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テーマ:水系ペットのお話(2827)
カテゴリ:タンクメイトの話
以前ご紹介しました孤独なランプアイ君です。同時期に30匹導入したのに29匹は成長盛りのヤツの栄養になってしまい、ただ1匹だけ生き延びて来た彼なのです。たった1匹で仲間はいませんが今日も元気に餌を食べ、泳いでいます。彼は、我が家にやって来た当初と比べてずいぶんと容姿も変わっているのです。 導入当初10匹まとめで安売りされていました。当然サイズはSサイズ。小さくシンプルな身体に青く光る大きな目が綺麗で購入しました。体型はまさにメダカ。目の青いメダカです。現在は基本的体型はさほど変わりませんが、全長はだいぶ長くなりました。そして、ショップで売られているものと大きく違ってきたのはヒレの長さと形です。写真で見る以上に実際に泳いでいる姿はロングフィンなイメージです。知人宅でも同時期に導入したランプアイが育っていますが、やはり導入時に比べてかなりヒレが長くなっています。そのヒレの形状も2種類に分類でき、おそらく雌雄を現しているのだ思います。確か、小学校でメダカの雌雄の見分け方をヒレの形状で識別したように覚えていますが、おそらく同じ事ですよね。それに因れば我が家のランプアイは雄だと思われます。 テトラに比べると食は細くあまり太りません(テトラはすぐ太りますが)。でも29匹がやられた後も一度も危険な目に遭わずに今日まで過ごしているようで、かなり慎重派です。先日のテトラ達の様にビー君のおこぼれを貰いに近くに行ったり、ビー君用の沈降性タブレットを突いたりもしません。あくまでも水面近くの餌を食べます。このように慎重派ですからなかなかジッとしていくれませんので写真が撮りにくい魚なのです。この写真もこれでも何度も撮りなおしてやっと撮った写真なのです。 でもテトラと同じように群を作って行動する魚のようです。ですから私は今までに何度も追加導入しようと考えました。しかし、導入して群を作ったが為に彼がやられてしまう様な事が起きたらどうしようかと思い、追加導入を思いとどまってきました。たった1匹で仲間もいなくて寂しいだろうとは思いますが、ただ1匹生き残った彼を失いたくない為に孤独に耐えてもらっているのです。それともこのままでは孤独がストレスになり早死にしてしまうのでしょうか?私には判断しかねるのです。 水槽が広くなりテトラの群は増えたのに、今日も1匹長いヒレを優雅になびかせて孤独に泳ぐ孤高のブルーアイ、アフリカンランプアイの話でした。 ではまた^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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