カテゴリ:観戦記(その他)
■2008 天皇杯準々決勝
◇日 時 2008年12月20日(土)15:00 ◇場 所 桃太郎スタジアム ◇観客数 8,531人 2-2 0-0 柏レイソル 3 2 サンフレッチェ広島 〈延長〉1-0 0-0 天皇杯の準々決勝、柏レイソル-サンフレッチェ広島戦が桃太郎スタジアムで開催された。 柏の前身は「日立製作所サッカー部」、広島の前身は「東洋工業サッカー部」と戦後の日本のサッカー界を引っ張ってきた超名門クラブ同志の対決となった。 ![]() スタジアムに到着すると、ちょうど柏の選手バスが到着したところだった。 しかし、フランサ選手と李忠成選手の顔しかわからない・・・。 ![]() キックオフの2時間前の13時に開門。あっという間に、バックスタンドのサポの応援席が埋まっていく。 バックスタンドのS席は3列ほどで、天皇杯1回戦、2回戦の時に比べると随分と狭くし、その分、A自由席のスペースを広く確保している。 ![]() 私は、メインスタンドの柏側(ホーム側)の自由席から観戦。 メインスタンド中央部のSS席と、柏側のSA席は、空席が目立っていました。 ファジアーノサポで、レイソルのレプユニ着ている人もいましたね~。 ![]() ![]() 試合内容以上に、両チームの応援が楽しみ。特に生で柏を見るのは、1995年の国立競技場以来なので、特に注目していました。 あの「柏バカ一代」や「レッツゴー 柏(グリーングリーン)」を聞けたのが大きな収穫でした。 試合開始前の柏サポーター【youtube映像】 柏バカ一代【youtube映像】 柏サポが「天皇杯 ドサまわりに疑問」という横断幕を出したけれど、関東の人から見れば、岡山もドサまわりの田舎都市なんでしょうね。 広島サポに比べると、人数はかなり少なかったけれど、声量は広島には負けていなかった。 ![]() ![]() 広島サポは、バックスタンドを紫に埋めるほどの大人数。気の毒なことにあふれた人たちは、ゴール裏の芝生席へ。 声出しサポも、ファジアーノの4倍くらいはいたんじゃないかな。伝統あるクラブの底力を知らされたような想いです。 選手入場時に、ビッグフラッグも登場しました。岡山で運搬するのは、大変だったでしょうが、フラッグを広げるのは、手慣れた感じに見えました。 バックスタンドからのチャントがメインスタンドに響き、また、メインスタンドの広島サポからも手拍子が沸き起こるなど、完全に広島のホームゲームの雰囲気でした。 広島ビッグフラッグ、選手入場【youtube映像】 試合の方は、柏が点を取ると広島が追いつくという形で、前半を2-2で終了。 後半も歓声とため息が混ざり合う、素人目に見ても時間の経過を感じさせないスリリングな展開。 私の気持ちとしては、これだけ多くの広島サポに足を運んでもらったんだから、みんなに喜んでほしいと思っていたんだけど、結局、延長で柏が3点目を奪い、そのまま終了。 広島のゴール前での芸術的なパス回し、そして佐藤寿人選手の華麗なプレー、また、柏のフランサ選手、李忠成選手などの個の力、サッカーに詳しくない人間が見てもワクワクするような中身の濃いゲームでした。 桃太郎スタジアムについては、ゴール裏の狭さ、見づらさは、Jクラブのサポからは、不評を買っていますが、ホーム側が国道、アウェイ側が炬火台、地下が津島遺跡という状況では、抜本的な改善は難しのでしょう。 でも、改めて、桃スタにもいいところもたくさんあることに気づきます。 ・県外からのサポーターにとっては、飛行機、新幹線、高速バス等でのアクセスが優れている。 ・メインスタンドからは、陸上競技場としては、観戦しやすい。 ・桃スタは、ゴール裏でサポが応援しないので、互いに相手チームの応援を聞くことはできないが、メインスタンドでは、両チームの応援がよく聞こえる。 ・大型ビジョンがある。 ・メインスタンドの大部分を覆う屋根がある。 ・無料で高速無線LANが使用できる。 ・施設が新しい ・トイレがきれい さて、今日で広島は今シーズンは終わったけれど、来年、ファジアーノは天皇杯は、県代表ではなく、J2クラブとして出場しますが、鳥栖のように12月のこの時期まで勝ち残っていてくれることを祈るのみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年02月09日 21時58分41秒
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