ただ今、サンポ中です。

2007/03/24(土)18:07

『小説家を見つけたら』

晴れ映画です。(92)

監督 ガス・ヴァン・サント Cast ショーン・コネリー、F・マーレイ・エイブラハム、アンナ・パキンほか ブロンクスで母親と暮らす16歳の少年ジャマール。 バスケットボールの才能に加え、文学においても才能を持ち合わせていた。 ある日、彼は仲間にそそのかさえて謎の老人の部屋に忍び込み、鞄を置き忘れてしまう。 中には彼が仲間には秘密で書き溜めた創作ノートが入っていた。 後日鞄を取りに老人の部屋を訪れると、 ノートには赤字で老人の批評がびっしりと書かれていて……。 ステキな作品だと思う。 最後が悲しいけれど、見た後にスッキリとした気持ちになる。 人と人との交流を題材にした作品は、 基本的に好きだ。 だから、この作品も甘い目で見てしまうのね。 ショーン・コネリーはさすがの貫禄ね。 出てくるだけで、立ってるだけで存在感ありあり。 ジャマール役のF・マーレイ・エイブラハムも瑞々しくて良かった。 展開としては、どこかで見たようなものだったりするけど、 それもご愛嬌というか、 こういう類の作品に幅を求めては駄目というか、 まあ、まあ、まあ、ね。 ここで主人公がピンチに立ち、ここで大どんでん返しがある。 みたいな定番は見事に外してないのだから、 そこはちゃんと評価。 作品を観て、じんわり心が温まればいいのさ。 ステキな作品だったよ。

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