2019/12/06(金)19:03
維新百年記念公園をブラブラ散歩
★☆ 明治維新発祥の地「山口」の県庁所在地にある都市公園 ★☆
The Meiji Restoration (明治維新 Meiji Ishin?) Memorial park
~ 国体の主会場として開発された記念公園 ~
山口県では、10月1日から11日にかけて、『2011、おいでませ!山口国体(第66回国民体育大会)』が開催され、その開会式、閉会式、陸上競技のメイン会場として、県庁所在地の山口市にある『維新百年記念公園』内施設の陸上競技場が使用されました。REALISTは、その開催直前で準備段階の『維新百年記念公園』内をブラブラ散歩しました。お天気の良い初秋の平日の早朝だったこともあり、施設工事作業員、警備員ばかりで一般人の姿はほとんど見かけませんでした。
これは、公園内にある総合案内板です。この公園の外周は、約6~7kmあり、早目のウォーキングでも1時間以上はかかります。『維新百年記念公園』は、1973年(昭和48年)に開園され、陸上競技場、ラグビー兼サッカー場、山口県スポーツ文化センター、山口県児童センター、山口弓道場、野外音楽堂、テニスコートなどの拠点施設がありますが、REALISTは、工事関係者の多い施設を避け、自然公園を中心に散策しました。
このころは、まだ暖かく、木々も青々としていました。カラーペイントされた壁の奥には、9面以上のテニスコートがあります。土日ともなれば、中高生、若者、テニス愛好家たちがラケットを振りかざし楽しんでいる光景が多く見られます。
ここは、季節にもよりますが、白鳥や野鴨などが群れ、子供連れなどの親子が鳥たちに餌を与える情景がよく見られた場所です。この日は、白鳥が1羽しかいませんでした。
お天気も良く、空は青空、水面は波一つなく静寂そのものでした。空気が澄んでいるせいか、目の前の風景はどこも美しく見えました。
公園内にはベンチシートは付き物ですが、ここにもありました。このシートには、長い年月の間、いったいどれほどの恋人やカップルたちが甘い時間を過ごしたのやら・・・
この公園内で見かけたたった1羽だけの白鳥です。ここの白鳥は、県内の宇部市にある『常盤(ときわ)公園』に生息していた白鳥が連れてこられたものです。しかし、白鳥で有名だった『常盤公園』も昨年の鳥ウィルスの感染ですべて殺処分となり全滅、悲しいことに今では白鳥の姿はまったくありません。
「野外音楽堂」とある看板のはるか先に見える建物がその『ビッグシェル』施設です。たまに、交響楽団などが演奏会を開催しています。REALISTは、一度だけ演奏会に訪れたことがあります。名前の「ビッグ」のイメージと異なり、とてもコンパクトな野外音楽堂です。
噴水が毎日24時間、絶え間なく噴出しています。最近、エコや節電を徹底しているREALISTの目から見ると、「この噴水の動力は電気を使っているはずだから、訪れる人がないときはオフにするか、人を感知したときだけ作動するセンサーを導入した方がよいのではないか?」と思いました。公共施設に利用する電気代は税金を使っていますからねぇ・・
柱だけで雨風、強い日射しをしのぐ屋根のないベンチシートがありました。人気のない公園という施設を観ると・・子供や家族が遊びに行きたくなる公園、魅力ある公園、都市の中でホッとできる癒(いや)しの場・・・都市計画担当者のセンスやコンセプト次第で公園利用者が増えるのではないかと思います。
野外音楽堂付近にある別の噴水と付属施設の建物です。噴水もそうですが、公共施設の音楽堂でも、施設があれば、ただあるだけで必要な電気光熱費、そこで働く管理関係者の給与が直ちに発生します。公共施設も民間並みに利潤を生みだし、少しでも税金に頼らない、財政収支の黒字化を目指す工夫が必要でしょう。
水のないプールの中央に裸の女性二人の踊る姿の彫刻が・・・公園らしい彫刻の姿です。「その彫刻のテーマは何だろう?」と思いました。「愛?美?平和?連帯?・・?」
雨になってもぬかるみにならない、延々と続く板の敷かれた道です。板の上を歩くのは心地よくて歩きやすいとは思いますが・・・
自然の小川を再現した川の一部です。川の中の水を観ていると、確かにメダカの様な小魚がいて、トンボが飛びまわり、周囲に与える生物環境は良いようです。
ここにあるのは、山口県と友好協定を結んでいる中国の山東省から寄贈された中国様式の石橋や門のようです。
橋を渡り、門を過ぎて、石畳の道を歩くと・・そこに見えるのは黄金に輝く6人の人物像が見えました。何だろう?・・・
記念碑を読むと・・これは、「孔子とその弟子たちの像」であること、さらに、山口県と中国・山東省の友好協定締結25周年を記念して、山東省から寄贈されたものであることがわかりました。
「山口県児童センター」に付属する遊園地です。無料なので、土日ともなれば、幼児を連れた母親たち、親子連れでにぎやかです。
「希望」と題のある平凡な少年・少女の像ですが、少女のスカートが超ミニスカートであることに違和感を感じました。
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