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今回は、いぶし瓦屋根で、よく白色で使われている、メンド漆喰について、
私たちが使ってみて、良かったと思う材料をご紹介します。 新築の際はもちろんですが、左官職として、屋根の鬼瓦周辺や、棟まわりのメンド漆喰の修理、塗り直しのご依頼というのは、結構あるものです。 ![]() ご存知かと思いますが、経年と共に、瓦と漆喰の境界に隙間ができたり・・・、 ![]() 漆喰が収縮して、ひどくなるとはがれ落ちたりします。 ![]() ![]() ![]() 実施した時期は、12月はじめ、まず、古くなった漆喰部分を、きれいにはぎ取りました。 ![]() 今回の施工に、屋根メンド漆喰として我々が選んだ材料は、 ![]() イタリア漆喰”ラスチコ”、骨材の大きさによりアレニーノ(最大粒径0.8mm)と、モーノ(最大粒径1.5mm)の2種類を使いました。(在庫があったので、付け送りと仕上げで種類を変えましたが、通常は、どちらか1種類でOKです) ![]() ![]() 我々が、このイタリア漆喰を選んだのは、他の塗り壁や鏝絵の現場など使ってみて、材料自体の収縮が、他のモノと比べ少なく、固くしっかりしているのを体験していたからです。 ![]() 「付け送り」に使ったのは、アレニーノ(骨材最大粒径0.8mm)のアボリオという象牙色みたいな色です。 ( ![]() このイタリア漆喰は、白だけでなく、結構微妙な色揃えがあり、どの色も値段は同じなので、合う色があれば簡便です。 ![]() いぶし瓦にぴったりくっつくところなど、メンド漆喰として非常に良い感触です。 ![]() そして、仕上げは、やはり白で!。ラスチコ・モーノ(骨材最大粒径:1mm)のロレンツォという色でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() 屋外での作業なので、もちろん天気、風の強さ、気温に気をつけなくてはいけませんが、かわら屋根のメンド漆喰に、イタリア漆喰”ラスチコ”を使ってみて、我々が「これはイイ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Copy right:Team Shinagawa & Hiroshi Shinagawa
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2012.06.23 17:44:09
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