カテゴリ:乗りつぶし
函館市観光協会で、市電の1日乗車券を購入。 窓口で「明日の日付でいいすか?」「え?今日これから三回以上使われるんですか?」と言われた。 函館市電の路線は、Y字型となっていおり、乗り潰しに手間がかかる。 まずは、函館駅前から、函館どつく前まで。 どつかないのに、終点「函館どつく前」まで。 企業名は「函館どつく㈱」だけど、読みは「どっく」だそうだ。 造船所があるけど、そこまで足を伸ばせず、あわただしく折り返し。 遠くに、クレーンは見える。 車窓から函館山が見える。 十字街で乗り換えて、もう一つの終点の谷地頭(やちがしら)へ。 道路が下り坂になっていて、電車も下っていく。坂の町の函館らしい。 「チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる」というCMあったね。 道路は続いているが、電車はここまで。谷地頭電停。 地頭から、湯の川行きの電車に乗車。 車内の乗客の服装は長袖で上着を羽織っている。半袖姿が、著しく場違い。 それに気づくと一気に寒さを感じた。 終点の一つ手前の湯の川温泉で下車し、18時過ぎにホテルに到着。 今夜の宿は、湯の川温泉ホテル雨宮館。 本来、乗り鉄の旅ならば、翌朝の行程も考えて、駅前の便利なホテルにするのだけど、味気ない鉄旅の中で、温泉という言葉に心が揺れたもので。 一泊二食で税込6500円という破格値。 夕食は、近くの寿司店での特別セットになっている。 さかえ寿し第一湯川支店。夫婦でやっているこじんまりとした店。 ホタテやあわびの料理に握り寿司のセット。回らない寿司ではあるけれど、他に同じホテルの客が一人だけ。素材はいいと思うが・・・。 実は、函館市電で、湯の川温泉から終点の湯ノ川までが乗れていない。 終点の湯の川電停まで歩き、そこから電車に乗車し、めでたく函館市電も完乗。 湯の川温泉電停で、本日の全行程が終了したが、アディショナルタイムに突入。 そのまま降りずに、十字街まで。目的は、函館山からの夜景。 寒さ対策に、長袖のシャツにウインドブレーカーで武装。 寿司屋の女将の話によると、運の悪い人は何度来ても、霞んでいたり、雨がふったりだそうだ。 十字街の電停で下車。 すっかり日が暮れて、函館のおしゃれな街並みが、いっそう際立つ。 十字街の電停から坂道を上って、ロープウェイ山麓駅まで。 神戸に住んでいた頃、酔っぱらって坂道を上って帰っていたけど、市街地のこんなきつい坂は久しぶり。 天気はよさそう。デジカメもスマホも、最近は夜景モードというのがあるけれど、うまく撮影できるだろうか? 125人乗りの大型ロープウェイは、中国からの観光客、特にカップルが多い。 山頂の展望台は、観光バスやタクシーでの客も多く、大にぎわい。 私は行いが良いはずだけど、行いが悪そうな人もたくさんいるのに、空気が澄んで、今夜は絶好の夜景日和。そんな中で、おっさん一人は、いかにも場違い。 日本三大夜景で、神戸、長崎県に比べるとゴージャスさには負けるけど、函館にはまた、そのよさがあるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年10月23日 00時10分51秒
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