■■■フレンチドックとは■■■
一般的に「アメリカンドック」として流通している商品は、フランクフルトソーセージを小麦粉の生地で包み揚げた物。ケチャップやマスタードを付けて食べる。祭りの出店やコンビニ、商業施設のフードコートなど購入可能だ。
「フレンチドック」は、釧路およびその周辺地域での「アメリカンドック」の呼称。(最近では北海道全域で認知されつつある)
独特なのは、味付けでケチャップ以外に「砂糖(グラニュー糖)」を表面にまぶした味が存在する。釧路では、ケチャップよりも「砂糖」の方が需要がある。
■■■砂糖味?■■■
フレンチドックの衣は、ドーナツに非常に近い成分、製法である。従って、衣の表面に砂糖がまぶしてある事で、フランクフルト入りのドーナツと云う考え方ができる。
イメージ的には、不味そうな印象を与えてしまうが、食べてみると旨いのだ。
しょうゆ味のせんべいに、砂糖をまぶした物や、柿の種にチョコレートがコーティングされた物が有るのだから、この組み合わせも有りと言えよう。
フレンチドックは周りがドーナツ中はソーセージ、1本で二つの味を楽しめてしまう非常に合理的な食べ物なのだ。
■■■広がるバリエーション■■■
今年の正月に釧路へ帰省した際に、スーパーですごい商品を見つけてしまった。
「フレンチドック」の味が増えていたのだ。
砂糖、ケチャップに加え「黒糖」、「メイプルシロップ」、「カレー」etc...
とりあえず「黒糖」を食べてみたが”有り”の味だった。
なんだかすごいぞ釧路!
■■■”ク”なのか”グ”なのか■■■
フレンチドックが正しいのかフレンチドッグが正しいのかいまいち分からない。
今回は、ドックで統一してみた。
多分であるがこの食べ物は、アメリカにもフランスにも無いんだろうな~
現在、北海道各地で食べられるようになっている様なので、機会があれば一度食す事をお薦めする
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