キャパシティ・オーバー
※現在、某製造業のERPパッケージ導入プロジェクトに従事しています※昨年9月から、アルバイトのつもりで参加したプロジェクトも、気がつけば7人のメンバを引き連れるチームリーダー。いつの間にかプロジェクトの運営体の中に組み込まれています。システム導入プロジェクトのチームリーダーとは何する人ぞ?と思われている人もいると思いますが、やっている仕事といえば、・チームマネージメント(計画立案、指示、統制)・クライアントマネージメント(お客様とのやりとり)・ソリューションマネージメント(ERPでの業務上、システム上の解決策を考える)・人集めなどなど。一言で言えば「仕切る」ということだといえます。自分ペースで仕事ができた昨年までとうってかわり、現状は、3歩歩けば呼び止められ、PCを開けばメールがどっちゃり。処理しても減らない課題、課題、課題。空いていると勝手に入れられるスケジュール。最早、自分のペースで仕事をすることは不可能。ここは割り切ってバシバシ片っ端から仕事をこなすしかありません。ですが、実際には「自分の裁量で物事が決定できる」というのは面白いもので、自分の判断、指示、アイデアが形になっていく課程をみるのはモチベーションの向上につながっています。巷では、プロジェクト・マネージメント、ないしプロジェクト・マネージャーなんてのが持ちはやされていますが、要は、現場の監督方法、現場監督のIT版と言い換えた方がよいでしょう。必要とされているのは「仕切る技術」「仕切る能力」です。こんなとき重要なことのひとつがリーダー本人が現場の仕事を抱えないことだと思います。リーダーに徹する。自分がやろうとせずに、他のメンバにいかに効率良く作業されるか?これがマネージメント目標を達成する上で重要だと思っています。何やら話はまとまりませんが、ここのところ上記のような状態で、自分の処理容量をオーバー気味。なんとかせねば、チームメンバのアイドルタイムが増えて、チーム全体の処理効率が停滞します。ここで「組織の基本原則」を。1)専門家の原則2)権限・責任一致の原則3)命令統一性の原則4)統制範囲の原則5)例外の原則現状重要なのは、5)例外の原則かな。仕事も忙しいですが、その最大の原因は、計画や想定されたタスクに存在しない例外処理。しばらくは、例外処理の退治に注力したいと思います。