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安定生活脱落者の(元ゲーマー)夫と家族の日記

安定生活脱落者の(元ゲーマー)夫と家族の日記

元家電店員のビデオカメラうんちく

■■■ ダンナのビデオカメラうんちく講座(保存版 2006春改定) ■■■
格言「静止画(カメラ)がキレイで=動画(ムービー)がキレイ!ではありません!」
これは勘違いされることなのですが、DVC方式では、300万画素のビデオカメラと64万画素のビデオカメラも動画(ムービー)も記録画素は同じです。
冷静に考えればわかる事なのですが、同じにしないと、他のカメラやデッキで再生できないからです。

●2006年の動向など
 従来型のビデオカメラには3つの弱点があり、それが新製品の動向へとつながっております。
  1.画質が低い⇒HDV(ハイビジョン記録)
  2.記録時間が短い⇒HDDムービー
  3.長期保存に向かない⇒DVD直接記録、PC連動
 最新情報
 1)シャープがビデオカメラ市場から撤退。

A.ビデオカメラの記録媒体(テープなど)の種類にはどんなものがあるか。
 1.DVCテープ
 (現在主流のデジタルカセットテープだが、今年からメーカーの主力より外れる)
 2.8cmDVDメディア(DVD-R・DVD-RW・DVD-RAM)
 (メーカーとしては次世代ではなく現行世代へ・・・。)
 3.MicroDV
 (SONYが開発した小型DVテープだが、2006年度版のカタログから消滅)
 4.HDDタイプ(カセット&内臓)
 (DVDと双璧の現行世代候補、PCがないと始まらない)
 5.メモリーメデイア(デジカメタイプ)
 (デジカメと同じで静止画と動画を同じメディアに記憶する方法)
 6.8mmテープ(アナログ・デジタル)
 (一時期主流だった商品、現在もSONYが販売しているのみ)
 7.VHSCテープ
 (小型のVHSテープ、今はVHSへのアダブターのみ販売)
 8.VHSテープ・ベータテープ
 (現在は製造されていない)

B.現行各タイプの特徴・短所・お買い得度
 1.DVCテープ機(通常画質タイプ)
  特徴:現在5割以上はこのタイプ、デジタル記憶なので、再生劣化に強い。テープも安い。パソコン等と連動できる。
  短所:テープである以上、長期保存に向かない。再生できるデッキが高額。
  お買い得度:価格も安く、パソコン等と連動で弱点が殆どなくなる。一番無難だ。

 2.HDV機(DVCテープ高画質機)
  特徴:今普及しているDVCテープへの高画質記録ができる。(専用ビデオカメラのみ)
  短所:規格統一されているが、2種類(1080iと720p)あり、両方再生できる機械が無い。
  お買い得度:価値観の問題、高画質録画したいなら買いでしょう。

 3.8cmDVDメディア
  特徴:ディスクなので、早送り・巻戻しなし、RWとRAMはその場で編集・部分削除が可能。パソコンで簡単編集。
  短所:メディアの時間が短い(片面30分)し、値段が高い。RWとRAMの規格が統一されていないのも問題点。
  お買い得度:03年にSONYが参入し、普及率が飛躍的にUP、各メーカーが脱DVCに本腰をいれはじめました。
     ただ、規格統一されていないのは相変わらず。

 4.HDDカセット
  特徴:HDDカセットが小さいので、最も本体が小型。
  短所:機械記憶のため、故障し易く、単価も高い。
  お買い得度:すでに内臓型へ主役が移行?過去の存在へ

 5.HDD内臓タイプ
  特徴:HDDを内蔵専用にしたため小型化が可能PC連動の本命?
  短所:データを削除しないと容量が増やせない、機械記憶なので故障しやすい。
  お買い得度:PC連動ベースなら小型軽量で持ち運び向き、ただし、容量の関係で長期旅行には向かない。

 6.MicroDV
  特徴:テープが小さいので、小さい本体が売り。
  短所:テープ時間も短く値段も高い。SONY製品としか連動できない。
  お買い得度:2006年ついにSONYのカタログから消えました。

 7.8mmテープ(アナログ・デジタル)
  特徴:以前一番普及していた、8mmテープがある人に。
  短所:テープが大きい。デッキの生産も3年前に完了しました。
  お買い得度:少し前まで、アナログタイプは低価格カメラとして人気があったが、DVCとの価格が逆転、8mm買い替え以外は購入してはいけない。

C.選択のポイントとなる用語
 1.メガピクセル・○00万画素
   デジタルカメラとしての性能、年賀状なら100万画素あれば十分。
 2.3CCD
   画像を取り込む回路、3CCDは色彩がきれいで、高級機のみで採用。
 3.光学○倍ズーム
   数字が大きいほど遠くのものを大きくきれいに撮影できます。10倍が標準
 4.i・LINK端子
   パソコン・DVDレコーダーへデジタル転送できる端子、接続側でコントロール可能。
 5.○○時間録画(最長)
   これは、別売バッテリーを使用した時の時間、ほとんどは1時間前後です。
 6.○○レンズ採用
   ビデオの記憶は点の数が同じなので、いかにキレイに撮り込むかで差別するしかないので、ここを強調してます。
 7.アクセサリーキット
   充電器と充電池のセット。最近はほとんど標準でついてます。

D.各タイプ&各社の機種の特徴(付いてない機種もあり注意!)05~06年モデルベース
1)DVC(標準画質)タイプ
 パナソニック(ナショナル)
  1.3CCDレンズ付きで低価格(表情が違う)
  2.マイク付きリモコン付属(ローアングル・ハイアングルで便利)
  3.06モデルから「うっかり撮り防止機能」が追加
    4.ローエンドモデルが廃止になりました。
 SONY
  1.タッチパネルで簡単操作
  2.液晶画面で操作モードを確認&簡単モード切り替え
  3.ナイトショットで白黒夜間撮影できます。
  4.新モデルは1機種になり低価格モデルは廃止
  5.ハンディカムステーションで簡単接続管理

 ビクター
  1.暗くてもカラーで撮影できるナイトアイ(激しく動くものはだめ)
  2.液晶パネルの開閉で動作するクイックパワーオフ
  3.スポーツ撮影を意識した低価格モデルがあります。

 キャノン
  1.デジタルカメラと同じ9点オートフォーカス採用。
  2.全モデルワイドテレビモードを採用。
  3.他社と較べて軽量長時間撮影が可能。
  4.カメラメーカーなので、設定変更で(最低)8ヶ国語に対応。

2)DVD記憶タイプ  パナソニック(ナショナル)
  0.対応メディア (DVD -R -RW -RAM)※RWは互換のみ
  1.3CCDレンズ付を発売し日立OEMを脱却
  2.マイク付きリモコン付属(上級機のみ)
  3.「うっかり撮り防止機能」が追加(上級機のみ)
    4.ローエンドモデルが投入されましたが、機能を削除しすぎ!

 SONY
  0.対応メディア (DVD -R -RW +RW)
  1.タッチパネルで簡単操作
  2.液晶画面で操作モードを確認&簡単モード切り替え
  3.ナイトショットで白黒夜間撮影できます。
  4.内臓マイクで5.1chサウンド記憶できます。

 日立
  0.対応メディア (DVD -R -RW +RW -RAM)
  1.唯一のフルメディア対応(RWのVRモードも対応)
  2.1秒の瞬間起動。
  3.元祖DVDカメラメーカー、ナショナルの反乱でどうなる?

 キャノン
  0.対応メディア (DVD -R -RW)※RWは互換のみ
  1.デジタルカメラと同じ9点オートフォーカス採用。
  2.全モデルワイドテレビモードを採用。
  3.他社と較べて軽量長時間撮影が可能。
  4.カメラメーカーなので、設定変更で(最低)8ヶ国語に対応。

3)HDD記憶タイプ
 SONY
  0.内臓タイプのみ販売
  1.タッチパネルで簡単操作
  2.液晶画面で操作モードを確認&簡単モード切り替え
  3.ナイトショットで白黒夜間撮影できます。
  4.内臓マイクで5.1chサウンド記憶できます。

   ビクター
  0.内臓タイプと交換モデルを販売
  1.暗くてもカラーで撮影できるナイトアイ(激しく動くものはだめ)
  2.液晶パネルの開閉で動作するクイックパワーオフ
  3.HDDムービーの元祖メーカー、SONYと東芝をどうかわす?

 東芝
  0.内臓タイプのみ販売
  1.競合を避ける為直販のみの異色販売
  2.静止画を性能を抑え、低価格重視の商品スタイル
  3.最大容量60GBタイプを追加発売

E.その他注意点など。
 1.8mmカメラユーザーの方へ
   8mmビデオカメラが完了になると再生できる機械がなくなるので、早目にダビングをしておいてください。

 2.購入前に一度持ってください。
   最近は女性ユーザーが多いです。長時間撮影できるか重さを確認してください。

 3.バッテリーについて
   実際の撮影時間は、マニュアルの時間÷2です。ズーム等で消耗する。

 4.お買い得時期は?
   殆どのメーカーが2月~3月にモデルチェンジします。旧機種はこの時期、新機種は5月前後にお買い得になるケースが多いです。



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