2019/12/04(水)17:01
最近、読む月刊誌 『 山と渓谷 』
★☆ 山登りのための参考記事満載の登山情報誌 ★☆
The monthly magazine for mountaineers
~ どんな趣味にも学習・情報収集が必要 ~
REALISTは、インドア派からアウトドア派にすっかり転向中だが、それは、肉体や精神のバランス面の安定や健康の維持向上を考えての理由もある。それまでは、ほとんど無関心だった登山だが、自然の美しさに感動し、辛(つら)く厳しい山道で花を楽しみつつ、未知の人と出会い、やがて山頂に立った景観の素晴らしさにも出会えることに強い魅力を感じるからだ。
そんなこともあって、書店やネットで探して読む本も、プラモ・軍事関連から登山、山関係にまで拡大した。その中でも、最近のお気に入りの月刊誌と言える『 山と渓谷 』の一部をご紹介する。ただし、それでも毎月購入しているわけでなく、店頭で気に入った特集記事がある場合に限定して購入している。
11月号の表題にもあるように、特集記事は『単独行者の登山学』だった。全国の男女の単独行者から取材した写真入りの記事、計画の知恵、装備の知恵、行動の知恵、いざというときの知恵、単独行好きになる女子会・・など基礎編から応用編まで詳細な質問形式の応答記事で解説されていた。また、山登りで一番注意を要する「目からウロコの天気予報活用法」も良かった。・・・・最近では、男に限らず、単独行を実践する女性も多いのには驚かされたが、実際、登山中でも意外と女性の方が粘り強く男がたじろぐ様な所でも平気で敢行する度胸のある人がいることも感じることがある。しかし、単独行は、複数やグループよりも危険リスクが高いのは事実であり、そのためにも事前の余裕ある装備準備、目指す山の登山道・ルート・付近の駐車場などの情報収集や事前調査、詳細なマップを入手しておく必要がある。(定価1028円)
これは、8月号で、通常のボリュームの2倍程度の厚みがある。なぜなら、表題にある『日本百名山十問十答』及び『登山白書2015』の特別付録記事があるからだ。「8月11日」が2016年から国民の祝日になるそうだが、日本の国土の7割は山岳地帯であり、登山ブームもあり、この国にぴったしの祝日だと感じた。アルプスなどの高山に生息する「ニホンライチョウ」が、絶滅の危機にあるそうだ。新聞記事では、高山にまで進出した野生の猿集団が、ライチョウを襲って食べるとのことだ。ライチョウは、長い間人間から保護され襲うこともなかったので、人が近づいても恐れないらしい。特集記事のうち『登山白書』については、官公庁が発行する『防衛白書』、『犯罪白書』と同様に入山者数や遭難事故などの実態状況などの統計資料がメインとなった構成であるが、どの山のどの地点で?、男女別は?、年齢別では?、どんな原因で?、単独か?、複数か?・・・などの数値による遭難事故の実態がわかるだけでも、これは有効な資料になるだろう。(定価1200円)
平治岳(標高1643m)山頂にて
2015年9月28日(月)午後0時45分ごろ
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