カテゴリ:三椏王国:第三王子
これは1歳3ヶ月の三男と、三椏ジュンの 壮絶なる戦いの記録である。 6月某日。 花の都大東京(今、唄った人いるでしょ)に住む友人から、 里帰りするという報告が入った。 久しぶりに2人で夜の繁華街に繰り出そうと盛り上がったが、 わたしは肝心な事を忘れていた。 それはもうすぐ1歳4ヶ月になる三男。 彼はいまだ母乳を飲む。 眠る前、そして夜泣き時。 そんな状態の三男を置いて出る=配偶者、育児ノイローゼ このような図式が頭を駆け巡った。 いかん、このままでは。 と、いうわけで断乳を開始したのだ。 友の為に、そして何より自分の為に…。 ★断乳1日目 朝の母乳が最後で、断乳開始。 三男の入浴は長男と次男が担当。 夜はすんなり寝たものの、夜中3時ごろに起きて 乳をせがんだが、抱いてあやして菓子を与えて、 とどめに茶を飲ませたら寝た。 しかし、朝までに何度も起きる。 だが泣いて困る事もなかった。 ★断乳2日目 朝起きて、すぐにご飯を食べさせた。 日中は普通に過ごした。 たまに『おっち…』(乳の事)とメソメソしてたが、 『ないよ。』と言うと、あらそう…みたいな感じで、 遊びに興じる。 三男の乳離れに反比例して、 私の乳は腫れ上がり、推定Fカップになる。 ま~、これが痛いのなんの。 三男が眠い時やぐずった時の抱っこは、 今までの悪行の罰ではなかろうかと思うぐらい、 苦痛であった。 この日も夜は9時ぐらいに寝て、 夜中に目が覚めると乳をせがんだが、すぐ諦めて寝た。 ★断乳3日目 毎年恒例、子ども会のボーリングがあった。 推定Fカップのまま参戦するも、誰にも何も言われず。 (ということはFではないのか?) 三男はご機嫌で、愛想を振りまき、 尋常じゃないほどの食欲を見せる。 私は乳が痛いわ、なんでか歯が痛いわで、 ごっさ(銀魂の影響)弱っている。 ★断乳4日目 夜中の3時頃、三男起床。 おおいに遊びまくる。 新種の嫌がらせであろうか。 この日の夜、三男が寝た後に乳を搾ったが、 (そうしろと何かに書いてた。) 片方がでかいまま、力尽きて寝てしまった。 三男の口から『おっち』という言葉が 発せられる事はなくなった。 その代わり、私の事を 『わんわん』と、言い出した。何でや。 ★断乳5日目 三男またしても夜中3時頃起床。 『寝かしてくれ!!』と哀願するが、 三男の耳に念仏。 寝転がる私の体を力いっぱい押して、 起こそうとする。 ほんで6時ぐらいに気付いたら死んだように寝てた。 この…このハゲ野郎め…。 この日より一緒に風呂に入ったのだが、 目の前の乳には目もくれず、 三男は己のちんちんをいじりまくっていた。 さて…これで大手を振って夜の繁華街へと 我が身を投じる事が出来るが、 その前に歯医者に行かなければ。 何で神経抜いた歯が痛いんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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