ブレインデッドのおきらくごくらく日記

初めて見た。これが思いのほか出来が良いので感心。
但し今回の話は鉄人の出番はほとんどなしだった。出なくても話として成立してるのでロボットアニメとしての評価ではないな。

話はよくある鬼子母神の話でした。知ってますよね？わが子かわいさに他の人間を犠牲にしていたのだが改心するというやつです。
軍医だった医者（鬼子母神）が南方の戦場で病気のために部隊が全滅してしまい、自分自身も発病しているが、病状の進行が遅いため生き残る。戦後、わが子もまで発病し、治癒の方法を見つけるために村の住民を検体とするという話なのだ。細かいツッコミは、子供の母親にまったくふれられていないことなどキリがありませんがマンガの雰囲気を残しているしキャラクターも丁寧な作画で好感が持てました。
ちなみに鉄人の出番は火事になった家屋から正太郎を救い出すところのみ。

オープニングだけでも見てもらえばこの作品の質の高さが感じられるでしょう。主題歌は昔のまんま。たぶん聞いたことがないけどエンディングもそうでしょう。今風に妙にアレンジしてないところもグッドです。

今回のアニメは時代設定も原作通りなのではないかな。パトカーのデザインも古臭いし。むかしながらの鉄人のデザインが一番しっくり来るのは現代の町並みではないことを再認識した。
１０年くらい前にアニメ化したときはデザインがリニューアルされていたけど違和感があったなぁ。鉄人が飛んでいるシーンで地上に映る影が高度によって大小変わったのには笑ってしまったのおぼえてる。太陽光なのでそんなことは起こらないぞ。

「ガンツ」も中途半端なところで終わるし過激描写もいっさいなくフラストレーションたまりまくりだったので、鉄人を毎週録画してみることにするのだ。