Atletico Tokyo~アトレチコ東京~

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W杯2006

2006.06.30
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カテゴリ:W杯2006

感動しまくりでした。これぞW杯。


個人的予想では点の取り合いで3-2くらいの戦いになると思ったのですが、予想以上に両チームが守備に比重を置いた戦いになりました。アルゼンチンは中盤でゆっくりボールを回すポゼッションサッカー。ドイツは深めにラインを置き、中盤の底で複数でボールを奪いカウンターを狙うサッカー。ただ、両チーム誤算があったとは思います。

ドイツは、これまで通りもっと高い位置から攻勢をかけることを狙ったはずですが、クローゼには密着マークがついて思うようにボールコントロールができない。結果前線にボールが収まらず、中盤の押し上げもゆっくりとした展開でしかできない。これまで得意とした早い縦への展開が今日はほとんど封じられっぱなしでした。このような展開で変化を与えるのがバラックやシュバインシュタイガーなのですが、両者とも今日はボールコントロールが悪く、ほとんど攻撃の形を作れません。

一方のアルゼンチンは、サビオラに代えてテベスをスタメンに起用。これはドイツのDFラインには組織よりも超人的個人技の方が吉だ、特に右サイドのフリードリヒが穴だからそこを徹底的に狙おうという意図だったんだと思います。ところがここにアルゼンチンの大誤算があったと思います。今日のフリードリヒはこれまでよりも遥かにキレていました。テベスにバイタルエリアでまともにボールを持たせない。持たせてもしっかりディレイして他のDFが来るのを待つ。リケルメも同じようにして封じられ、結果この2人がボールを持つ位置は普段より10mほど後ろになってしまいました。ボールは持っているのに、アルゼンチンはシュートをほとんど打たせてもらえません。技術はあるので、中盤からの押し上げ(特にソリン)で何回かクロスまでは行きますが、それもほとんど無駄になっていました。


こんな感じで後半に行くのですが、後半早々、アジャラがCKから渾身のヘッドでドイツゴールを突き破ります。この身長でやらかすのですから、お見事でした。

ところがこの先制点でとにかく点が必要なドイツは中盤より前の上がりが一気に激しくなります。オドンコールとボロウスキを入れて更に活性化(ちなみに、波の激しいシュバインシュタイガーの今日は、当たりはずれの「はずれ」の日だったので、この交代は素晴らしかったと思います)。アルゼンチンはボールを跳ね返してもすぐにドイツの攻撃が再開する。DFラインはもう穏やかではなかったでしょう。

1点を守りきるか、カウンターの威力を高めるか…。べゲルマン監督は前者を選びました。リケルメを下げてカンビアッソ投入。ところが想定外の出来事としてアッボンダンシエリがクローゼとの激突で腰を痛め、無念の交代。これでカードを1枚無駄にしてしまったべゲルマンは最後のカードにメッシーもアイマールも諦め、クレスポ→フリオ・クルスに使うことを決めます。前線にボールの収め所を作って時間を稼ぐ。完全に1点を守りきることにしたのです。だからクローゼの同点ゴールは、アルゼンチンがスコアを越えて完全にがけっぷちに立たされたことを意味していたと思います。

ドイツはノイビルも投入して一気に勝負を決めに行きました。ところがそれは叶わず。延長でもこの勢いならなんとかなる、そう思っていると…。


今度はバラックが痛めていた右足を悪化させるアクシデント。延長に入り、彼の動きはほとんどなくなり、ドイツは事実上10人での戦いを強いられます(それでもなんとか出て貢献しようとするバラックの姿は痛々しさと感動が同居してました)。アルゼンチンはこれまで経験したことのないシステムでも、とにかく数とスピードで戦います。ドイツは攻撃は両サイドに任せっぱなしでスピードに欠け、延長は完全にアルゼンチンペースでした。

両者死力をつくしての戦い。これぞW杯。シュートは少ないのに、点は入らないのに、ここまで目が離せない、興奮する試合は初めてだったかもしれません。


そしてPK戦。
何と、カーンがレーマンのところに来て何かささやくという歴史的和解(?)のシーンが。
「ここで止めなかったら『だからカーンじゃなきゃダメなんだ』と言われるぞ。お前それでもいいのか?」
「大丈夫。俺がついている。ドイツは絶対に負けない。頑張れ」
とでも言ったのでしょうか…。

レーマンは試合中にも神セーブを一回やっていましたが、この日はPKも全て読みが当たっていました。やはりドイツ人、末恐ろしい…。結局、W杯のPK戦で未だに負けたことの無いドイツが今回も勝ちをさらったのでした。


アルゼンチンはまさかの敗退かもしれませんが、まだまだ精神的にも若いチームです。次回の大会では一層大きくなって帰ってくるでしょう。
ドイツはもう満身創痍でバラックも準決勝が怪しそうですが、ここまで来たらもう気力の勝負です。あれだけのサポーターもついているのです。首相も皇帝もいるのです。きっとやってくれると信じてます。今日は素晴らしい試合をありがとう!!!



P.S
試合後、乱闘みたいなことがありましたが…

言われたのはエインセ、言ったのは選手じゃなくてビアホフだった模様www







Last updated  2006.07.01 03:53:04
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2006.06.29
カテゴリ:W杯2006

とりあえずまとめてベスト16の全試合のレビューを。
つーかA~H全ての組から1チームずつでベスト8(しかもウクライナ以外全部第1シード)なんて、本当に珍しく順当な大会です。


ドイツ2-0スウェーデン
2-0という結果以上に歴然たる差が付いてしまった試合。もちろんホームアドバンテージも加味されてはいますが。
勝負を分けたのは、開始早々のドイツの全体的な押し上げに対して、スウェーデンがゾーンディフェンスを敷いたことが完全に裏目に出てしまったこと。特に、クローゼの個人技の前になすすべなく失点を重ねてしまいました。10人になって走らざるを得ない状況になって活性化したのは、それまで混乱して足が止まっていた証拠では。
後半は「ミュンヘンでの最後の試合」となるバラックにとにかく1点決めさせてあげようとみんながバラックにボールを集める状態(一人でシュート9本!)。W杯の舞台でこんな罰当たり(?)なことをして、バランスが崩れて危ない場面(ラーションのPKなど)もありましたが、結局終わってみればワンサイドの圧勝でした。でも、個人的にはバラックがあそこまで闘志をむき出しにしてバイエルンに敬意を表してくれたことは涙が出そうになるくらい嬉しかったです。ありがとう、バラック。


イングランド1-0エクアドル
詳細は先日ので。ちなみに自分はイングランド代表はあまり好きじゃないですが、イングランドの応援歌は大好きです。この試合後もサポーターが「Three lions」の「Football is coming home!(フットボール、母国へ帰る!)」という言葉を叫んでいるのを聴いて、やっぱもうちょっとだけ残って欲しいと思ってしまいました。出来ればイングランドとドイツの決勝になって欲しいです(で、ドイツが勝つ、とw)。
↓three lions
http://www.youtube.com/watch?v=7H3f9oTyi8s&search=three%20lions


アルゼンチン2-1メキシコ
まさに名勝負。アルゼンチンがイマイチだったというよりも、メキシコが最後まで良く走って踏ん張ったイメージが強いです。それによりリケルメがこれまで魅せたような変化をつけられませんでした。ただ、細かいパス回しを封じられても、テベスとメッシーの個人技というどえらい武器を持っているので、余力が感じられてしまうのがアルゼンチンの怖い所。ドイツとの大決戦は楽しみですが、ドイツのDF陣があのスピードについていけるか…自分は今のところそのイメージが沸きません(@_@)
実力的にはベスト8クラスの力は充分にあるメキシコ、また次回も楽しみです。


ポルトガル1-0オランダ
ダイジェストを見たときに、見逃して最も後悔した試合。イエロー(16枚)ありレッドあり怪我人ありの大荒れだったようですが(イエロー最高タイ16枚。もうひとつは02年のドイツ-カメルーンで主審ロペス・ニエト氏、静岡エコパで自分の目の前で起こりました…)、そういう試合を決める力も実力のうちと考えれば、満身創痍ながらもポルトガルは本当に良く頑張って勝ちを手繰り寄せたと思います。次のイングランド戦はデコもコスティーニャもC・ロナウドもいませんが、マニシェとまだ大復活を遂げたルイス・フィーゴがいる。今大会は本当に恐れ入ってます、がんばれフィーゴ。
オランダは…ファンニステルローイが内紛でスタメンを外れたりもありましたが、試合後のファンバステン監督の「このチームに優勝する力は元々なかった」という発言はファンでなくても敵意を覚えました。トータルフットを否定したポゼッションサッカーの主旨はジーコと同じでしたが、中盤で泥臭く走る選手が決定的にいませんでした。いや、実際にはダーヴィッツなりセードルフなりがいるんですが、23人の選択時に監督が黒人を排除したのが響いたということ。つまり彼が「優勝する力がなかった」というのは「白ダーヴィッツが欲しかった」ということでしょうか。ちなみに今大会のスローガンは「フェアプレーと人種差別の撲滅」です。


イタリア1-0オーストラリア
前半しか見てませんでした…。とりあえず「トーニがよく外すなぁ…」という感想。オーストラリアにもいくらでもチャンスはありましたし、「延長に入ったらイタリアは負けていた」と友人から言われました。PKは…あれはないですね(苦笑)
怪我から復帰したばかりでまだスランプの王子様、トッティのスタメン復帰はあるのでしょうか。次回もリッピ監督の選択は難しいものになりそうですね。
ところで、先日引退したユベントスの元代表ペソットが、クラブの事務所の窓から飛び降り自殺未遂とのニュースが。命に別状はないですが、八百長による降格騒動で大揺れのユベントスを象徴してようが、こういう被害だけは避けて欲しいです。次の試合はペソットのためにもアズーリには頑張ってもらいたいです。


スイス0-0ウクライナ(PK0-3)
コートチェンジをしているのに120分間の大半の時間を右半分で行っていました(前後半交互に押していた試合だったので)。お互い守備的にいったわけではないのですが、それでもラインはある程度深くしていました。結果、これだけやって「オフサイド0」という、現代サッカーには非常に珍しい記録が残りました。
前半は両チーム速攻のやりあい、とにかく走ってスペースに走りこんでというサッカーで、素晴らしい内容でした。これは今大会ベストゲームもある…と思っていたら後半以降異様にペースダウンしてしまいました。つまり、中2日だったので両チームがガス欠…。シェフチェンコとフライ、大エースが両チーム構えていましたが、こういう試合では変化をつけられる中盤の選手(中村俊輔系)が必要。ところが両チームそれがいなかったことが余計にグダグダ感を助長してしまいました。
PK戦、シェフチェンコが止められた後にスイスは3本全部外すとは、スイスはもう呪われていたようでした。
今大会、スイスはそのサッカーの好感度ぶりから、個人的にかなり応援していたのでここでの敗退は本当に残念なのですが、それでも390分間無失点は立派な記録です。20歳そこそこの選手を5~6人従えて今大会に挑んだ彼らの目標は元々2年後の自国開催の欧州選手権。きっとやってくれるでしょう。ドイツと共に必ず応援します。


ブラジル3-0ガーナ
ちょっとしか見ませんでしたが、やはりブラジルは強すぎ。どこかの東洋の国が目覚めさせてしまったような…。


スペイン1-3フランス
フランスがついに目覚め、非常に内容の濃い試合となりました。スペインのコンパクトな攻撃&守備に対して、長短自在のパス回しのフランス。どっちに転んでもおかしくなかったですが、決定的チャンスを作り出す攻撃ができたかが大きな明暗を分けたと思います。フランスは「逆オフサイドトラップ(オフサイドラインにいるアンリをおとりにして別の場所から他の誰かが走りこんで抜け出す→リベリの同点弾)」と「ジダンの個人技と組織のミックス→後半の2点」の2つを持っていた一方、スペインはそこまでのものが出せませんでした。う~ん、またもスペインは妙なところで敗退。運が悪いといえば悪いのですが、こういうのを見てしまうとドイツの「14大会連続ベスト8」のすごさがわかります…。



というわけで、準々決勝は86&90FINALのドイツ-アルゼンチン、98FINALのフランス-ブラジルの再現という超贅沢カードが2つとなりました。コンディション的にも最高の試合が観られそうです!!!
イングランド-ポルトガルもEURO2004準々決勝の再現(2年前は2-2でPKポルトガル勝利)ですが、2年前同様守備的な戦いになりそうですね。これも一興。残りがイタリア-ウクライナということは、名前の上ではイタリアだけがものすごく楽なコースを歩んでいるように見えます(笑)


予想。
ドイツ、イタリア、イングランド、フランス
あ、こういうのは願望というんだww







Last updated  2006.06.29 23:32:30
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2006.06.25
カテゴリ:W杯2006

グループリーグが終了して、いよいよ決勝トーナメント。
16チームを見渡したとき、前回からは想像もできないほどの順調な顔ぶれになってしまいました。唯一波乱と言えるのはガーナくらいではないでしょうか。波乱がないことを面白くないと思うファンも中にはいますが(つーか自分がそう。笑)、それでもチーム格差の高い妙な試合が多かったのも事実(32チームになって大会の質が落ちたのはやはり事実だと思います)で、ここからが本当の意味でのW杯と言えるのかもしれません。

イングランドやアルゼンチンが消えるとか、波乱を期待して各グループ外しまくりましたが(苦笑)、GHだけは順位まで的中しました。中でもスイスがG組を1位で突破したことは嬉しかったです。「日本の理想」としてメキシコよりも合っているんじゃないかと思い、今回は欧州予選から数試合見ていましたが、予選でもフランスと同組で2試合とも引き分けた彼らに、この前の引き分けはむしろ不満だったんじゃと思うくらい。
選手は自国開催のEURO2008を見据えて完全に若手中心。あるジャーナリストが「グループ無失点」の事実だけで「守備的なチーム」とか書いてましたが、それは結果だけの話であり、若さがいい方向に出て、32チーム中最も思い切りの良い攻撃をして(どんだけ体力あるんだってくらい両サイド4人の選手が上がりまくるし精度も高い)、相手に気を抜かせない精神はすごいです(日本にはそんな攻撃性を持って欲しかったです)。ウクライナを倒したら次はイタリアになりそうですが、今の勢いならベスト4は充分にありえるんじゃないかと。


で、決勝トーナメント。昨日行われた2試合は対照的。ドイツはいつの間にか優勝を狙えるチームに変貌し、スウェーデンを15分で叩きのめしてしまいました。バックラインにはまだまだ穴がありますが、攻撃陣がいいモチベーション。バラックに意地でも点を取らせようとか色気を出さなければ、あと2,3点くらいは取れたんじゃないかと。スウェーデンはゾーンディフェンスが完全に裏目。人数はいるのに意味をなしていないのが2失点の原因だったんじゃないかと。こういう棒立ち状態は10人になって嫌でも走らざるを得ない状況になってようやく治りましたが、ラーションの自爆(PK失敗)と体力の低下で万事休す。最後まで本調子にならなかったイブラヒモヴィッチにとっては本当に悔いの残る大会だったと思います(でもまだ24歳なんだからこれから!)。
「頭だけ」と言われていたクローゼは、この4年間で足元の技術がありえないくらい向上。いつの間にか、ルーニーやシェフチェンコなどと並ぶ世界最高のストライカーの仲間入りを果たしています(ちなみにマンUに行く可能性アリ)。確か柳沢とタメくらいですが、4年間でこうにも差が出てしまうのかとため息すら出ました。ブンデスどころか欧州でもトップクラスの攻撃力を持つブレーメンに在籍して得点王を獲得。やはりFWは結果を残している選手が最も適任なんでしょうか。

アルゼンチン-メキシコは後半から観戦。アルゼンチンは圧倒的なパスのコンタクトはあるのですが、どうも何かが詰まっている感じ。決勝ゴールもちょっとヤケクソ感がありました。ユース代表から一緒にやっている選手を重視して選んでいますが、その弊害が「中盤にリケルメ以外に変化をつけられる選手がいない」ことにつながってるのでは。アイマールをどう使うのか、でなければ一人で決められるテベスとメッシーを使うのか…。どちらにしろ、ドイツ-アルゼンチンはコンディション的にも今大会最高の戦いが期待できるんじゃないかと思います。







Last updated  2006.06.25 21:10:32
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2006.06.24
カテゴリ:W杯2006

自分が言うに値するのか、何もわからないが、「きっとこの道が躍進に繋がるんだ」とこのジーコジャパンを支持して、期待し続けた自分にとってはこれしか言う言葉はないと思った。申し訳ありません、と。

日本は02年の自国大会において、個の力が弱いことを指摘され、ジーコがそれでは世界の強豪に勝てないと今のチームを始めた。4年後の結果だけを見れば、それは何一つ直されなかった。むしろ「失われた4年間」と表現されている方もいるように、退化してしまったようにすら見える。

自分はこの4年間で中村俊輔が大きく変わったと思っていた。いつの間にか「オレ様」プレイが減っていて、だから今の彼なら、と思っていた。しかし、気付いたら元に戻ってしまっていた気がする。中村の調子一つでチームの成績に重大な影響を及ぼす…以前徹底的に私が最も望ましくないと批判していた、トルシエが最も避けた事態が、4年後の本番で悪い方に起こってしまっていた。コラーを欠いて敗退したチェコとそっくりである(少なくとも自分はドイツ戦まで、今の日本はそんなチームではないと信じていたが、その時点で間違っていたことになる)。

そんなこんなでも、日本はまがりなりにも結果を出してきた、それも終盤によく。2度のコンフェデで決勝Tに行けたわけでもないが、アジアですら終盤に泣き続けた日本にとっては大きな進歩だった。また、そのような精神的なものに大切さを持つのも必要だと考える一方で、チームとして一番基本的な部分を日本は知らず知らず失っていったのかもしれない。そして、気がつけば激しくポデションチェンジを行うような考えるサッカーは、いつの間にかなくなってしまっていた。あのオーストラリア戦の悪夢の「8分間」、あれがなければ日本は決勝Tに進んでいたのかもしれない、でも、それ以前に日本が本番で何回チャンスを作ったか。「あれがなければ」では済まないほど、日本は本番で過去最悪のプレイをしたのはまぎれもない事実、そして国際舞台ではそれが全てである。
「本番でこそ彼らはやってくれる」と思っていた彼らの精神力は、あまりにもろいものでしかなかった。彼らは戦う集団になっていなかった。中田英寿の悲痛の叫びに誰も応えない、その状況を眺めて、私は何も言えなかった。今回を振り返るとき、あの「8分間」とか、某広告代理店とか、エクスキューズを出すことはいくらでもできるが、そんなことで反省を放棄していたら意味が無い。今回のチームが全ての失敗なのか、それは今後にかかっている。いつの日か、「あの2006年の失敗があったからこそ」と言う日が来なければ、本当にただのゴミになる。



今、オシムが就任するらしいとの報道が出ているが、日本全国彼にはものすごい期待がある(Jリーグファンからしたら歓喜ものだろう)。今の状態ではおそらく中村ら前線組、下手すれば小野伸二すら外されるかもしれない(それは今なら納得できるだろう)。Jリーグを見ない人にはよくわからない編成になるのかもしれない。でも、「本当に戦いたい」戦士を数多く育てていくために彼ならそれをやってくれそうな気がする。



P.S
日本と韓国を比べた時、日本は国内リーグ最優先、韓国は代表チーム最優先という明白な方針が各々ある。オシムがどんなことをやるのか想像したときに、彼は国内で精神面に長けた選手を重宝するんじゃないかと思った。海外組偏重のジーコの方針が代表チームにとっていい悪いは別だが、Jリーグにとっては国内組からどんどんフレッシュな選手が出てきたほうが盛り上がるのは間違いない。今季ここまでのJが盛り上がりにいまひとつ欠けたのがいい証拠である。10年20年先を考えれば、国内組を(も?)大切にする方が望ましいように思った。







Last updated  2006.06.24 19:56:14
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2006.06.22
カテゴリ:W杯2006
ブラジル戦まであと数時間。ゼミの準備して4時を迎える流れ。


で、出た段階から思ってたんだけど、私はこの企画がマジ気に食わない!


「もしブラジルに勝ったら○○します宣言」
http://www.tfm.co.jp/specialweek/index.html#



ふざけんなよ。

「ボディコンで踊る」「水着になります」
とか×ゲームかよ!!

「ギターをプレゼント」
何、便乗して名前売っているんだよ!!
盛り上がっているからってW杯を商売に使ってんじゃねーよ!!



×ゲームとか、じゃあなんでしょうか?
やばい賭けをしている人とか、後半30分くらいに「2-1で日本勝ってんのかよ~。やばいよ~」とかなるわけ???

違うだろ!!!
負けたら嫌だから必死に応援するんだろ!!
そんな自分の退路を絶つからこそこういうのは意味があるんだよ!!
(ドイツに1万賭けた俺は今必死にドイツ応援しているよ!)



「絶対にこの一戦に勝つ!誰が何と言おうと最後の瞬間まで俺は信じ続ける!!」
って毎試合思い続けている熱い人達の心に共感するのなら、今からでもこの企画をこっちに変更して欲しい。



「もしブラジルに負けたら○○します宣言」



てなわけで、誰かそんなことやってないか探したら、たまたま有名な偏愛アルビさんがそんな企画やってたから、俺はそれをやります。
内容は今研究室の中で話し合って俺の屈辱になりそうなものとしてこんなものになりました。





私アルヴァロは、ブラジルに勝てなかったら、
「オレンジレンジのアルバムとシングルを買い、チャンピオーネを覚えてカラオケで歌い上げます!!」






<( " O " )>

俺をよく知る人には、これがオレンジレンジが大嫌いな俺にとってどれだけの屈辱なのかわからないだろうがw




マジでマジでマジでマジで負けて欲しくねぇ!!!!!

日本頑張れ!自分達のためにも、日本のためにも、俺のためにも、
マジ死ぬほど頑張れ!!!!!!!!!






Last updated  2006.06.22 22:47:41
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2006.06.19
カテゴリ:W杯2006

典型的欧州型チームと典型的アフリカ型チームの対決。にしては、スイスがフランス戦よりも集中力を欠いていたせいか、そこそこ打ち合いの戦いになりました。


昨日の今日だったからか、タイプの似ている日本とスイスをどうしても比べてしまいました。で、昨日の日本とスイスで違うと思った点。

・日本のバックラインのボール回しにどこかしら怖がっているところがあってただのバックラインの時間稼ぎと変わらないのに対し、スイスのボール回しは中央もしっかり使っている。日本もいい時は観られるけど、ブラジルとかフランスとかの超強豪のように退路を経たれた相手の場合に限られがち。
・だからスイスは攻めに緩急が出ているので「いつでも攻めてやるぞ」という姿勢が見られて、相手も守りにくい。
・クロスとミドルシュートの質。タイプの全く違う2つのキックだけど、どちらもスイスはしっかりと押さえて打っている。特に、サイドとかFWとか役割関係なしに、前線の選手はどちらも高い精度でそれを打てる。



日本については言いたいことがありすぎますけど、とりあえず3戦終わってからにします。



で、スイスの先制点は左サイドからのクロスでしたが、その1分前にも同じようなチャンスを作れていたので、クロスの質の高さが伺えます。どちらも中央の1人をおとりにしてファー(逆サイド)に早い巻くようなクロス(GKが取りにくい!!)。そこで走りこんだ選手がシュートだか早いパスを中央に出しますが、この「急に来たボール(by柳沢)」をフライが綺麗に流し込みます。これがフランスリーグ得点王とイタリアで試合に出ることもできないFWの差なんでしょうか…。
(多分柳沢が言いたかったのは、「まともに前向いてボールを蹴れない状態が続いていたので、ボールの感触がない気まずい時間だった」ということでしょう。気持ちはわからないでもないですが、それでもW杯に出るFWの発言とは思えません)

その後、トーゴも攻勢に。トーゴのすごいのは、相手がボールを中盤で持っているときに2,3人でプレスにかけて、別の選手にボールがわたるとまた同じようにかける。そこに組織もクソもなく、ほとんど身体能力だけでそれをやってしまえるところです。しかも身長の割りにみんな足が長いので脅威。そこでボールを取って速攻というパターンで攻めますが、最後の決定力に難があったか(まぁPK取ってくれないかわいそうなシーンもありましたが)。

スイスは後半にハカン・ヤキンを投入して攻撃に変化を付け始めました。この実績あるベテランは、追加召集だったのが信じられないくらいにキレキレ。これで追加点が入るかと思っていたんですが、なぜかカウンターをしょっちゅう食らってピンチも頻発。終了間際のすばらしいサイドチェンジからのゴールが決まるまで、ずっと予断を許さない展開になってしまいました。




それでも今後を考えれば、この2点目はとてつもなく大きいです。


☆現在のG組の順位☆
       勝ち点 得失点 総得点
1・スイス   4  +2   2   
2・韓国    4  +1   3
3・フランス  2   0   1
4・トーゴ   0  -3   1


スイスはこの2点目によって順位で韓国を上回ってトップに。
まとめると次の試合は
・スイス-韓国 韓国勝ち
→韓国通過、フランス勝てば通過、引分でスイス通過
・スイス-韓国 引分
→フランスが勝ちならスイス決定、韓国とフランスは得失点差か総得点差へ
・スイス-韓国 スイス勝ち
→スイス通過、フランス勝てばフランス通過


引き分けでもスイスは突破決定。しかもフランスが2点差以上で勝たなければトップ通過という圧倒的優位。実はトップか2位かは天国と地獄の分かれ目で、

・首位通過
→次がウクライナ?→次がE組トップかF組2位
・2位通過
→次がスペイン→次がブラジル?

EもFもみんなあまり調子が良くないことを考えると、G組の首位はベスト4まで見えるコース。今回はいいんじゃないかと、予選から見守っていたスイス、ダークホースの確率は高いんじゃないでしょうか?


よっしゃ、スイスのベスト4カモーン(屮゚Д゚)屮(韓国も首位ならありうるのか???)







Last updated  2006.06.20 02:11:41
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2006.06.16
カテゴリ:W杯2006

第1戦を欠場していたエースのバラックが復帰して、ようやく今いるメンバーの中でのベストの布陣を組めたドイツ。今日も開始早々から押し込みまくっていたんですが、なぜか決まらない。前半だけでポドルスキが3発、クローゼが2発決められなかったorGKに当ててしまった場面がありましたが、これの連続がいよいよドイツを妙な袋小路に追い込み始めます。

後半になっても展開は変わらず。それでもかなり嫌な流れになってきているのはクリンスマンも分かっていたので、早い時間にニューヒーロー、オドンコールを投入。彼のホームでもあるヴェストファーレンは大歓声に包まれます。しかし彼は突破力はあるものの、典型的な独りよがりタイプ。これがメッシーなら彼がゴールまでお膳立てしてくれるんですが、そんなことはない。結局彼の独りよがりがチャンスの芽を潰す展開が何度も出てきました。

それにしても、第1戦と違ってせっかくバラックが入ったのにも関わらず、ドイツは第1戦より中盤の怖さがありませんでした。一つはバラック。特に後半、バラックは守備的MFの位置でひたすら前線かサイドにミドルパスを供給するだけ。怪我が治っていないのか、運動量があまりなかったのが気になります。これだけを繰り返されると、第1戦で4ゴールを演出した裏にある、数々のミドルシュートがほとんどなくなるわけで(もちろんポーランドも大分シュートコースを消してきましたが)。もう一つの理由が、シュバインシュタイガーの不調でしょう。彼はまだ21歳ということもあり、本当に調子の波が激しいのが玉にキズです(まぁ決勝T1回戦に合わせてくれ)。というわけで、クリンスマンは彼に代えてボロウスキを投入。既にソボレフスキが退場していたこともあり、残り15分で全てのカードを使いきり、何が何でもこの試合を獲りに来ました。

ところが、この辺からポーランドGKボルツの元に神様が光臨したことがいよいよ信憑性を帯びてきました。何だかんだ、セットプレイでもサイドからでも中央からでも決定的チャンスは何度もあったのですが、前半同様、運悪くGKにどんどん当たっていきます。こんな日は大概入らないか、一本の謎の逆カウンターが運悪く入ってしまい、そのまま決勝点になるのが怖いです。

ロスタイム直前にラームからのクロスがクローゼの頭に、そしてバラックの足に当たるのですが、両方ともバー直撃。この時点でさすがに今日は勝ち点1か…と思っていたんですが、神様は90分はいてくれなかったようで…。ロスタイムにオドンコールのクロスをノイビルが走りこんで決勝点。02年のパラグアイ戦に続く後半ロスタイムのノイビル決勝ゴールで締めくくられました。

守備陣にあまり触れてきませんでしたが、前半の途中までサイドをえぐられてピンチは招いていましたが、最後の集中力は前回より上で、きっちりと修正されていたと思います。攻撃も含めて特筆すべきはやはりラーム。彼はスーパースターになる予感すらあります。


ともかく、ドイツは決勝T進出濃厚。明日、エクアドルがコスタリカに2-0以上で勝たなければ首位突破も高確率で約束されます。
グループリーグの第3戦で温存できるか否かは、その後の戦いに大きく影響してきます。今回で言えば、体調もまだそんなに良くない上に、いつも通りイエローを頂いたバラックを第3戦で温存できることはかなり大きいと思われます(ちなみに決勝Tで出場停止は持ち越しですが、イエローは持ち越されません)。やはりドイツは優勝候補に充分入るんじゃないかと思います。







Last updated  2006.06.16 12:02:01
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カテゴリ:W杯2006

とりあえず一巡したので、各チームが1順目で自分達の力に対してどれだけいいパフォーマンスを見せられているかを評価してみました。まぁ全試合観てはいないし、明白な基準はなく印象評価ですけど。

ドイツ    A-
コスタリカ  B
ポーランド  C
エクアドル  A

イングランド C+
パラグアイ  C-
スウェーデン D
トリニダード・ドバゴ A-

アルゼンチン S-
コートジボアール B+
オランダ   C
セルビア・モンテネグロ C+

メキシコ   S
イラン    B+
アンゴラ   C+
ポルトガル  B-

イタリア   A+
チェコ    S
アメリカ   D
ガーナ    C

ブラジル   B
オーストラリア   A+
日本     C-
クロアチア  B

フランス   C-
スイス    B+
韓国     A
トーゴ    C+

スペイン   S
ウクライナ  D
サウジアラビア B
チュニジア  B


予想以上によかったのがアルゼンチン、エクアドル、トリニダード・ドバゴ、チェコ、スペイン。予想以上にひどかったのがイングランド、オランダ、スウェーデン、アメリカ、日本。後はおおよそ想定内の展開じゃないでしょうか。



★追記★
いくつか気になった国について。

・フランス
尊敬するジャーナリスト、片野道郎氏が以前「アンリとトレセゲを共存させる発想が問題の根幹では」とおっしゃっていましたが、あの惨状を見ると個人的にはアンリとトレセゲどころかアンリとジダンも共存できないと思いました。確かに2人とも光る場面はあったのですが、それは彼らの距離が開いているときのお話。ジダンが攻めの起点をいつもより10m後ろにして攻撃の形が少しずつ出来始めただけで、これではジダンがボランチみたいで彼の長所が半減する気がしました。アンリはアーセナルでも中盤からパスワークに顔を出して、最後のフィニッシュでも決める「初期の翼くん」みたいな選手なので、彼を活かすためには献身的な岬くんが必要なんだと思います。つまるところ、ピレスの不調による選考外れがものすごく痛かったのかな、と…。
それでも今の面子で構成するのであれば、骨格をアーセナル(ヴィエイラ、アンリ、ヴィルトール)にしてマケレレやゴブなど要所でそれぞれの長所を活かしてくれる選手を並べるのが一番の近道なんじゃないかと思います。


・イングランド
イングランド伝統の戦術が元々この放り込みサッカー。今回で言えばクラウチがポストしてそこから全てが始まるか、すぐにオーウェンに走り込ませてゴールというパターンにしたいんですが、パスの精度とクラウチの技量でそれも空振り。これまではオーウェンの相棒、へスキーがいたのですが、今回はまだ今シーズンブレイクしたばかりのクラウチに負担をかけすぎている感があります(年齢的にも彼は4年後、8年後に活きる気がします)。
ともかくこれを封じられると、オーウェンの使い道はほとんど0。後はミドルシュートと「ベッカム様の神FK」が頼りなんですが、要所を押さえられていてこれも不発。一人で局面を打開出来るルーニーもまだ体調が万全でないようで、結果みんなが「つまんねー」と嘆くということになります。
しかし、それでもあれだけ屈強な守備があるのでかなり手強いです。元々W杯は守備の良いチームが勝ち抜きやすいですので。


・日本
後は前を向いて戦うしかないのですが、クロアチアとブラジルを見てもまだ充分に可能性はあると思います。クロアチアが良いというよりも、ブラジルがエンジンをまだかけていないだけだと思うので(彼らはベスト8くらいを照準に調整しているのでは)、クロアチアはいきがっていますが行けると信じてます。
だからコインブラさん、「あれがPKだったら試合が変わっていた」とかそんな言い訳はもうやめてください。







Last updated  2006.06.16 12:00:57
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カテゴリ:W杯2006

ロバノフスキー。ウクライナ一のクラブ、ディナモ・キエフをソ連時代から30年近く率いた、ウクライナを人生の最後まで率いた名将中の名将。元々心臓が悪かったところなど、オシムと近い面がある。

今では信じられない話だが、長く「ウクライナ代表=ディナモ・キエフのメンバー」という状態が続いていた。ウクライナ代表ではW杯に優勝したばかりのフランスを(内容で)圧倒し、ディナモ・キエフではあのレアル・マドリードを破ってチャンピオンズ・リーグでベスト4に食い込んだ。その根幹はロバノフスキーの、それまでにない徹底的なデータ分析を元にし、組織を磨ききった美しいカウンターサッカーで、そのエースこそがシェフチェンコであった。実はロバノフスキーは、NBAの良さを学び取り、世界で初めて「スポーツ科学」と「サッカー」を結びつけた人物だ。

99年。シェフチェンコはこの活躍を認められ、ミランへ移籍する。今思えばこの輝かしい移籍こそがウクライナサッカーの大きな打撃のきっかけとなってしまったのでは、と思う。パートナーのレブロフも、そして新たに出てきた才能も続々と海外に移籍する。代表=クラブという、世界で最も合理的な代表強化を誇ったウクライナは、この海外流出によってその強さの源を失った。01年にロバノフスキーが逝去し、ウクライナサッカーの歴史は新たな章に突入する。それぞれの個の力は以前よりも増しているが、伝統の戦術の浸透度は落ちてしまった気がする。でも、そこを世界最高のストライカーに破って欲しいという願望は当然ある。


ウクライナは98年、02年のW杯、00年のEUROで全て最後の予選プレーオフで敗退している。スペイン戦の無残な内容を見て、あのときに1度でも出られていたら…と今さらでも嘆いてしまった。それでも今はチュニジアとサウジというグループにいる。まだいくらでも立て直せる。この優遇は、あの世にいる「父親」からの贈り物なのだと思おう。







Last updated  2006.06.16 11:58:01
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2006.06.13
カテゴリ:W杯2006
ジーコ支持とか精神力とかいろんなことを言ってきましたが、
あの5分間で自分の4年間全てを否定された気分になりました。

やはり、みんなの言っていたことが正しかったのかな、と。
ジーコは何一つ残せなかったのかな、と。
毎回ジーコをそれでも支持してきた自分にも反省です(--;)

あと2試合あります。まだ諦めるのは早すぎます。
でも、とりあえず今の自分はネガティブ思考のスパイラル状態です。



とりあえずタクシーで渋谷行って朝まで飲んでいました。

今、今年最高の2日酔いです。






Last updated  2006.06.13 11:54:11
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