カテゴリ:観戦記(岡山)
【JFL後期第12節】
◇日時 2008年10月25日(土)13:00 ◇場所 湖南市市民グラウンド陸上競技場 ◇観衆 632人 0-0 ファジアーノ岡山 2 1 MIOびわこ草津 2-1 ◇天候 晴 21.7℃ 53% ◇得点 【岡山】喜山(74分)、喜山(89分) 【びわこ】安部(54分) ◆公式記録◆ ![]() ![]() 試合の方は、立ち上がりから、MIOの動きがいい。ヘディングでの競り合い、セカンドボールの奪取も、ほとんど、ファジアーノが負けている。 選手の身体に当たって、意に反した方向に転がったボールも、なぜかことごとく、MIOが拾う。これは、単なる偶然ではなく、MIOの出だしの良さなんだろうか? ファジアーノは、誰が調子が悪いというのではないが、何かがおかしい。 この試合に敗れると、星勘定も厳しくなるが、そんなことより、こんなゲームをやっていては、J2昇格をかけた今シーズンの残り試合も戦えるはずがないといった不安がよぎる。 MIOのFWが何度もファジアーノのゴール前に駆け込み、シュートを放つ。 右のゴールポストに2本救われた。その他にも、ダメだと思ったやつがサイドネットだったりと、ヒヤヒヤの連続。 特にMIOのロングボールに対して、ファジのDFが「個」で対応するため、ボールの弾み方によっては、瞬く間に大ピンチに。 攻撃も、左サイドの狭いところを突破しようとして、何度もボールを奪われて、シュートをなかなか撃てない。 ![]() サポターも、なかなか闘うモードにスイッチが入らない。ゆるきゃらの「キャフィー」君に生気を抜かれたのか、あるいは、こののどかなスタジアムのせいなのか?少なくとも、MIOサポの方が少ないので、どアウェイの緊迫感がない。 長いチャントは少な目にして、短いコールを中心に声援を送るが、ときどき、不安そうに試合を見守る時間も多くなり、MIOのチャントが聞こえている時間が多かった。 なんとか、このまま、前半を無得点で終えてくれという祈るような気持ち。 そして、ハーフタイムでの修正して、流れを変えてほしい。 ![]() ![]() ![]() サポーターもより密集して、後半から気合いの入れ直し。 ![]() ファジアーノは、後半の頭から、伊藤選手を投入。伊藤選手自体の調子は今ひとつのところもあったけれど、DFが「ライン」として安定してきて、危なっかしい場面も少なくなってきた。 しかし、相変わらず、MIOがセカンドボールを拾い、前へ選手が一斉に走り出す鋭い攻撃でピンチが続く。 そんな中で、後半9分、MIOのコーナーキックが続き、ついに失点。 でも、この失点で私の心の中では、北谷、仁賀保での劇勝のような展開になるような予感がしてきた。滅多にスタに来られない勝利の女神のレアキャラサポのAさんもいますから。(なんと、彼の参戦した試合は、ホーム開幕の富山、アウェイの鳥取、アウェイの琉球、アウェイのTDK戦と、リーグ戦全勝で、TDKの86分を除けば、すべてロスタイム勝利という強運の持ち主。) 逆に言えば、そんなジンクスめいたものを持ち出す以外、勝てそうな予感がしなかった。 ![]() その後も、MIOの攻勢は続き、後半だけでも、DFが振り切られ、GKと1対1となり、枠の中に飛んだ鋭いシュートを守護神チャンガンが2本止めた。 後半11分、妹尾選手を投入し、何度か右サイドからの、MIOのDFラインを突破し、チャンスを作るんだけど、すぐにMIOの選手2人に囲まれて、ファジの選手のフォローがないため、ボールを奪われる。 ![]() しかし、後半29分、その妹尾選手が倒されPKを得る。 PKを蹴る瞬間、両手を握りしめて、祈るように見守る女性サポも。 そんな重圧の中、喜山選手がきっちりと決めてくれて、サポ席は喜びが爆発!! 喜山選手のPK&喜ぶサポのyoutube画像 その後は、明らかにファジアーノが息を吹き返し、サポターも、アレ岡山、レッツゴー岡山のチャントで後押しし、何度か決定機を迎える。 後半41分には武田選手を投入し、さらに攻撃的な布陣を敷くが、得点を奪えず、そろそろロスタイムの表示が出ると思った瞬間、武田選手が相手GKに倒され、MIOのGKはレッドカードで一発退場。 交代枠が残っていなくて、普通の選手がGKになるのかと思ったが、枠が残っており、サブのGKが入る。 PKエリアラインギリギリのポイントからのFK。距離が近いのでかえって、壁を越えてそのままバーを越えてしまう可能性もあり、難しい位置。 サポーターは、肩を組み、アレアレオーの大声援。 そんな重圧の中、喜山選手が蹴った緩やかなボールがゴールマウスに吸い込まれた瞬間、誰彼と無くハイタッチ、握手! ![]() しかし、まだ、時間を残っている。MIOにCKを奪われる。MIOのGKも攻撃に参加するも、なんとかゴールキックに逃れ、試合終了。 試合内容はともかく、大きな大きな勝ち点3を奪うことができた。きっと、手塚監督の大きな雷が落ちたはず。あとは、切り替えて、北九州戦に向けて修正していくしかない ![]() ![]() 試合後、サポの仲間は、みんな幸せな笑顔に包まれていた。これが、逆の結果だったらと思ったら、ぞっとする。 ![]() 最後は、アウェイゲーム恒例の記念撮影。 ![]() ![]() ![]() 帰りの名神高速大津SAで、食事で勝利の喜びをかみしめながら食事。 肉汁が名物らしい。 岡山到着は20時過ぎ。みなさま、お疲れさまでした。そして、お世話になりました。 この試合の動画は、山陽新聞社「GO!FAGIANO」をご覧ください。 また、次節の北九州戦への遠征をためらっている方、是非、スタジアムで一緒に応援しましょう。 急いで、パルツアーのバスツアーに申し込みをしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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