2007/05/27(日)00:51
『ブロークン・フラワーズ』
監督 ジム・ジャームッシュ
Cast ビル・マーレイ、ジェフリー・ライト、シャロン・ストーンほか
プレイボーイとして人生を謳歌していた中年ドン・ジョンストンの元に、
「あなたの息子がもうすぐ19歳になります」とタイプ打ちされた匿名の手紙が届いた。
ドンは隣人に唆され、手紙の主を探す旅に出た…
本来なら自分の好みの作品だ。
でも、そこまで好きになれない。
手紙を機に、
主人公がひたすら過去関係のあった女性に会いに行く。
ただそれだけの話。
いかにもカンヌが好みそうな、
すっきりしない作品。
最後にすれ違った彼がもしかして?
と思わされるが、
それが正解とは限らない。
見る人の判断によるのだろう。
それがね、好きになれない原因なんだと思うのね。
時間にすごくゆとりがある時に見たら、
きっと作品の世界に浸れたのだと思う。
でも、
無い時間を削って見ると腹が立ってくる。
2時間何だったんだろう…
と思わされる。
すっきりを解消させるために想像する余裕がある時に見ないと、
次にやらなければならないことの邪魔になる。
そんな映画だ。