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テーマ:好きなクラシック(2412)
カテゴリ:music
久しぶりに読んだ小説、宮本輝の「錦秋」という作品に、この曲がテーマのように、よく出てきます。
40,41くらいなら知ってましたが、これはまだ聴いた事がなく、とうとう手に入れてしまいました。 十六分音符の奇跡のような名品、と本には出てきますが、確かに壮麗な感じ。 主人公は、モーツアルトしかかけないという喫茶店に入り浸ってるんですが、そこのマスターとこんな会話をするんです。 「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない。そんな宇宙の不思議なからくりを、モーツアルトの音楽は奏でている。」 ???・・・ 喜びと哀しみの共存を、ことばを使わず、妙なる調べで表現しえたというのが、モーツアルトの奇跡だったということのようですが、 「死後を表現した音楽」とは、私には聴こえなかったかも。 小説自体は、渡辺淳一など、男性作家の描くタイプの女性像、上品でつつましく、かつ芯が強い(ありえない感じの)主人公に、今ひとつ感情移入できなかったんですが、おかげで、モーツアルトの交響曲、なんてものを聴いてみる機会にはなりました。 個人的には、やはり40番が好き。何か本当に悲しいときは、とても聴けないんじゃないか、という位切ない音楽ですね。 それにしても、39,40,41と、有名な三つの交響曲を、たった一ヵ月半で、全部作曲してるらしい。モーツアルトさん!当時すでに生活に追われ始めていたとはいえ、三十そこそこの青年ができることでしょうか。 やはり、神様に憑依されていたとしか思えない気がします。 死ぬという事は、もう、モーツアルトを聴けなくなる事だ、と言ったのは、確かアインシュタインでしたっけ。 体調を崩し、いろいろ考えることもあった今年、 まだ、聴いてない曲いっぱいあるのにな...と思った。 これからはもう少し、貪欲に、クラシック音楽も、楽しんで行きたいと思いました。 散る寸前の、庭の薔薇。 しっかし、大掃除しようと雑誌、本の整理を始めると、そのまま一冊読み上げてしまった(^^;) こどもが、試験前になるとガタガタと部屋の掃除を始めるのの、逆パターンです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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