ブレインデッドのおきらくごくらく日記

最も危険な遊戯（1978）　対立する２大企業の抗争にまきこまれる話。
殺人遊戯（1978）　抗争中のヤクザの両方の組長から、対立する組長の暗殺を依頼される話。
処刑遊戯（1979）　往き吊りの女の命と引き替えに1人の殺し屋を殺すという依頼を強要される話。

「殺人遊戯」の劇中で「人間の証明」（1977）を観にいかなきゃという楽屋落ちのくすぐりがちょっと笑えた。基本的には一匹狼の鳴海が阿藤海扮する弟分と飲み屋の付けをターゲットの自宅や会社の前で古紙回収業の車のようにアナウンスしながら集めるのが笑えた。これを本当にやるとつかまるから誰もやらないんだろうな。

続けて観たのでどれも同じ印象を受けたし、正直あんまり面白くなかった。この３本の中で選ぶなら「殺人遊戯」を薦めるが、松田優作ファンなら観てねってとこです。ハードボイルドとコミカルの融合としては「探偵物語」（1979テレビ放送）の方が好きだな。ちなみに角川の「探偵物語」は1983年です。