2018/07/29(日)17:37
2018年1月1日現在の日本の人口実態について
★☆国内日本人は昨年比37万人減、出生数は過去最少100万人割れ★☆
The population actual state of Japan
少子高齢化の波が招いた国内人口の実態
総人口(日本人)~1億2520万9603人
総務省の発表よると、2018年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果、以下の点が判明した。
●国内の日本人の人口は、前年比37万4055人減少の1億2520万9603人で、9年連続のマイナスとなった。この減少幅は、前年を6万6千人を上回り、過去最大を更新した。
●47都道府県中、増加したのは埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、沖縄の6都県のみで、増加した東京圏には、全人口の3割が集中している。
●出生数は、過去最少の94万8396人で、前年に続き100万人割れとなった一方で昨年の死亡数は、134万774人と過去最多で、出生数が死亡数を下回る自然減は11年連続となった。
●高齢化も進み、人口に占める65歳以上の割合は、0.49ポイント増の27.66%と14歳以下(12.57%)の2倍を超えた。
●都道府県別に焦点を当てると、減少数の最多は北海道の3万4805人で、減少率の最大は秋田の1.39%、人口が増えた6都県のうち、出生数が死亡数を上回ったのは沖縄のみで、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知は転出より転入が多いことが増加した要因だった。
●三大都市圏である東京(東京、神奈川、埼玉、千葉)、名古屋(愛知、三重、岐阜、関西(大阪、京都、兵庫、奈良)の人口は、計6453万4346人、増加したのは東京圏だけで、全人口の28.31%に当たる3544万3084人が居住している。
●日本に住民登録している外国人は、249万7656人で、前年から17万4228人増加した。都道府県のうち、長崎だけは多くの外国人労働者が働いた造船作業の終了に伴って減少した。
●日本人と外国人を合わせた総人口は、1億2770万7259人で、前年に比べ19万9872人減少した。
現在の日本は少子高齢化が続いており、これをこのまま放置し常態化する限り、生産労働人口や消費人口が著しく減少し、将来の国力や国そのものの存亡にも著しい影響を及ぼすものであり、「少子高齢化対策」は国の喫緊の課題であり、その意味でも子育て支援や保育園整備、学費無償化などの子供を育てやすい急速な環境整備が求められている。
山口県岩国市「白滝山」山頂からの眺望
(出典~2018年7月12日付、山口新聞)
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