2019/11/22(金)18:53
映画「犬と私の10の約束」・・・感動した!
☆泣きたくないと必死にこらえても・・・自然と涙が出てしまった★ The dog and 10 of mine promises 先日、この3月15日から一般公開となった映画「犬と私の10の約束」を観に行きました。その日は、公開から2日目の16日の日曜日だったせいか、7つの映画館のあるシネコンでは、その入場券売り場でも学生や家族連れやカップルでごったがえしていました。私がこの映画を観ようと思ったのは、その題名である「犬と私の10の約束」に何となく惹かれたためであり、この映画に関する予備知識も何もなかったわけですが、強いてその理由をあげるなら、「犬」や「約束」の文字が妙に気になったということでしょうか。スクリーン3の鑑賞室に入り指定席を目指すと、既に満員状態で特に女性や子供の姿が多く、人並みをかき分けてどうにか席に着席できました。
私は、この映画で最初のうちは展開されるストーリィを冷静に観ていたわけですが・・後半になると、日頃は決して涙なんか出さないはずのREALISTなのに・・自然と涙が出てしまい止まらなくて歯がゆい気持ちでハンカチを取り出してしまいました。両隣の女性や他の周囲のあちこちからも鼻をすする音や涙を拭く人が多かったので、自分だけじゃないんだと少し安心はしましたが、他の人に自分が泣いているのを見られたくないなとは思いました。
僕は、この世にはもう存在しないけど、子供の頃からお世話になった犬や猫たちのことを思い出すことがよくあります。彼らの僕を見る素直な目は、とても綺麗でした。学校から帰ると犬はしっぽを振ってうれしそうにお迎えに来たり、猫もトコトコと玄関まで小走りに迎えてくれました。犬は毎朝、毎晩、散歩に連れて行きましたが、その仕草や嬉しそうな表情、困った表情、人間の言葉を理解しようと頭を傾げる様子などとても印象的に記憶に残っています。もっと、可愛がってあげたら良かったと悔やむこともありますが、彼らに落ち込んだ時などに精神的に救われたこともあり、お世話になったことに心から感謝しています。
斉藤あかり(田中麗奈)と愛犬ソックス
★☆『『犬と私の10の約束』の予告編 』★☆
☆ 物語の内容 ★
90年代に話題となった作者不詳の短編詩である「犬の10戒」がインターネットで発表されると、犬を飼う多くの人の共感を呼び、世界中に広まり静かなブームとなっているそうです。この映画は、この詩をヒントに、少女と犬のかけがえのない10年間を描いた感動の作品として映画化されたものです。
14歳の斉藤あかり(子供時代・福田麻由子)は、病院に勤める父(豊川悦司)と優しい母(高島礼子)の愛情に包まれて暮らしていましたが、ある日、母親が病気で入院してしまい、父親は仕事で忙しく寂しいあかりの元に一匹の子犬が迷い込んできます。犬嫌いの父親を説得、あかりは子犬を飼うことになり、片足の前足が白いソックス履いた様に見えることから「ソックス」と名づけます。母親は、あかりに犬を飼う時は、「10の約束」をしなくてはいけないと教えます。あかりは、ソックスを家族同然に可愛がり、時に寂しさを癒してもらうこともありましたが、大人になるにつれ、仕事や恋人(加瀬亮)との交際もあり、犬を飼っていることで不自由を感じるようになります・・・・・・・
☆★「犬と私の10の約束」公式サイト☆★
町のリバーサイドの公園にある巨大な犬の像
犬と私の10の約束 (角川つばさ文庫) [ サイトウ アカリ ]楽天で購入
☆ その「10の約束」とは・・・ ★
・・・次のことだそうなので、ご紹介します。
1. 私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
3. 私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
4. 言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)
<原作本です>
犬と私の10の約束 [ 川口 晴 ]楽天で購入
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