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CIVIL house 03

CIVIL house 03

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[産地調査]

○見学先の選定
私が住んでいる大阪府大阪市の南に隣接する堺市は、「堺打刃物」の産地として有名である。今回は、住まいの近くにどんな工芸の産業があるかということで、この堺の刃物を見学先として選んだ。
○産地の歴史
堺で刃物作りが特に盛んになったのは、天文12年(1543年)ポルトガル人によって鉄砲・タバコが伝来された時にさかのぼる。元々、堺で有名な世界最大の古墳・仁徳陵の建造に数多くの土工具を生産してきた土地で刃物もその中にあった。そして、鉄砲・タバコの伝来からはタバコの葉を刻む包丁を生産し、幕府の専売となったためにその名は全国的に広がっていった。
○製品の概略
堺打刃物には次のような製品が存在する。
【包丁】刺身・出刃・薄刃・すし切・菓子切・もち切・パン切・平切・文化・ペティナイフ・麺切・うなぎ裂・たたみ屋・皮裁・本惣
【鋏】生花・万能・盆栽・剪定・植木・摘果・刈込
○産業の規模
全国でのシェア 7%
業務用(プロ用高級品)においては 90%以上
打刃物・約30万丁、ステンレス・約5.5万丁、園芸用鋏・約93万丁
○工場の見学
工場の見学に際しては、インターネットから検索した堺刃物商工業協同組合のホームページ(http://www.sakaihamono.or.jp/main.html)から、堺HAMONOミュージアムで行われている刃物作りの工程を見させていただくことにした。


[製品調査]

○製品の選定
デザイン分析に使用する製品は、一般性の高いものを選ぶと言うことから、堺の刃物の中から「万能鋏」を選んだ。
○製品の説明
◆商品名
◆セールスポイント
◆値段
◆製品の写真
◆寸法
◆詳細
  材料・加工法・表面処理など
(1)刃金つけ
地金(軟鉄)と刃金(鋼)を接着する。赤く熱した 地金をたたき、硝酸、硝砂、酸化鉄などで接着剤をつけた刃金とを合わせ、炉に入れて熱し、火造りしていく。
(2)先付け・切り落とし
火造りした材料を動力ハンマーでたたきながら、だ いたいの包丁の形を整えていく。たたいていくうちに、地金と刃金をなじませ、のばす。 ほぼ形になったらたがねをいれて切り落とす。
(3)中子とり・整形
再び炉に入れて熱し、ハンマーで整形する。たたき のばしながら柄になる部分を形づくる。
(4)焼きなまし
整形できた包丁をわらの中に入れ、灰になる過程で徐々に熱をさます。
(5)粗たたき・裏すき
熱をさました包丁の表面の酸化皮膜をハンマーでた たいて剥がし、動力ハンマーで荒たたきをする。その後グラインダーで裏(刃金が付いている側)を研 磨し、くぼませる。このくぼみにより、刃の逃げができて物が切れる。
(6)仕上げおろし・断ち回し・歪みとり
さらにハンマーで全体をたたき、ならしていく。 この行程により包丁が鍛えられ、鉄が打ちしめられると同時にひずみやゆがみを取る。 たたきのばされた包丁を型に合わせ余分を断ち落とす。
(7)刻印打ち・摺り廻し
ゆがみやひずみを取った後、裏に刻印を打つ。そして 全体をグラインダーで仕上げる。摺り廻された包丁を再度ハンマーでねじれなどの修整をする。
(8)泥塗り・焼き入れ
油分やよごれをとり、焼きむらをおさえるため泥を塗 る。その後炉の余熱で乾かし、750~800℃に加熱。そして一気に水につけて熱を取る。この時泥が 塗ってあることで大きな泡ができず、素早く均等に焼き入れすることが可能になる。焼き入れにより、刃金 の硬度が高まる。
(9)焼きもどし・泥落とし
さめた包丁を再び炉に入れ熱し、水滴をたらしてその走り具合で温度を見る。技術と経験を要する高度なテクニックである。近年では160~180℃の温度管理ができる機械による焼きもどしが普及している。これにより、刃金に粘りが出て欠けにくい刃ができる。
(10)歪みなおし
焼き入れの際に生じた歪みを直すため木製台の上に置き槌で打って直す作業

[デザインの調査]
○使い勝手
○清潔感
○造形性
○収納性
○安全性
○値段

どのような商品企画のもとに製品化されているのか。


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