宇宙レストラン

2022/08/22(月)17:52

ズルの定義

個人日記(495)

先日、家族で山を散策していた際に小さなお社があってそこにおみくじが置いてありました。 棒を出して書いてある番号を伝えてっていうおみくじではなくて ただバサッと沢山のおみくじが無造作に置いてあって勝手に百円を入れて 好きなおみくじを持って行ってね!!というおみくじ。 皆さんはこのようなおみくじはどのようにしていますか? 椿は何となく目を閉じて取っていました。 何となく目を閉じて引かないとダメなような気がして。ただの思い込みと言うのかな? 椿の場合だと目を開けておみくじを選ぶとやっぱり何となく良いおみくじって分かっちゃうのですよね。 何となくなんですけど、あっこれ多分大吉だなって。。。悪いおみくじもなんとなく分かってしまう。 だからこれじゃあ意味無いなって目を閉じて引いていました。 山道の小さなお社でおみくじを引く気にもならないのですが、 息子がどうしてもというので百円を入れて椿が引くわけではないので 椿は目を開けておみくじを物色していたらその様子をみた息子が 息子「えっおみくじって目を開けて取ってもいいの?だったら簡単じゃん!! 良い事が書いてあるのを選べばいいのでしょう??」 椿 「えっ?分かるの?」 息子 「そんなの簡単じゃん!!光っているのを取れば良いだけじゃん!!」 と言いながらサッと取り出しました。 そして開けると大吉。 息子「な~んだ。知らなかったわぁ~。おみくじって見て選んでいいんだね!! 何ていうかダメだって思ってたよ!!ズルしちゃ駄目って思っていたけどさ 冷静に考えたら光って見えるのも自分だもんね。自分のものなんだからズルじゃないよね!!」 って凄く嬉しそうに笑っておりました。 たっ確かに!!そうだよね。 間違いない!! 椿って本当に古臭い考えだなって思いましたよね。 何でもかんでもズルしちゃ駄目って感じで思ってた。。。 確かにズルじゃないよね 生まれつき絶対音感あるのに使ったらダメとは言われないしズルじゃない。 生まれつき頭が良いのにズルいとは言われないしズルじゃない。 生まれつき身体能力高くてもズルいとは言われないしズルじゃない。 生まれつき美人でもズルいとは言われないしズルじゃない。 そもそもそれだけで何かを成し遂げることは不可能 それぞれの持って生まれた才能を高めて高めて努力して何かを成し遂げていく。 生まれつきだけで何もかもが上手くいくことはやっぱり無いです。 息子は生まれつきいわゆる絶対音感を持っているようで物心ついた時から 簡単な音楽であれば聞いただけでそれなりに弾けてしまうのですが、そこからの努力はしていません。 楽しくピアノが弾けるだけで良いって感じで上手くなろうとかは思いません。 本人全くに興味がない。ですから間違いなくそこで終わりです。 その才能?さえも錆びれてきているようです。(息子の絶対音感。今まで誰にも言ったことが無いような。何故なら親なのに忘れてる。(笑)たまに聞いただけで弾かれて驚くが、また忘れる。多分息子の人生にとって特別な意味はなく忘れてしまうレベルの事なのだろうと思います。) 生まれつきの絶対音感のない娘のほうが努力して頑張ってますよね。 どんなことでも努力ありきです。 それはこの能力だって同じこと。 この能力だけがズルいとかってないですよね。 椿なりに持って生まれた能力だけで今があるわけじゃなく、やっぱり努力はしてきました。 錆びないようにそれなりの努力はしています。これはかなり真面目に取り組んでます。 そこにズルってないよなって。つくづく思いましたよね。 何ていうのかな。 この能力はお金を稼いだらダメとか。 稼ぐと悪い人扱いされていた時代があります。(今だってあるにはあると思います。) あの呪縛って並じゃないですよ。 金とるなら死ねって感じくらいの圧あったからねぇ~(笑) 金額だって高かったらめちゃくちゃ言われる。 それこそ霊能者は頂いた鑑定料金の使い方まで監視される。 物だったら何も言われないし、お修理屋さんも言われない。良いなぁ。 渡したお修理代金でこの人は何をするのかとは誰も思わないのにね。 死ぬまで一生懺悔しろって追い詰められる感じなんですね。 でも椿はね、ある日突然その呪縛から抜け出しました。(まだつい最近) 抜け出すまでは自分という存在は悪者。罰当たり。死んだ方がマシな人間。 ってとこまで追い詰められましたけどね。 この能力を持つ者は清貧で生きて、飢えて死んでいくのが正しいってね。 お客様には必ず喜びを椿には必ず困難を。ってね。 世間的にはこの能力がある人間は誰にでも優しくて当たり前らしく、 優しくなければ死ねって感じ。 ってか誰にでも優しいって言うよりも実際には自分にとって都合よく動けよって圧ね。 そんな感じなので椿自身も絶対に幸せになっては行けないって思った時期もありましたしね。 自分の血や肉を分けてでも人を助けて死んでいくのが使命だって。アホでしょう? でも椿と同年代の霊能者ならだれもが少なからず追い詰められていた経験はあると思います。 これをねマジで思ってたぐらい世間の目や心は霊能者には厳しかったです。 今のSNSでの誹謗中傷が問題になっていますがそれに似た面がありましたよね。 霊能者からの洗脳事件ってよくあるけれどね。 反対もあるのよ。 霊能者への洗脳。 正直言って昔はこっちのほうが多いような気がします。 とにかく清貧であれ!!金をとるな!! 私たちに困ったことがあればいつでもなんどきでも聞け!答えろ! これはもはやブラック企業と同じです。 椿は洗脳はしない。でも洗脳はされてました。(笑) 間違いなくブラック企業の社員でございました。しかも誠実な。(笑) このブラック企業ってさ。社長は狐だよね 息子たちの時代は色々な意味で新時代であってほしいと心から願います。 にしても椿自身、呪縛からは抜け出していたとは思っていましたが、まだまだだったなって思いました。 でも、今回の息子の一言でまた一皮むけたような気分の今日この頃です。 息子に感謝です。ありがとう。 でも・・。宿題はやってあるのだろうか??怖い。怖いぞ。 にほんブログ村 精神世界ランキング

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