歯科検診の時期
今年も学校歯科検診のシーズン到来です。かれこれもう長い間、やっているので、だんだん普通に検診しているのにも飽きてきました。えっ?だからって異常(マニアック)になっていくというわけではありません!!創意工夫を加えていきたくなり、一昨年あたりから、少人数の小学校、保育園などでは、少し新しい試みを始めています。今日は、保育園で、絵本の読み聞かせ(歯科の啓蒙活動として)をすることにしました。がんばれはぶらしハーマン「がんばれはぶらしハーマン」 作: 木村 裕一絵: 田中 四郎出版社: 偕成社本体価格: \1,000発行日: 1988年4月対象年齢・5・6歳から はぶらしハーマンは虫歯をふせいでまわる宇宙の戦士! 楽しい穴あき絵本で、歯みがき習慣の大切さをこどもたちに伝えます。 寝る前に甘い物を食べた男の子と歯をしっかり磨いて寝るお姉ちゃん。いうことをきかない男の子が夢を見ます。夢の中では男の子とお姉ちゃんの顔が宇宙の星になっていて、いじわるが好きな宇宙怪獣ムッシーがやってきます。ムッシーが男の子の星の甘いにおいに誘われて、歯に穴をあけるコムッシーをはきかけていじめ出すと、そこへ宇宙戦士はぶらしハーマンが登場! 助けてくれるかと思ったらコムッシーが大きくなり過ぎてハーマンもお手上げ。ところがお姉ちゃんの方へはきかけられたコムッシーは大きくなれないのでハーマンもらくらく退治。そこでひとこと、「わたしはいつでも、ぴかぴかよいこの味方なのだ」。 最後にデンタルプラークの、ミュータンス菌の電子顕微鏡写真を見せて 口腔衛生活動(・・・になっていればいいなあ)をしてきました。保育園の子供たちは、熱心に聞いてくれましたのでまずは、成功!かと喜んでいます。少しずつでも、このように地域で、自分のできる範囲から、与えられた職を遂行していけるように精神をそのように保っていく必要があるな、と感じています。自分の精神状態が不安定だと、自分の子供にもすぐに影響してしまいますし、未来への仕事欲も減退してしまいます。できるだけ良いテンションを保ち、意欲を持ち続けること。仕事を続ける上で、これが重要かと思っています。テンションダウンしてしまうような出来事もありますが、できるだけ、そういう類のものを寄せ付けず、、、、!がんばるぞ!