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紫燕飛舞

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December 17, 2004
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カテゴリ:music
久しぶりに読んだ小説、宮本輝の「錦秋」という作品に、この曲がテーマのように、よく出てきます。
40,41くらいなら知ってましたが、これはまだ聴いた事がなく、とうとう手に入れてしまいました。

十六分音符の奇跡のような名品、と本には出てきますが、確かに壮麗な感じ。
主人公は、モーツアルトしかかけないという喫茶店に入り浸ってるんですが、そこのマスターとこんな会話をするんです。
「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない。そんな宇宙の不思議なからくりを、モーツアルトの音楽は奏でている。」
???・・・
喜びと哀しみの共存を、ことばを使わず、妙なる調べで表現しえたというのが、モーツアルトの奇跡だったということのようですが、
「死後を表現した音楽」とは、私には聴こえなかったかも。

小説自体は、渡辺淳一など、男性作家の描くタイプの女性像、上品でつつましく、かつ芯が強い(ありえない感じの)主人公に、今ひとつ感情移入できなかったんですが、おかげで、モーツアルトの交響曲、なんてものを聴いてみる機会にはなりました。

個人的には、やはり40番が好き。何か本当に悲しいときは、とても聴けないんじゃないか、という位切ない音楽ですね。
それにしても、39,40,41と、有名な三つの交響曲を、たった一ヵ月半で、全部作曲してるらしい。モーツアルトさん!当時すでに生活に追われ始めていたとはいえ、三十そこそこの青年ができることでしょうか。
やはり、神様に憑依されていたとしか思えない気がします。

死ぬという事は、もう、モーツアルトを聴けなくなる事だ、と言ったのは、確かアインシュタインでしたっけ。
体調を崩し、いろいろ考えることもあった今年、
まだ、聴いてない曲いっぱいあるのにな...と思った。
これからはもう少し、貪欲に、クラシック音楽も、楽しんで行きたいと思いました。

散る寸前の、庭の薔薇。

syarifa

しっかし、大掃除しようと雑誌、本の整理を始めると、そのまま一冊読み上げてしまった(^^;)
こどもが、試験前になるとガタガタと部屋の掃除を始めるのの、逆パターンです。。。







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最終更新日  December 17, 2004 11:09:41 AM
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