カテゴリ:乗りつぶし
◆乗り鉄の旅〈その3〉予讃本線(下灘~伊予大洲~新谷)・内子線(新谷~内子)
宇和島行きの1両編成の気動車は、キハ54。 下灘駅の次の駅は串駅。ビールが飲みたくなる駅名なんて、自分の発想の貧困さに苦笑い。 下灘駅を出た宇和島行きの普通列車は道路や海岸より一段落高いところを山に沿って走る。 車窓の風景は、オーシャンビュー過ぎる。 贅沢を言うならば、電線は人間の視界の上か下にしてもらいたい。 伊予長浜駅で対向列車とすれ違い。新線開通前には、急行列車も停車していた駅。 石勝線の開通で、裏通りとなった、根室本線の滝川-富良野間の駅と同じような哀愁が漂う。 伊予長浜駅を過ぎると、肱川の流れに沿って走る。 さらに、寂れきったたたずまいの駅が、五郎駅。 かつては、五郎駅から内子線が分岐しており、2面3線の構造だったが、山側ルートの向井原駅~内子駅間及び新谷駅~伊予大洲駅間が開通し、全線開通となった際に、五郎駅~新谷駅間は廃止され、乗換駅の役割を終えてしまい、寂寥感溢れる駅となってしまった。 ところで、五郎といえば、誰なんだろう? 野口五郎は古いな。ちなみに、1984年に廃止された高砂線には、野口駅があったそうだ。 宮五郎なんて古すぎてだれも知らないだろう。昔、ぴんからトリオというグループがあって・・・。そんなことはともかく、全国の五郎さんへ! 13:09伊予大洲駅到着。 伊予大洲は愛媛の小京都。大洲城がある城下町だけど、せめて、城の写真を撮りたいところだけど、城の姿が見えない。ここでの乗り換え時間は19分しかなので、観光なしで内子線に乗り換えることに。 伊予大洲駅前から、松山空港に向かうリムジンバスが出ていて、10人くらいが乗車。 岡山人には気が遠くなるほど、南予地方から鉄路で東京に行くのは時間がかかりそうだ。 内子駅構内の陸橋から、宇和島方面を臨むと、大洲城が少しだけ見えた。 伊予大洲駅には、家路につく高校生が多く、13:26発の松山行き普通列車は座席がほぼ埋まるほどの盛況。 伊予大洲駅を出ると、線路は予讃線は二方向に分かれて、内子方面は、山の中に入っていく。比較的歴史が浅いので、高架になっている部分もたくさんある。 五十崎駅。難読駅でもあり、読みは、いかざき駅。そういえば、「そうはいかんざき」という政党のCMが、昔あったな。 13:43内子駅で途中下車。味気ない高架駅となっているのには、びっくり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年05月20日 00時24分23秒
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