2007/01/19(金)01:32
会社説明会と書類選考
今、会社では転職者向けに「会社説明会」なるものをやっている。
なので先週の土曜日は出勤だった。
会社説明会なるものを主催するのも、
説明会の中で、スピーカーを勤めるのも初めての体験。
そんな状況にも関わらず、20人以上が集まってくれた。
集まっていただいた皆さんに感謝。
年明けに、いきなり説明会ということで、
事前準備には苦労した。
過去の資料から、事業紹介になるPPTを寄せ集め、
今回の説明会のために再作成。
当日の進行や、QA対策など
たかだか2時間程度のイベントなのにも関わらず、
思ったより手間がかかる。
それ故、準備不足は否めない。
人前での説明には、ふつうの人より慣れていると思うが、
今回は多少緊張した。
自分が説明したこと=会社のこと
と捉えられてしまう。
転職ということで、参加者も真剣だ。
業界説明と、仕事内容説明という2本立ての内容だったが、
説明会後のアンケートを見る限りは、私どもがやっているビジネス領域に
ついて、ほとんどの人が魅力と可能性を感じてくれたようだ。
また、書類選考の希望有無については、
全員が希望するとの回答だった。
弊社のビジネスにも魅力を感じてくれたらしい。
そして、その後応募されてきた人の書類選考を行った。
その内容や、結果について話すことはできないが、
自ら書類選考を行う立場になってみて思うのは、
他の業務があるため、書類選考自体にそんなに時間を
かけれれないということだ。
履歴書や職歴書は、真剣に読むには一人あたり、最低でも10分。
長いときは20~30分もかかってしまう。
これを10人やるとすると、少なくとも2~3時間もかかる計算になる。
さすがに、現状それほどの時間を割く余裕はない。
その上で、これらの文書は非常に重要だ。
簡潔に、いかに魅力ある文書に仕上げるか?
今更思うのは、選考する側の視点に立った文面と内容にすることが重要だ。
・簡潔
・その人の強みやスキルがわかる
・丁寧な文体は好印象
・全体としてスジがとおっている
これら重要。
やたら文章が長い人や、言葉遣いが乱暴な人、
何が強みなのか、どんなスキルをもっているのかわからない人、
転職動機や志望動機が曖昧な人、
これらのウチのいくつかの要素が当てはまる人は、
書類選考を通過するのが難しいと思われる。
また、適当に経験を羅列すれば、勝手に選考側が判断してくれる
と思っているような文面の場合も難しい。
相手に丸投げして、理解するための労力を費やさせる人は、
仕事でも、その傾向があると思われる。
お客様への”提案”を仕事にする場合、
そのような他人依存型の書き方をすることは、
ビジネスマン的には厳しいと言わざる終えない。
今回のイベントを通じて、履歴書、職歴書ってほんとに大事だと痛感しました。
そんなわけで、今度の土曜日も出勤だ。