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読。書。考。─トントロ日記

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トントロ2004

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2005/06/22
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なんだこりゃ、チェーンレターみたいなもんか?こういう遊びは好きですけども。
ミュージカル・バトンについてはこちら。

今から十ン年前のこと、僕は中学校で地元を離れ、知らない街での寮生活に身を投じることになったんですが、やっとその(軍隊調の)生活に慣れたころ、小学校のときの同級生から1枚のはがきが届きました。
はがきをくれた男は仲の良い友達でしたが、彼には他に友達がいず、しかしなぜか僕とだけは妙に気が合うという間柄でした。「ボキはF1レーサーになるっ!」が口癖の、勉強もスポーツも並以下のナイスガイでした。

文面は確か、『ギネス記録更新を狙っています。これと同じ文面のはがきを10人に送ってください。あなたのところで途切れてしまうと378万6729人の努力が無駄になります!』みたいな感じでした。

そのころの僕は超反抗期で、世の中の全てのものが信じられねえ、俺は俺のこの拳しか信用しねえぜ!などと聞いたふうなことを言いながら『ガクラン八年組』の世界にあこがれる、陽気で愉快な暴力少年だったので、彼からのチェーンレターは光よりも速く破り捨て、「死ね馬鹿」などと書いた友情あふれる返事を出したことを覚えています。自由だったなあ、あのころは・・・(´ー`)y-~~

でもこれはやや趣が違いますね。送ってくれたのは水尾ツモロヲさん。

「プロテクトX」というブログの管理人さんです。憂国&癒し系ブログと認識しております。
で、彼のバトンを読んでみると結構面白い。

ははあん、なるほどね。
ブログってのはいわゆる匿名性の高いメディアであるにもかかわらず、管理人さんの思想とか内面とかは割りとはっきり出てしまう。でも管理人さんの人となりって奴がいまいち見えてこない。

やっぱ興味あるもんね。性別さえウソをつくことが出来るインターネットなのに、というかだからこそ本当のことが知りたくなるんだな。
よし、やってみるか。でもなあ・・・いや、あとでゆっくり言い訳しよう。

◆質問1:Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) ◆

回答:0バイト。ナローバンドだから。一曲落とすのに「残り45分」とか平気で言われるから。あとCDドライブ、3年間くらい壊れっぱなしだから。
ナローバンドは別に金をケチってるわけではないよ。光収容ってやつ。だいたいなNTT西日本よ、ヒトが頼んだわけじゃないのに手前で勝手に光ケーブルだらけにしやがって一体どういう料簡だ(#゚Д゚)凸。結局ナローのほうが金かかるっつうの!!


◆質問2:Song playing right now (今聞いている曲) ◆

回答:『悲しき雨音』(Cascades)、ではなくて本当に外は夕立のような激しい雨が降っています。音楽聴きながら、っていうのは不得意ですね。音楽のほうに引き込まれてしまう。よくドトールとかスタバみたいな喫茶店で、なにやら難しそうな書類広げて仕事かなんかしてるヒトいるでしょう。僕はあれ無理。テーブルは狭いしBGMはうるさいし隣の客はきっともっとうるさいし。

回答に挙げた曲、歌詞が良いですよ。

Listen to the rythmn of the falling rain
telling me just what a fool I've been.

I wish that it would go and let me cry,in vain
let me be alone again.


曲にあわせて口ずさめば、早口言葉の練習にもなって吉。子供のときは雨だとなんか訳も無くウキウキしたもんですが、どういうわけか大人になると憂鬱になります。涙の象徴になったり。濡れて困る服なんか着なきゃいいのにね。


◆質問3:The last CD I bought (最後に買ったCD) ◆

回答:『スロ音。VOL.1』。解説はしません。というかですね、僕は最近のヒットナンバーと言う奴には全く興味が無いし、70年代までのしか聞かないし、好きなのはもうほとんど持ってるし、というわけでかれこれ何年もCDなんか買ってなかったわけです。

もうね、歌のテーマなんか出尽くしてるんですよきっと。ダウンタウンが好きだから「ヘイヘイヘイ」は見るけど歌のところは全部早送り。あ、テレビは録画してからみます。それでもたまに聞いてしまうことがあるけど、一体なんだあのヘナヘナ歌詞は!どいつもこいつも恋愛恋愛また恋愛。お前は最近の小説か!そうでなきゃ、「あきらめないでがんばって♪」ってか?黙れ。大きなお世話だこの野郎。でもなんか今「憂国ロック」みたいなジャンルがあるらしいね。白夜書房の末井氏の日記にでてくる「銀杏ボーイズ」(だったか?)とかそうらしい。ちがったらスミマセン。


◆質問4:Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲) ◆

1.Watching the wheels --- John Lennon

何年かぶりに音楽シーンに復帰したときの歌。「うるせえよ、もうほっといてくれ」と言ってるんですが、復帰してから殺されるまでの歌で、トントロ的無責任評価では唯一この曲だけ良い。あとはヨーコネタでアルバムを無理やり埋めたっていう印象です。
ビートルズ後期、多くの評論家は「ジョンはヨーコと出会って作曲の才能を失った」などと言っており、中学生の頃そういう過去の記事を読むと「日本人だからって悪口言ってやがる」なんて思ってましたが、当ってる気がします。評判のよい「Starting over」や「Woman」も、叙情的に過ぎるし、彼の持ち味たる意外性とか特殊性とか、およそジョン的なものが全てきれいに取り除かれている感じがして嫌いです。牙を無くしてしまったんですな。

When I tell them that I'm doing fine watching shadows on the wall,
don't you miss the big time ,boy you're no longer on the ball.

I'm just sitting here waching the wheels go round and round.
I really love to wacht them roll.
No longer riding on the merry-go-round.
I just had to let it go.


ビートルズのことを「好きでやってたわけじゃねえんだ」って言ってしまいました。そういうところが僕がジョンを好きなとこ。

2.Maggy May --- Rod stwart

タイトルあってるかな。手元に無いので記憶を頼りに・・・
この曲、というか歌詞がすごいのはマギーという女の描き方なんですね。
ふつう恋愛がテーマの曲に出てくる女ってのは、かわいくて魅力的な何かを持っていて、誰が聞いても恋の対象になるようなのばかりでしょ。

マギーは違う。
高校生の少年(たぶん家出中)と年増女=マギーの恋愛物語なんですが、とにかくこのマギーってのが醜いんですね。

The morning sun,when it gets in your face,really shows your age.
とか、
All you did was reck my bed,and in the morning kick me in the head.
とかね。

でも主人公の少年はマギーへの思慕を止められない。

強いはずの男の弱さと、美しいはずの女の醜さを描いた歌詞にしびれました。それ以来時流に乗っただけの恋愛モノ(歌やドラマや小説)には一切興味を持たなくなりました。恋愛はリアルにするものだ。

3.シェイクのフランケンのビッグ中。

解説無用。 I'm a Franken but a slotter マジで~ watch out!・・・でもこいつのおかげでしばらくの間勉強に集中できた(謎)。

4.In the getto --- Elvis Presly

これも早口言葉の練習にいい。ゲットーの少年の生活を描いた偽善的な歌詞が素敵。満足に食べさせられないのを分かっているのに、新しい子供が生まれ、その子の運命を嘆いて泣く母親、少年になった彼が路上で頓死し、泣く母親、別の場所でまた子供が生まれ、また泣く母親・・・これがゲットーの現実だと歌う。

People don't you understand.
The child needs a helping hand.
He'll grow to be an angry youngman someday.
Take a look at you and me.
Are we too blind to see?
Do we simply turn our head,and look the other way...


でもそのエルビスは、過食症、しかもパンにジャムをたっぷりつけたものの食べすぎで死ぬんだから世話ねえぜ、まったく。
などと思わず毒づいてしまうけれど、物語性のある歌詞はすごくいい。全ての時制が現在形で書かれてるのも、「今、そこにある」感が出ててうまい。聞くんじゃなくて、「読む」曲だと思います。

5.生聞59分! --- 憂歌団

ライブアルバムですが。自由自在のギターと、立場をわきまえたドラムス&ベース、それに言わずと知れた「天使のだみ声」。いいっすね。どの曲が好き、ってのはないんですけどね。
「おそうじおばちゃん」という曲が女権団体から女性蔑視だとの指摘を受けて放送禁止になり、そういう労働者おばちゃんに精一杯の愛情を込めたはずの木村は、理解されないことに絶望して一時歌を止めてしまいます。で、復活したと思ったら、そんなフェミ婆に向けた新曲「お政治おばちゃん」・・・!!
いいね、憂歌団。


◆質問5:Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) ◆

冒頭に書いた言い訳ってこれなんですよ。
送る相手がいないんです。寂しくないよ、うん。寂しくない。

よく考えたら言い訳のしようなんてありゃしない。

というわけで。

でも他の人はちゃんとやってくれてるだろうから、ここで途切れるなんてことは金輪際起きようがないしね。なんかこれ「俺ひとり投票に行かなくたって世の中何にもかわりゃしねえっての!」に似ている感じがするけど、まあいい。


やってみたら結構面白かった。
はじめた人は誰か知りませんけど、次は小説版をよろしく。





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Last updated  2005/06/23 02:03:31 AM
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