気ままにDIARY

2009/08/18(火)01:35

体当たり子育て

ひとりごと(591)

お義母さんの子育ては、きれいな顔に似合わずかなり厳しかったようです。「一人っ子だから大切に育てることもできたけどとにかく甘やかさず、時には叩いたり蹴っ飛ばしたりしてきたの」そんな風に主人は育てられたようです。 主人の実家のご近所の小さなお子さんがいるお宅からはお母さんの子どもを叱りつける声が年中聞こえているという。お隣のお宅に帰省してきてる4歳の女の子を連れてる娘さんは子どもをベランダに30分ほど出して叱ったことがあるという。 さて、私の場合。自分の子どもの頃を思い出しても、叱られて外に出されたこともなければ納戸に閉じ込められたこともない。親に手を揚げられた記憶もない。そりゃあ、部屋を片付けない!手伝いをしない!といって注意は受けていましたよ。でも怒鳴りつけられたことは一度もないのです。 そして、わが子の子育ても同様で、ベランダに出したこともないし押し入れに入れたこともない。もちろん、この間の帰省の朝のように起きない子どもを叱りつけ「なら、行かなくていい!!」くらいなことは言います。「いい加減にしなさい」とか「早くしなさい」とかそういった注意は毎日数え切れないほどです。夏休みで顔を合わせてる今はなおさらです。 子育てって難しいわよね~。どっちがいいってこともないんだろうけど、常識的なことが分かっていなけりゃ困るのは、結局子ども本人だし。(叱られずに育って)大人になって困ったことはなかった?? お義母さんにこんな風に言われました。私には、常識もなく育った嫁に対する厭味とまた常識や骨もなく育っていってる孫に対する不満、っていうかきちんと教えていない私たち夫婦に対する責めのように聞こえました。 大声を出したり、体で覚えさせたりすることが必ず子育てで必要なのか?とも思うけど、子供が小さな時期はそういうやり方でいけないことを身を持って覚えさせる方法もありますよね。中高生になった今となっては、三つ子の魂百まで のような子育てはできないけど気づいたことをその都度指摘して直すよう 注意していくことはできます。 中高生なのに、トイレの電気をつけっぱなしだったり、出た後のお風呂のドアが開けっぱなしだったり、着替えた後脱いだものがぐちゃぐちゃだったりするうちの子どもたちの行動がとても気になったようです。確かにうちでも出来ていないことばかりです。それを注意して直させることもありますが、文句を言い言い、私がトイレの電気を消し、ドアを閉め、服をたたんでしまうことも多いのです。 こんな大きくなってそういう当たり前のことができてないのはおかしい!っていうことなんですよね。ごもっともです。私だって喜んで3人分の!!後始末をしてるわけじゃないの。 そんなことがあって、いつもよりちょっと多めに疲れたお盆の帰省になりました。教えそびれたこと、教えたけど身についてないことたくさんあるもんね。年末の帰省までにもうちょっとしつけのし直し。口うるさい母になるか。それとも自然とそんな気持ちになるように仕向けることができるか。まだ、こんなことを言ってるから甘いのでしょう。 帰省帰りの駅のトイレに貼ってあったポスター「皆さんのおかげで今日もトイレがきれいです」だって。

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