日は、両親が育てている牡丹が満開でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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