2021/12/08(水)18:24
月の暴走を描く ~ 本気の落書きシリーズ ~
年に1回だけ、本気で絵を描くという趣味(?)を続けているわけで、昨年は忙しすぎて描けなかったので今年はと着手したのがこの『月』でございます。 趣味って言うか、昔から勉強しないで教科書に落書きばかりしていた結果の延長線上程度です。
怒りに満ちた『月』を再現してみようと表現してみたわけですね。
出来上がったのはこんな感じ。使用したのは細いペンと鉛筆のみです。
太陽は惑星の中で一番巨大な存在で、他惑星は太陽からすれば小さな存在。
それは太陽系の長い歴史の中で漂う惑星たちの中では当たり前の秩序であった。
太陽に月が到底敵うはずもなく、戦力においても天と地ほどの戦力差があるわけですが、
その歴史や秩序に抗い、月が太陽に挑戦した。
激しい戦いの末に月はボロボロになりますが勝利を掴み、その闘争心冷めやらぬ中、一服。
弱った太陽は本来の大きさを失い、捉われた獲物のように吊るされていますが
その表情からは負けを認めない王者の意地が滲んでいます。
対して地球は抗争に干渉せず、変わらぬ時間を平和に過ごしている。
・・・といった謎のコンセプトになっています。
正直、過去一番で細かい点々を刻んだんじゃないかな~とは思います。
写真に写らない、裸眼で調子近距離でないと把握出来ないレベルまで細かく書いているので
実際にはもっと精密なんですけど、この画像だけでも面倒くささが伝わるかなとは思います。
とは言え、今描ける絵としてはそこそこ上出来かなと思ってます。
普段描いていないので同じかと思いきや、その時々によってクオリティが変わっていくのが面白い。
結局は感性や気合いの入れ具合等、脳みその発達や考え方・捉え方が絵にも反映されるということなんでしょね。