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JAZZ

2009/05/27
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カテゴリ:JAZZ
レコーズ・レコーズ南2条店です。

最近中古ジャズLPの入荷が激しくなっております。

今月だけでも600枚以上入ってきました。ほぼ店頭だし完了しております。

で、今迄店頭に出ていたものを値下げしました。

ものすごく安いです。ものすごく安いです。

是非、ご来店下さい。






Last updated  2009/05/27 01:32:27 PM
2007/12/29
カテゴリ:JAZZ
2条店に、入荷しました。よろしくです。
来年も、よろしくです。

林栄一+大友良英+豊住芳三郎 『the crushed pellet』
菊地成孔ダブ・セクステット『THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED』
ONJQ『Tails Out』
ONJQ『大友良英ニュー・ジャズ・クインテット・ライヴ』
大友良英+ビル・ラズウェル+芳垣安洋『SOUP LIVE』

よい御年を!!!






Last updated  2007/12/29 03:21:19 PM
2006/03/07
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもこんにちわ ブレイキー朝田です。
早いもので、もう3月ですね。
札幌も、今日はちょっと肌寒い1日でしたが、ここ数日は比較的暖かい日々が続いています。
12月には正に「豪雪」といった感じで降り積もった雪も、今では粗方解けてしまい、むしろ例年よりも早い雪解けになりそうな雰囲気です。
まだまだ寒い日々が続きそうではありますが、それでも春の足音がかすかに聴こえてきそうな今日この頃ですね。

 さてジャズ・マニアの方々なら、70年代中盤~80年代序盤にかけて活動していたロブスター企画というレーベル(?)をご存知かと思います。サックス・プレイヤーである海老原啓一郎氏によって創設されたレーベルで、パイオニアの音響監修及び技術提供を受け、ダイレクト・カッティングやデジタル・レコーディング等による高音質録音を謳ったレーベルでした。発売タイトル数は約50点ほどで、キャロル.スローンヘレン・メリル等の女性ヴォーカルをはじめ、ハンク・ジョーンズルー・ドナルドソン、日本の原信夫とシャープス・アンド・フラッツ等々、ベテラン・プレイヤーの新規録音を次々にリリースしていました。コンセプトは違いますが、高音質で国内録音&制作という点では、ある意味マシュマロ・レーベルに近い存在であったと言えるかも知れません。尤もこちらのレーベルは、例えばチェット・ベイカーのような「泣く子も黙るような大物」ミュージシャンの作品が、ラインナップされていなかったせいもあってか、現在ではマシュマロほどは知られていないレーベルの様な気がします(マシュマロさんは現在でも活動されているという点も大きいでしょうね)。

 しかしこのロブスター企画のLPは、各タイトル共2500枚程度しかプレスされなかった上、当時は正規のレコード流通経路にのせられず、電気屋さんルートでのみ流通した等の理由により、現在ではウチの様な中古レコード屋でも、目にするのが稀なレコードになってしまいました。
女性ヴォーカルものはまだそうでもないんですが、先に挙げたルー・ドナルドソン原信夫とシャープス・アンド・フラッツなんかのLPは、滅多なことでは目にしないですね。
日本人受けする企画&こだわり抜いた録音の佳作が多いレーベルだけに、もっと多くのジャズ・ファンに認知されて然るべきだとは思うのですが・・・。
(幾つかのタイトルは、CDでリイシューされてはいますが)

 そこで今回は、ロブスター企画の隠れた(?)名盤群の中から、Ann BurtonHe's Funny That Wayをご紹介しましょう。
本作は77年5月14日の録音で、ケン・マッカーシー(p)、稲葉国光(b)、小原哲次郎(dr)らによるピアノ・トリオをバックに、バートンが6曲を歌っています。
選曲はYou'd Be So Nice To Come Home ToHe's Funny That Way等のスタンダード曲のほか、P.ウィリアムスのRainy Days And Mondaysも歌っていますが、こうしたポピュラー曲をも独自の解釈で、バートン風のジャズに染め上げてしまうセンスの良さは、この曲でも遺憾なく発揮されています。
バックのサポートもツボをよく押さえていますが、これはバートンの歌世界をよく知るメンバーだからこその芸当でしょう。
そして期待に違わぬ高音質!! バートンの息づかいや、独特の”間”をも見事に再現し、聴く者を見事にバートンの歌世界へと誘ってくれます。
録音という「技術」が、見事に「芸術」に貢献している希有な例・・・・と言っては言い過ぎでしょうかね?

 Ann Burtonのファンの方々は勿論、そうでない方々にも是非一聴をお勧めしたい作品ですね。


 あ、因に今、当店で絶賛発売中です(ちょっと宣伝):
http://records-records.shop-pro.jp/?pid=790421

 あとロブスター企画の作品では、こんなのも在庫しております(もっと宣伝);
http://records-records.shop-pro.jp/?pid=790276
http://records-records.shop-pro.jp/?pid=794117
http://records-records.shop-pro.jp/?pid=830041


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Ann Burton / He's Funny That Way
(Lobster Kikaku:LDC-1005)

Personel:
Ann Burton(vo), Ken McCarthy(p), Kunimitsu Inaba(b), Tetsujiro Obara(dr).

・Exactly Like You
・You'd Be So Nice To Come Home To
・He's Funny That Way
・Lover Come Back To Me
・Rainy Days And Mondays
・Ain't Misbehavin'

※recorded at Pioneer Studio, May 14. 1977






Last updated  2006/03/07 07:29:40 PM
2006/02/11
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 皆様どうもこんにちわ ブレイキー朝田です。
今気がついたんですが、私がブログを書くのは、今年に入ってこれが初めてなんですね。
なんか年明けからバタバタと忙しくしておりましたら、もうこんな時期になってしまいました。
今札幌は雪祭りの真っ最中でして・・・市内の中心部は、けっこうな人混みなんですよ。
ニュースによりますと、昨日までの来場者数は約120万人に達したそうです。
そんな訳でして、地下街なんかには外国からの観光客もちらほらと・・・・今日は食事を取った某喫茶店で、「遠目で見ると H.ハンコック」といった風情の外人さんを見かけました。
近くで見たら、ちょっとC.ベイシー入ってました。
んで何かCDを手に持っていらしたんで、「ひょっとすると ジャズのCDかな?」と思い手許を覗くと・・・・なんと倖田來未のCDでした。
・・・・日本のお土産なんでしょうかね?


 さてあともう少しで、バレンタイン・デーですね。巷の善男善女の皆様は、チョコレートを「さて何個配ろうか・・・」とか、「今年は何個貰えるだろうか・・・」等と、一喜一憂していらっしゃるのではないかと思います。
しかしジャズ・ファンにとって「バレンタイン」といえば・・・それは何をさておいても、My Funny Valentineでしょう。
マイルス・デイヴィスチェット・ベイカーの名演がすぐに頭に浮かぶかと思いますが、彼等の他にもコルトレーン等々、実に多くのジャズマンが名演・愚演を残していますよね。
日本企画物のアルバムに、この曲の演奏が多い様な気もするのですが、これはちょっと翳りのあるメロディが、日本人の琴線に触れるからなのかも知れません。

 さてMy Funny Valentineの名奏者といえば、やはりチェット・ベイカーをおいて他にはいないのではないでしょうか?
彼の持つやや陰鬱なキャラクターが、この曲のモチーフと合致しているということも大きな理由でしょうが、何よりもPacificレーベルに残されたChet Baker Singsでの名唱が、ジャズファンに深い印象を与えているからではと思います。
またそうした世間でのイメージもあってか、晩年のステージにおいては、必ずといって良いほど演奏されていた様ですしね。実際彼の数多い作品においても、数多のMy Funny Valentineが収録されています。
ファンにとってはいろいろと聴き比べてみるのも、また楽しみのひとつではないでしょうか?

 そこで今回は、かつて日本のパドル・ホイールからリリースされた、Memoriesをご紹介します。
本作は1987年6月14日の来日公演の模様を収録しており、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめ「ステラ・バイ・スターライト」や「オールモスト・ブルー」等、彼の十八番とでも言えそうな楽曲を全5曲収録しています。
死の約1年前の演奏であり、また(当然のことながら)最後の来日公演での演奏ということもあって、我々日本人にとっては格別な思い入れを抱いてしまう作品ではありますが、しかし当の本人は特に気負った風でもなく、いつもながらの淡々とした趣きの演奏になっています。
晩年のベイカーの演奏や歌は、あの独特の「枯れた」感じが魅力的なのですが、本作に収録されたMy Funny Valentineも、実にいい具合に「枯れて」おり、ファンにとってはたまらない演奏でしょう。
Chet Baker Singsでの、「若さ故の諦観」みたいなものを感じさせる歌唱もステキですが、晩年の「酸いも甘いも噛み分けた」男が歌うMy Funny Valentineも、なかなかに感慨深いものがあります。
いやこういうのを、「上手な年齢の重ね方」とでも言うのでしょうかね?


 因に本作と同日の公演から、「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン」等全6曲を収録したFourという続編的な作品もリリースされていますが、両者共現在では見かけることも稀な作品の様です。
特にLPは、80年代末のリリースということもあってかかなりプレス枚数も少なかったらしいですね。


---------------------------------------------------------------------

Chet Baker / Memories - Chet Baker In Tokyo
(Paddle Wheel:K32Y 6270)

Personel;
Chet Baker (tp) Harold Danko (p) Hein Van De Geijn (b) John Engels (d)

・Stella by Starlight / Introducing the Members
・For Minors Only
・Almost Blue
・Portrait in Black and White
・My Funny Valentine

Live At Hitomi Kinen Kodo, Tokyo, Japan, June 14, 1987






Last updated  2006/02/11 07:39:28 PM
2005/12/29
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもこんにわ ブレイキー朝田です。今月の上旬から、セールの準備やオークションの対応に追われておりまして、少々多忙な日々を過ごして参りましたが、気がつけばもう29日・・・今年もあと2日で終わってしまうんですね。月日の経つのは本当に早いものです。まさに「Time Goes By」といった感じでしょうか。

 はてさて2005年の弊社ジャズ部門を振り返ってみますと、今年は何と言っても女性ヴォーカルの当たり年でした。市内にお住まいの某コレクターさんからお譲りいただいたのですが、そのボリュームにはただただ圧倒されるばかりでした。レコードの方は、ジャズ批評社から出版されていた女性ヴォーカル大百科に掲載されている作品を、ほぼ網羅しているという物凄さでして、私も初めてお目にかかるアルバムが多々ありました。恐らくはご本人も、この本をガイドブックに収集されていたものと推測しますが、それにしてもこれだけ揃えるとなると、その苦労は並大抵ではなかったものと思います。

 器楽物の方は、前年に比べますと幾分入荷も少なかったんですが、それでも希少なオリジナル盤等の入荷もあり、実り多い1年でした。個人的には、Bud PowellScene Changesのモノ・オリジナル盤の入荷が1番嬉しかったですね。パウエルを・・・というよりも、ピアノ・トリオを代表する名盤ですが、オリジナル盤で聴いてみますと、再発盤では感じることの出来なかった躍動感や、黒いフィーリングを感じ取ることが出来ました。パウエルのあの独特の唸り声も、オリジナル盤ですと一層艶かしいといいますか、リアルに聴こえてきましたしね。まあこんなこともありまして、オリジナル盤だけが有するサウンドの素晴らしさを、改めて認識した1年でもありました。

 あとこれは新品LPに関してですが、点数は少ないものの、希少盤や名盤のアナログ再発が相次いだことも感慨深いですね。あの名レーベル マシュマロ・レーベルから、J.J.JohnsonLive At Cafe Bohemiaが再発された時はかなり驚きましたが、この年末にWEAからZoot SimsCookin'B.エヴァンス&M.ゼタールンドワルツ・フォー・デビーが再発された時も、ちょっとした驚きを隠せませんでした。15年くらい前には、各社からそれこそ毎月10タイトル前後、LPでの再発盤がリリースされていたことを思うと、昨今の低調ぶりはかなり侘しい気がします。それでもこうした良質の再発が、(細々とではあっても)来年以降も続くことを、切に願って止みません。

 そんな訳でして、今年もなかなか実りの多かった1年だったと思います。来年もまた、ジャズ・ファンの皆さんに喜んで頂けるような店舗・品揃えを実現させたいと思っておりますので、変わらぬご愛顧をどうぞ宜しくお願いいたします。

 それでは、良いお年を☆






Last updated  2005/12/29 06:56:12 PM
2005/12/12
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもご無沙汰しておりました ブレイキー朝田です。ここんとこ仕事でちょっとバタバタしておりまして、ブログの方も暫くお休みしていた次第です。気がつけば、もう12月・・・・今年1番の稼ぎ時ですんで、休日返上でユンケル飲みながらガンバってますよ ええ。焼き肉はまだ行ってませんが・・・・。

 はてさて 12月といえば、何と言ってもクリスマス・・・・あと2週間ですものね~。皆様今年のクリスマスは、如何お過ごしされるのでしょうか? 私はお店で、夜の8時まで仕事をしております(予定)。札幌ですんでホワイトなクリスマスですが、気分的にはブルーなクリスマスになりそうです(鬱)。

 クリスマスと言えば、レコード会社も稼ぎ時の様で、古今東西 あらゆるジャンルの「クリスマス・アルバム」がリリースされてきましたね。有名なところではP.スペクターのクリスマス・アルバムや、近年のヒット作としてはM.キャリーのアルバムなんかが頭に浮かびます。ジャズの世界でも種々のクリスマス・アルバムがリリースされてきましたが、知名度ということでは何といってもB.クロスビーの「ホワイト・クリスマス」に尽きるのではないでしょうか。リメイク版を含めると、全世界でなんと1億枚を売ったという怪物アルバムで、当店でもこの時期になると、未だにちらほらと売れたりします。実際B.クロスビーの名前を知らなくても、「ホワイト・クリスマス」の曲は、誰もが知っているといっても過言ではないと思います。

 他にもジャズのクリスマス・アルバムといえば、かのM.ディヴィスとW.ショーターが初共演した、コロムビアのオムニバス・アルバム「ブルー・クリスマス」なんかがありますが、ジャズ・レコードのマニア/コレクター諸氏にとっては、Duke PeasonMerry Ole Soul(Blue Note:BST-84323)が頭に浮かぶのではないでしょうか。

 この”ブルー・ノート唯一のクリスマス・アルバム”は、A.ライオンが去り、レーベルもリバティから更にUAへと売却された(正確には、ブルー・ノートを買収したリバティが、UAに買収された)1969年にリリースされました。同年のクリスマス・シーズンにのみ販売され、その後は再発も一切リリースされなかったことから、長らくコレクターズ・アイテムとして人気の高かった1枚です。価格的にも、他のUAリリース作品(再発盤を含む)に比べて、かなりの高額で取引されていましたしね。まぁ内容的な問題もあり、例えば”1500番台のモノラル・オリジナル盤”なんかに比べると、触手を伸ばす方もそう多いとは思えない作品ではありますが、ブルー・ノートのコンプリート・LPコレクションを目指す方々にとっては、鬼門のひとつだったのではないでしょうか。

 はてさてコレクション的な側面にばかり言及してしまいましたが、肝心の演奏の方はと言うと・・・・広く知られたクリスマス・ソングを、ピアソン流に軽快且つハッピーにアレンジした、好作品といえるのではないでしょうか? アルバムのテーマがクリスマスで、しかも演奏者がD.ピアソンな訳ですから、「シリアスで手に汗を握る演奏」などでは決してありませんが、仄かな暖かみを感じさせる、愛すべき小品・・・・といった趣きの作品だと思います。また盆百のクリスマス便乗作品(?)とは異なり、アレンジや演奏もしっかりとしている辺りは、さすがピアソンと唸らざるを得ません。(プロデュースも、ピアソン自身が担当しています)。基本はピアノ・トリオなのですが、パーカッションであのA.モレイラが参加しており、演奏に微妙な陰影をつけています。この辺の配剤に、(プロデューサーとしての)ピアソンのセンスの良さを感じてしまいますね。

 さて前述の通り、本作のLPはまごうことなきコレクターズ・アイテムな訳ですが・・・実はCDの方も、けっこうレアだったりします。CDは80年代の末に、日本のDIWレーベルからリリースされた(但しCDの制作は東芝EMI)ことがありますが、その後は洋の東西を問わず、CD化されていない様です。今年はもう間に合いませんが、来年こそは本作のCDを再発してほしいものです。


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Duke Peason - Merry Ole Soul
(Blue Note BST-84323)

Duke Peason(p), Bob Cranshaw(b), Mickey Rocker(ds), Airto Moreira(perc)

Sleigh Ride - Little Drummer Boy - Have Yourself A Merry Little Christmas - Jingle Bells - Santa Claus Is Coming To Town - Go Tell It On The Mountain - Wassail Song - Silent Night - O Little Town Of Bethlehem

コメント;
好演度:★★★★☆
入手困難度:★★★★☆
ジャケットのピアソンがサンタよりもドロボーに見えちゃうぞ度:★★★★★






Last updated  2005/12/12 08:15:10 PM
2005/11/22
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもこんにちわ ブレイキー朝田です。明日(23日)は、日本全国「勤労感謝の日」で祝日ですが・・・私的には、「スター・ウォーズ エピソード3」DVDの発売日ということで頭がいっぱいです。なんでも映画には収録されなかった未公開シーンや、撮影風景がなんと6時間分も収録されているんだとか。映画は先行上映の日に見に行ったんですが、もう1度見に行こうと思いつつ、映画館での公開も終わってしまいました。サンクスで予約はしたのかい?>ネガ谷君

 さて先日、仕事で琴似店の方へ行ったんですが、その帰り道、居酒屋「白○屋」さんの前を通りがかると・・・耳馴れたG.グリーンのフレーズが・・・。
「こ、これは、Street of Dreams(BLP-4253)所収のI Wish You Loveではないか!!」
なぜ居酒屋でこの曲が?という思いが頭をよぎり、最初は有線かと思ったんですが、暫く立ち止まって耳を傾けていると、2曲目のLAzy Afternoonが始まりました。どうやらCDを店内でかけていたようですね。しかし寒空の中、居酒屋の前でしばし立ちすくむ男の姿って・・・今から振り返ると、かなり怪しいですね。小心者なんで、お店の人が出てきて文句を言われないかとドキドキしていましたが。しかしこんなCDをBGMにかけるとは、侮れないです 白○屋さんの琴似店。

 個人的な話で恐縮ですが、私はこのStreet of Dreamsというアルバムがかなり好きです。数あるブルーノートの作品の中でも、多分ベスト3に入るくらい好きですね。メンバーがL.ヤング、E.ジョーンズ、B.ハッチャーソンと、リーダーのグリーン以外はいわゆる新主流派的なメンバーなんですが、小唄系の楽曲を演奏しているということもあってか、なんというか可憐でそしてどことなくレイジーな雰囲気が漂う好盤じゃないかと思っています。特に1曲目のI Wish You Loveは、グリーンの持つ素朴さみたいなものが曲想にピタリとハマッている感じがして、グリーンのベスト・トラックじゃないかと(個人的には)思っています。

 さてこのアルバム、実は少々曰くつき(?)でして・・・・録音自体は1964年の11月(ハッチャーソンが抜け、代わりにS.リヴァースが加わったLarry Young / Into Somethin'(BLP-4187)の約1ヶ月後の録音)なのですが、発売は恐らくは1966年後半~1967年前半くらいなんです。録音当初は何らかの理由でオクラ入りしていたものを、後にレコード化するのはままあったことですが、本作の場合、その時期が何とも微妙なんですね。つまり66年代後半~67年前半というと、ブルーノートがリバティに売却された直後なんですよ。従ってLibertyプレスがオリジナル盤になるかと思うのですが、「ひょっとしたらNew York盤が存在するのかも・・・」という疑惑(?)は拭いきれません。本作のひとつ前の番号であるDuke Pearson / Sweet Honey Bee(BLP-4252)は、ジャケットこそリバティのものしか見当たりませんが、レコード盤はNew Yorkプレスのものがしっかりと存在しています。これは恐らく、レコード盤を売却前にプレスし、あとはジャケットを印刷するだけ・・・といった状態で、リバティへの売却が為されてしまったからなのでしょう。因に余談ですが、レコード番号の順番=発売順ではなかった為、番号的には更に古いHorace Silver / The Jody Grind(BLP-4250)Jack Wilson / Something Personal(BLP-4251)などは、ジャケット及びレコード共に、リバティ盤しか存在していません(これらは録音時期が66年11月と67年7~8月という点から見ても、完全にリバティで制作されたアルバムだと思います)。

 こうした狭間の時期(?)にリリースされたせいか、このStreet of Dreamsはプレス枚数が少なめだった様で、現在中古屋で見かける機会はかなり少ないLPだと思います。特にモノラル盤は希少で、かくいう私もモノラル盤は、過去に1度・・・約10年前に、海外のコレクターズ・リストで見たきりです(勿論その貴重な機会を逃さず、手に入れた訳ですが)。ですのでNew York盤が存在する可能性は(現時点では)ゼロとは言い切れませんが、存在していたとしてもかなり少数というか、貴重でしょう。せめてアルバム制作の企画自体が、売却前のブルーノートで為されたのか、それともリバティに売却されてからなのかが判れば、判断もつきそうなのですが・・・。また本作はその後の再発も全く無い様で、せいぜいがMosaicレーベルのComplete Blue Note Recordings of Larry Youngに収録された位でした。ある意味レーベル売却の混乱期にひっそりとリリースされた、路傍のタンポポの様な作品なのかも知れませんね。






Last updated  2005/11/22 09:02:14 PM
2005/11/11
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 こんにちわ ブレイキー朝田です。札幌は水曜日くらいから、めっきり寒くなりました。水曜日は日中雪が降ってたんですよ。いよいよ本格的な冬の到来です。こういう時節にマイルス~キャノンボールの「枯葉」とか聴いたら、寒くて凍死しそうです。そのせいか、「Somethin' Else」のレコードは、冬の間はめっきり売れなくなってしまいます(いゃ冗談ですよ?)。

 さて今更申すまでもなく、日本のジャズ・ファン・・・或いはブルー・ノートのファンにとって、Sonny ClarkCool Struttin'は、ひと際愛されている作品ではないでしょうか。「ブルー・ノートを代表する1枚は?」と聞かれたら、本作をあげるジャズ・ファンの方も多いのではないかと思います。安定したハード・バップ・イディオムの中に、ちょっとケレン味というか、哀感漂うフレーバーが効いている点が、日本人の琴線に触れたのではと愚考します。そういった観点でメンバーを見ますと、A.ファーマー、J.マクリーン、そしてS.クラークと、正にうってつけな人選だった様に思えてきますから不思議なモンです。

 日本ではこんなにも人気の高い本作ですが、ご存知の様に本場アメリカでは全くと言って良いほど人気がありませんでした。まぁS.クラークというミュージシャン自体が、あちらではマイナーな存在であったせいもあるのでしょうが・・・。それ故かこのCool Struttin'のモノラル・オリジナル盤は、一説によると500乃至800枚程度しかプレスされなかったという話です。事実か否かは私にはちょっと判りませんが、500枚程度しかプレスされなかったとしたら、ミュージシャンへのギャラや諸経費なんかを考えますと、レーベル・サイドとしては赤字だったんじゃないかという気がします。もっともA.ライオンは自身が惚れ込んだアーチストには、採算を度外視してレコーディングをさせていたそうですから、こういうことはままあったのかも知れませんが・・・。でも確かに本LPのモノラル・オリジナル盤の現存数は極端に少ない様で、中古マーケットに出てきてもけっこうな値段がつきますよね。うろ覚えなのですが、1、2年位前にモノ・オリジナルでMINTコンディションのLPが、米オークション・サイトであるeBayに出品された際、最終的には$2,000位の値段がついた様に記憶しています(落札者の方は確か日本人だった様な・・・)。まぁ値段もかなり張る代物なのは確かですが、それ以上に目にする機会に乏しいLPであり、ジャズLPのコレクターの方々にとっては、いつか手に入れてみたいLPといった存在なのではないでしょうか。

 今でこそCool Struttin'は各種の再発盤がかなり巷に氾濫していますが、60年代の中頃(ブルー・ノートがLibertyに買収される前)までは、再発も殆ど出ていなかった様に思います。例のNew York U.S.A.レーベルのモノラル盤は何回か見かけた(というか、お店で売った)ことがありますが、これとてそうそう目お目にかかれるものではなく、またお値段も数万円程度してしまう様です。その後Libertyからも再発盤LPがリリースされ、ステレオ盤は日本にも当時かなり入ってきた様ですが、モノラル盤の方はやはり滅多に見かけませんね。因にこれは人づてに聞いた話で、真偽の程は定かではないのですが、モノラル盤の場合このLibertyプレスまではオリジナル盤と同じスタンパーが使用されていたそうです。従って、音質的にはオリジナル盤と殆ど遜色がないという話でした(製盤自体はLibertyのそれになっており、レコードの外周に所謂”ギザ縁”があったりしますが・・・)。

 この後U,ACapitol、更には日本のキング・レコードや東芝EMI等から、それこそ何度も再発がリリースされましたが、全てステレオでのリイシューでした。そして90年代中盤に東芝EMIがリリースした最後の復刻シリーズにおいて、国内では初めてモノラルでの再発が為されました。ある意味非常に感動的(?)なモノラル再発ではありましたが、残念なことに音質的な評価はあまり芳しくなく、マニア/コレクターの間で話題に上ることも稀だった様です。

 そして21世紀に入り、ようやくマニアをも唸らせ得るモノラル再発盤が登場しました。ひとつは東芝EMIが昨年リリースした一連のLP再発シリーズで、RVGマスター使用&カッティングが小鐵徹氏というのがウリでした。そしてもうひとつは、米Classic Records社からリリースされたQUIEXシリーズで、これは200gの超(?)重量盤にオリジナルをほぼ完全に模したセンター・レーベル(所謂”ミゾ”も再現されている)が、マニアの心をくすぐる再発でした。オリジナル盤のリリースから約半世紀経って、ようやくマニア心を満足させ得るモノラル再発盤が登場したという訳ですね。思えば長い道のりだった様な(遠い目)・・・・。

 さて最後に、珍品をひとつ。本作が80年代の中盤に、米Capitol(マンハッタン)より再発された際、なんとジャケットの写真が裏焼きされた、エラー・ジャケットのLPがありました。通常であれば左を向いて歩いている女性の足が、右を向いているんですね~。一体何枚プレスされ、市場に出回ったのかは定かではありませんが、こちらもかなり珍しい一品の様です。

 あ、写真のLPはキング・レコードよりリリースされた、Cool Struttin' Vol.2です。後に東芝からもリリースされましたが、キング盤はジャケット上のレコード番号がBLP-1592になっている点がミソですね。






Last updated  2005/11/11 07:36:12 PM
2005/11/08
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもこんにちわ ブレイキー朝田です。本日8日は、御大Sonny Rollinsの札幌公演があるんですよ。「ラスト・コンサート」と銘打たれておりますが、確か去年もそんなこと言われていた様な・・・・。昨年のコンサートを見に行った方の話では、「演奏が始まるまではただのオジイサンって感じだったけど、いざ演奏が始まるとぶっといテナーの音色で、さすがロリンズ!!って感じだった」そうです。私は残念ながら見に行けないんですが、これで最後と言わずに、また来年も札幌に来て欲しいものです。都はるみみたいに、またカムバックして下さいよ(例えが古過ぎ?)。

 という訳で今日はロリンズの来札記念としまして、ContemporaryよりリリースされたAlternate Takesというアルバムをご紹介しましょう。本LPはロリンズがContemporaryで行ったふたつのセッション・・・・Way Out WestセッションとContemporary Leadersセッション・・・・より、アルバムに収録されなかった別テイクを集成した作品です。全6曲を収録しており、各セッションから3曲ずつを収録しています。本LPのウリは、やはり何といってもI'm An Old Cowboyの別テイクでしょうか。Way Out Westに収録されている元演奏は、ロリンズの演奏としては大名盤サキソフォン・コロッサス収録のセント・トーマスと比肩し得る位メジャーな演奏ですが、本LPにおいてはその別テイクを堪能することが出来ます。演奏の出来としては、オリジナル・テイクよりも若干テンションが低い気もしますが、脂がノッていた時期の演奏でもあり、悪かろう筈がありません。ただあまりにも元テイクがメジャーなせいか、ソロ・パートなんかは聴いていてちょっと違和感を覚えたりもします。別にソロの出来が悪いという訳では無いのですが・・・・。まぁこうした違和感を楽しめるかどうかが、この手の未発表演奏を楽しむ鍵なんでしょうね。これは本作に限った話ではありませんが・・・・。

 Contemporary leadersからの3曲も、なかなか充実しています。と言いますか、単純に演奏の出来から言えば、こちらの方が上かもです。ただいかんせんWay Out West程メジャーでは無いので、聴いていて感じる違和感はそれ程でもありません。元演奏との「違いがわかる男」になるには、私はまだまだ聴きこみが足りない様です。

 しかし考えてみると、ロリンズって以外にも(?)、発掘もののLPが少ないんですねぇ。本作の他は、ブルーノートのA Night At The Village Vanguard Vol.2&Vol.3位しか無いですもんね。以前取り上げたMosaicレーベルからも、ロリンズの作品はリリースされていませんしね(もっともロリンズが在籍していた頃のMax Roachクインテットはリリースされてますが)。プレスティッジ期の録音とか、探せば面白そうな録音がいろいろとありそうな気がしますんで、今後に期待したいところです。

---------------------------------------------------------------------
Sonny Rollins / Alternate Takes

・S.Rollins(ts), R.Brown(b), S.Manne(dr)
・S.Rollins(ts), B.Kessel(g), H.Hawes(p), L.Vinnegor(b), S.Manne(dr), V.Feldman(vib)

I'm An Old Cowhand - Solitude - Come,Gone - Wagon Wheels - There Is No Greater Love - Way Out West
(全て別テイク)

コメント;
好演度:★★★★☆
入手困難度:★★☆☆☆(ドイツ盤だと、現在でも入手可能)
まだまだ現役でいてくださいよ度:★★★★★






Last updated  2005/11/08 02:47:13 PM
2005/11/05
テーマ:Jazz(1491)
カテゴリ:JAZZ
 どうもこんばんわ ブレイキー朝田です。昨日、「Swing Girls Live!」というDVDをレンタルしてきました。これは映画「Swing Girls」に出ていた女の子バンドが、去年の12月に1度だけ行ったライヴの模様を収録したDVDなんですよ。演奏の良し悪しはともかく、何と言うか音楽する楽しさみたいなものが横溢していて、なかなか良かったです。こういう仕事をしていますと、つい座学に傾倒してしまうというか、「オリジナル盤云々・・・」みたいな部分に拘泥してしまいがちなんですが、それは音楽の本質ではないということを改めて悟った次第です。あ、別に私は女子高生マニアではありませんので、そこのところ誤解なきよう・・・。

 という訳で、同じビッグバンド繋がりということで、本日はQuincy JonesThe great Wide World of Quincy Jones Live!というLPをご紹介しましょう。

 このLPは80年代中盤に日本フォノグラムからリリースされたLPでして、所謂未発表作品になります。この頃日本フォノグラムはマーキュリーの音源を買収し、エマーシーやマーキュリーの名盤・貴重盤を続々とリイシューしておりましたが、本作もその時の1枚になります。この時期はかの児山氏がマーキュリーの倉庫で、貴重な音源をざくざくと発掘していた様でして、本作の他にもM.ローチやG.マリガン等の未発表音源をLP化しておりました。今となってはいずれも目にする機会も稀なレコードではありますが、内容的にはなかなか捨て置くに忍びない作品が多かった様に思います。

 さて本LPですが、内容的には1961年にQ.ジョーンズ・ビッグ・バンドがヨーロッパ・ツアーを行った際のものでして、3月10日のスイスはチューリッヒでのライヴを収録しております。この時期のクインシー・バンドは、B.ベイリー、F.ハバード、C.フラー、P.ウッズ、S.シハブ等々錚々たるメンバーを擁しており、メンバー表記を見ただけでも、期待させられるものがあるのではないでしょうか。演奏の方もその期待に違わず、大変に素晴らしい演奏だと思います。曲のアレンジ等は勿論クインシーが担当していますが、P.ウッズが自作曲を提供していたり、「ベス、お前は俺のもの」では彼のアルトが大々的にフィーチュアーされている等、P.ウッズがある種バンマス的な役割を担っていた様に思えます。ここに収録された楽曲が、当日演奏された曲の全てではないのでしょうが、曲の流れ的にも違和感が無く、また締めるべきところはキッチリと締めている感じでして、ライブとしては非常に盛り上がったのではないでしょうか。最後があの「モーニン」というのが、狙ってるなぁという感じではありますが・・・・。

 しかしこれだけの個性的というか、我が強そうな(?)面々を纏めるクインシーの力量(というよりも人徳?)には、感服せずにはおれません。またアレンジ的にも、所謂スイング・バンド的なアレンジから一歩脱却し、モダンなテイストの漂うものになっている辺りは、さすがクインシーという気がします。やや暴論かも知れませんが、ビッグ・バンド・サウンドがエリントン/ベイシー的なテイストから、サド=メル・オーケストラ、或いはボラン=クラーク・オーケストラ辺りへ進化(?)する際の中間点に位置したサウンドの様な印象を受けます。また各アンサンブルのスコアーも、痒いところに手が届くというか、きっちりと計算されて書かれているみたいですしね。この辺りは、後年「愛のコリーダ」だとか、M.ジャクソンのプロデュースとか、ポピュラー・ヒットを手がけた片鱗を伺わせます。そういった意味では、些か強引な結論かも知れませんが、クインシー自身にとってもある種の過渡期にあった時期の作品といえるのではないでしょうか。クインシー・ジョーンズ自体、中古レコード屋ではあまり人気の無いアーチストではありますが、もっと評価されても良いミュージシャンなのではという気がしてまいります。

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Quincy Jones - The great Wide World of Quincy Jones Live!
(Nippon Phonogram 195J-32)

Quincy Jones(arr), B.Bailey(tp), F.Hubbard(tp), C.Fuller(tb), P.Woods(as), B.Johnson(ts), S.Shihab(bs), P.Bown(p) etc....

Air Mail Special - Banjaluka - Bess You Is My Woman Now - Solitude - Stolen Moments - Moanin'

コメント;
好演度:★★★☆☆
入手困難度:★★★☆☆
やっぱり人の上に立つ者には人徳が必要だよね~度:★★★★★






Last updated  2005/11/05 09:02:04 PM

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