2004/05/08(土)23:31
彼らが帰って来れた理由 (追加)
今までだいたい書いてるつもりだけどまとめて。
表面の建前から裏読みへと順番をつけていこう。
1 デモをした活動家のおかげ
2 宗教者のおかげ
3 彼らの目的が評価された。川口外相もそれを理由に訴えた。
4 アメリカがファルージャで慎重になってくれたおかげ
5 3の裏面。政治的な宣伝価値として、イラクの各方面が動いた。
6 始めの予定通り(返し方の口実は変わる)
7 裏金のおかげ
8 運の良さ(彼らの気分と、、戦闘に巻き込まれなかったこと)
9 運の良さ2(もともと組織立ってないちんぴら連中だった)
私の評価では、日本政府のおかげといえるのは、3と4と5で、たぶんそれが最も大きかったと思う。5の中に2と6と8が入る。
人質は、1、2、3、6を信じているだろう。+8。(外相の訴えはなくても同じだったと思っているはず)
まあ、似たような点の裏表。
(誰がどれだけ貢献したかと言えば、すべては結果からの想像でしかない。それはすべてが平等に。
政府の基本的な態度は正しかったが、それ以上にうまかったかといえば、もともと準備不足だったろうと思う。あまり細かい想像はたいてい逆の想像もできる。)
(20億というのは、元外務政務次官の与党員の予想だそうだ。
つまりかやの外にいて、こういう経験もないけど、せめて近い経験はありそうだから想像してみた、という程度。もっと多いかもしれないし、チャーター代と残業代レベルかもしれない。 )
(9は背景のようなもので、これが今回たまたまだったのか、その時点のゲリラの多くが似たものだったのかはわからない。ゲリラになる動機に計画性があるとは思えないし。)
で、大きいと思うのは3、4、5。 (と9)
これは、成果を利用するべきなのだ。誰の計算であろうと。
彼らをあまり執着して叩くのは、その成果をつぶす。
つぶしてもいいなら、イラク情勢なんかどうでもいいということで、日本の中だけが大事なんだろう。
(国内の急ぐべき大事なことは他にありそうだと思う。だから自分ももう書きたくないけど)
(23:30追伸
「9 運の良さ2(もと~~だった)」、 及びその関連事項を追加。
これに関わるのが関連掲示板の、ようちゃん2号さん。 )