2011/02/16(水)01:00
図書館で借りた本:若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか
今日、最寄の図書館で借りた本は読み物として、それなりに面白かった、
『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』(著者:渡邉正裕)
東洋経済新報社 (2007/2/23)
という本である。
内容は、タイトルと異なり、
大学生や転職志望者が、大企業のカラー(社風)で就職先を選択するのに
参考となりそうな、企業風土のグループ分け
をインサイドで取材して、独断で表現した本である。
中小企業やブラック企業、専門性に特化した企業は原則、出てこない。新聞やTVでCMを多く流す大企業中心である。
タイトルのつけ方は、著者が記者(日経)出身らしい「あざとさ」を感じる。
日経時代に、当初の意気込みと違い、大スポンサーの提灯記事を多く書かされた体験が
この本を書いた背景とも思える。
著者の専門業種である新聞と大マスコミ(テレビ局など)の記述はホントらしいが、
技術系企業の記述はハテナ?と思わせる。
なので、その辺を注意して読むと面白いが、わざわざ購入の必要ない。
図書館か中古本で十分である。
なお、図書館で蔵書などをチェックするには、
カーリル
というサイトが便利です。