あおのの部屋

2006/10/02(月)18:00

海外逃亡記 ・・・ベネチア2・・・

その他(5)

2日目:お昼を食べた後は、先程も話のあった「ため息橋」のある美術館に入りました。ベネチアは共和国として1000年程続いたイタリアでも稀有な場所ですが、この美術館はその共和国時代には政治の中心地だったようで、いわゆる大統領府でしょうか?(元首府??) イタリアの美術館は例に漏れず撮影禁止なのですが、撮影できる所だけ・・・ これは、共和国当時元首などのエライ人達だけが通れたという「黄金の・・・」階段だっけな(^^; 天井に素晴らしい彫刻がなされており、さすがに威厳を感じます。 ここより先は、撮影禁止。中には執務室や応接間などが並んでいました。一番面白かったのが裁判所。裁判官は10人ほどで裁くようですが、裁判官の入り口は隠し扉になっており、一般の出入り口からは裁判官は出入りしなかったようです。罪人から裁判官を守るためか、裁判官に不正な干渉がないようにするためか・・・ こちら先日紹介の「ため息橋」内部。本当にジメジメして薄暗い所でした。ここを通って罪人は裁かれていたようです。ただ実際には冬が寒く牢屋の中で亡くなる罪人が多かったようですね。 ちなみに、美術品がなければ撮影はOKです。やっぱり、フラッシュなどの光に弱いんでしょうね~。 美術館を飛び出し、直結のサンマルコ広場へ。ここには先程の美術館以外にも、サンマルコ寺院、大鐘楼とこの時計台があります。ベネチアは海に近く、常に地盤沈下の危機にさらされており、この時計台も9年?程ずっと補修されていたようです。この5月に晴れて9年振りにお披露目になったということで、みんな写真撮影バシバシでした(^^; ちなみに、ご存知の方もおられると思いますが、この広場は完全に街中なのですが、条件が揃う(大潮、気圧の変化、そして、アドリア海を南から吹く風「シロッコ」)と完全に水没(50cm程?)するそうです(;^^A あおのが見ていたときは、本当に一部分が濡れているだけでした。残念。 同じ広場にある大鐘楼。ここに登ると(6ユーロ)、ベネチアが一望!かなり良い感じです。 ちなみに、下に見えるのが先程の美術館です。 この写真はサンマルコ広場。これが水没するから恐ろしい・・・(;^^A 水の都ですね~。 一通り観光も終わり、晩御飯は適当に入ったレストランで食事しました。英語のメニューで頼み、カルボナーラ、サーモンのフィットチーネ、マッシュルームのマルゲリータ等を。写真撮り忘れていたね~。 ちなみに、イタリアでは、「レストランテ」がちょっと高級レストラン、「トラットリア」がいわゆるレストラン(ファミレス?)らしいです。最近は違いが余りなくなってきているようですけどね。そこで「レストランテ」に入り、若干落ち着いた感じではあったので期待していましたが、もう一歩。まあ、まずまずかなとは思いましたが、意外に大味な感じでした。このレストランがダメだったのかな~。 で、ここでのレストランの印象を最後まで引きずることになります。それで、掲示板に書いた「日本のイタリアンは平均点が高い」発言に繋がるんです。全部が美味しくないとは言わないけど、日本の方が繊細に料理しているんじゃないかな~・・・と。まあ、イタリアではイタリアンがもちろん家庭料理なので、かーちゃんの味と思えばこんなものかな。 この広場の周りはお土産売り場&ブランドショップで一杯でして、ウインドウショッピング後広場にて集合時間までカフェを。このカフェは共和国時代(ナポレオン時代!?)からあるという噂のカフェでして、軽やかな演奏が流れています・・・う~ん、イタリアーナな感じ♪ ・・・え、レシートを見たら「music:11ユーロ」になっている・・・ひどい(T-T) PS 少し時間軸はテレコになっているのですが、ベネチアンガラスの工房を見学しました。ベネチアはガラス細工で有名です。色んな鉱物を混ぜ色を出しているようですが、普段は藤色で光に当たると青く見えるという色が良い感じでした。思わず買ってしまった・・・安いのでも5000円はします・・・一生の家宝だな(;^^A いかん、飛ばしすぎました。この調子で行くと、何のサイトかわからなくなるぞ(;^^A

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