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次なる挑戦 ・・・ 日本人の技

2011.12.21
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                  引き摺り仕上げを施す品川博さん。風合いを出すとともにクラックも防ぐ。 

 品川博さんらがこのほど、フードスタイリストとして著名な飯島奈美さんのご自宅(戸建住宅)の内装を改修した。  兄君の品川清志さん、ご子息の品川福太郎さんも共に作業に当たり、本誌2011年8月号で紹介した西荻窪の古民家改修に続く東京での現場となった。

施工された部屋は、1階の寝室と2階の書斎。 いずれもイタリア漆喰・ラスチコ(輸入販売元:まつおか瓦産業株式会社)が使用された。

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        ↑ 品川清志さん(左)、品川福太郎さん(右)も駆け付けた。息の合ったスピーディな作業       

 1階の寝室では、施主の要望にこたえ、クロス張りの内装を特注の淡いピンク色の漆喰に塗り替えた。 特に、内装の色の選定にはサンプルの制作から慎重を期した。 「見本ではおとなしい色に思えても、実際に広い面積に塗ると色の主張は強くなる」 と品川さんは話す。  最終的に、当初つくった色見本の最も薄い色から、さらに4倍まで薄めた色に落ち着いた。

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        ↑ サンプルを壁にあてがい、仕上がりをイメージする品川さん 

 従来、日本人の感覚では内装は白やクリーム色が好まれてきたが、昨今ではユーザーの美意識も多様化し、ヨーロッパにみられるようなカラフルな壁が採用っされる事例が増えてきた。  顔料による現場調色が可能な塗り壁は、これらのニーズにきめ細かく応えることができる反面、乾燥後の色味の変化など、独特の難しさがある。  特に色の好みは感覚的なものであるため、その選定においては、施主との意思疎通が一層求められるのは間違いない。

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 左)今回作成した色見本 (右)色漆喰の制作に用いた着色顔料「パーフェクチン」紅色:水色=7:2で調合した。

 仕上がった淡い色調の壁は、モダンな雰囲気と人の手で塗られた暖かみが相まって、ほかにはない魅力を放っていた。  こだわりの施主を中心に、こうした改修物件は、今後増えてくるのではないか。  そう感じさせる現場だった。          (取材/U)


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この内容は、「建材フォーラム」誌(工文社)2011年10月号掲載内容を全て転載したものです。

「建材フォーラム」誌2011年10月号 表紙の写真は、2011年8月号にて”現場レポート”掲載しました東京・西荻窪の古民家を改修し、現在、店舗として使用されている様子です。
    ・・・・くらしRe:gendo(りげんどう)、 品川さん施工・イタリア漆喰ラスチコ使用




















































Last updated  2011.12.23 16:18:54

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