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昔ながらの様式の日本の住宅や、伝統建築で漆喰壁の下地が、このような 土壁 の場合、
![]() 我々が使ってみて、中塗り材として、とても良い感触のあった お勧めの壁材があります。 ラスチコ というイタリア原産の西洋漆喰です。 ![]() 骨材の最大粒径の大きさの違いににより、2種類あり、ここでご紹介する現場では、 モーノ(最大粒径1.5mm)と、アレニーノ(最大粒径0.8mm)の2種類を使用しました。 ![]() ![]() 工期は、12月5日~10日までくらいの寒い時期、改修工事前の状態です。 ![]() ![]() ![]() 表面の壁が傷んで、一部はがれおち、土壁が見える個所もありました。 ![]() ![]() ![]() 表面に残っている漆喰やジュラクをはがしたので、土壁層は、あまり良い状態とは言えません。 そこで「良い下地づくり」の為に、イタリア漆喰ラスチコの、骨材が大きい方(モーノ)を先に塗りました。 この材料を選んだのは、土壁との接着が良いのと、非常に丈夫な下地が得られるからです。 ![]() 少し時間をおいて(ラスチコは乾燥が通常より遅い方です。)、次の層には、骨材が小さい方(アレニーノ)のラスチコを塗ります。 ![]() もちろん、同質の漆喰なので、1層めと2層めの相性は、何の問題もありません。 ちなみに、イタリア漆喰ラスチコは、他の漆喰とおなじく、強アルカリ性です。 ![]() ![]() 養生テープを施し、あとは改修以前に仕上げとして塗ってあった砂ジュラクをぬります。 ![]() ![]() 線から下の部分は、白い帯状に白漆喰が塗られていましたので、再び白いラスチコを使用します。 ![]() 施工後完成は、このようになりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() よろしければ、ご参考までに・・・。 商品の詳細はこちら ![]() ![]() 無断の転用はご遠慮下さい。 copyright: Team Shinagawa & Hiroshi Shinagawa
Last updated
2012.06.21 14:48:47
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