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テーマ:おすすめ映画(4068)
カテゴリ:晴れ映画です。
監督 ケイ・ポラック Cast ミカエル・ニュクビスト、フリーダ・ハルグレン、ヘレン・ヒョホルムほか 天才指揮者のダニエルは上演中の舞台で倒れてしまう。 8年先まで埋まったスケジュールを全てキャンセルし現役を退いた彼は、 子供の頃に暮らしていた村で静養することにした。 そこで彼は教会で歌の練習をしている聖歌隊と知り合って… 映画というよりもドキュメンタリーを見ているような錯覚になる。 ハンディ撮りしてるのも大きいだろうけれど、 出演者の演技によるところも多いと思う。 所々大げさな芝居をする人もいたけれど、 不自然な動きが少なくて、ホントドキュメントに見えた。 良い、良い、良い。 こういう類の映画を見るたびに思うけれど、 ヒーローがヒーローになるには、 必ず悪役が必要で、 その悪役を宛がわれた人は悲惨だなって。 観ている人はヒーローを中心に見る。 だからヒーローが信頼を集めていく様子を見て、 心が温まっていく。それは当然の流れだ。 対して悪役は信頼を奪われ、人が離れていき、 最終的に一人ぼっちになってしまう。 信頼失うようなことをしたから当然だと観る人は思う。 でもさ、もしもだよ、 ある人がやってきたことで、 周りの人が自分からどんどん離れていったとしたら、 悪役のようになってしまうことがないとは言い切れないよね。 ヒーローが来たからだと思ってしまうかもしれない。 自分はそんなに強い人間じゃないから… 嫉妬はどんな人間でも持っている感情だと思うから… まあ今のところそんな経験ないけどね そんなことを考えてしまう作品です。 (文庫版) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.21 20:45:38
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