カテゴリ:BLUES
はたまたどうでもいいヨタ話を一席。 ブルースの中古ってLP、CDに関わらず昔からあまり入荷しなくて往生してますが そんななか、定番名盤の誉れ高いワリには地味な音楽性故か 意外といつも在庫しがちなのがこのメンフィス・スリムの「AT THE GATE OF HORN」。 日本ではどうしてもギター・オリエンテッドなものに注目がいきがちなので このアルバムのように「ギターはマット・マーフィー!!」ってのがウリだったりすると 買ったはいいものの「なんか地味じゃ~ん。。。」と肩すかしを食らった方も多いはず。 しかし、それでツマらんかというとさにあらず! スモーキィなヴォーカルを軸にした ピアノ、ギターを初めとする一体となったリズム・セクションと そしてホーン・セクションのその完璧なグルーヴに感嘆することしきりです。 シカゴ系の荒くれたそれとはまた違ったスムースなグルーヴも味わい深く 慣れてくるとこれがまたとっても堪らなかったりします。 同じ様な理由でジミー・マクラクリン、ジュニア・パーカー、 フィリップ・ウォーカー等も人気の薄い人ですが 「ブルース=顔で弾き倒す!!」「シブくキメる!」みたいな一般的なイメージとは違う クールで淡口の小粋なブルースなんかも機会があれば耳にしてみてはいかがでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/03 08:35:32 PM
|
|