一生に一度の「夢の旅」
_ 海辺の民宿の朝食。何より、ご飯が美味しい。 民宿の女将さんに送迎してもらって松尾駅へ。ここから、五十鈴川駅まで向かう。 車内で、またまたピンチを迎えることになった。 500円玉を車内の両替機で両替しようとする、新硬貨非対応。千円札を入れると、そのまま突き返される。千円札も新札対応していないようなので、旧札の千円札を入れると両替機にお札が吸い込まれて、そこれゲームオーバー。 駅に到着時に、運転士の後ろのガラスをたたいて、お札が戻ってこないことを伝えると、鞄の中から千円札を渡してくれた。両替機を直していたら、電車が遅れるからね。 私が下車して五十鈴川駅で、運転士も交代していたが、きっと、引き継ぎ事項の中に千円札の件が入っているんだろうな。 伊勢参りは江戸時代には、一生に一度の「夢の旅」として庶民に親しまれたそうだが、私もこれまでお参りする機会がなかったので、今回が人生ラストチャンスかも。 現代では外宮(豊受大神)→内宮(天照大御神)の順で参拝するのが正式な習わしだろうだが、外宮から内宮まで約4kmあり、歩いて45分くらいとのこと。 今回は、時間がないので、参拝客が多く、おかげ横丁もある内宮のみに参拝することにした。 五十鈴駅から伊勢神宮内宮の参道にあるおかげ横丁までは、約2kmで、徒歩30分ほどで、路線バスもあるが、タクシーで移動。料金は、1,280円。 おかげ横丁は、内宮の参道のおはらい町の一角にあり、江戸時代の町並みを再現したもので、1993年7月に開業し、今では年間655万人が訪れる三重県を代表する観光地となっている。 「おかげ横丁」という名前だけ聞くと、”おばあちゃんの原宿”と呼ばれる巣鴨のように時間の流れから取り残されたような町のイメージがあったが、小布施や飛騨高山などの若い人に人気の観光地を参考にしたそうで、赤福やぜんざい、伊勢うどん、豚捨のコロッケなどのグルメから真珠まで、時間を忘れるエンターテイメント空間になっている。 伊勢うどん 豚捨のコロッケ 赤福本店で赤福ぜんざいをと思ったが、行列を見て断念。 団五郎茶屋がちょうど10時開店だったので、待たずに赤福ぜんざい。 伊勢神宮内宮の入口にかかる宇治橋までの大通りにもは、真珠の店も。 土産物屋というよりは、しっかりとした接客で、一般的な宝飾店と変わらない。 時間に余裕が無いのに、女性はこういうところで時間をかける。 真珠のがちゃもある。 スターバックスコーヒー。 伊勢神宮とは不釣り合いな「みっふぃーおやつ堂」まである。 みっふぃーおやつ堂は、飛騨高山でも見たが、他に、小樽、鎌倉、京都祇園と国内有数の観光地に6店ある。 五十鈴川にかかる鳥居をくぐり、宇治橋を渡ると伊勢神宮・内宮の境内になる。 参拝者は一方通行の周回ルートを歩くことになる。 神馬に人だかりがあったので、人をかき分け、写真撮影。 人の流れについて歩くと、いつの間にか出口に近づき、もしかしたら、気づかず通り過ぎた???肝心なところにお参りできないとは、徒然草の仁和寺の法師以下だ。 伊勢神宮では、2時間くらいしか時間を取っていなかったが、私だけは小走りに来た道を引き返し、正宮で無事、参拝することができた。 川崎戦の帰りといい、最近、道を間違えることが多いな。 おかげ横丁は、楽しい場所がいっぱいで、伊勢神宮も境内が広く、2時間程度の割り当てでは全然時間がたりなかった。 国内でも超一級の観光地の伊勢神宮、おかげ横丁などは、三重県にJクラブがあれば、ユニーク着たサポーターで賑わうだろうな。 タクシーで五十鈴川駅に戻り、列車の発車時間まで3分余り。 五十鈴駅から特急で大阪難波まで乗り換え無しで帰ることはできるが、ひのとりに乗るため、津まで戻ることにする。 ここで、またまた、ピンチが訪れる。 宇治山田・名古屋方面の上りの3番、4番ホームに階段を駆け上がると、どちらにも特急列車が停まっており、名古屋行きの急行列車の姿が見えない。 下りの2番ホームに停車中の列車を見ると急行名古屋の表示が・・・。 息を切らせながら、階段を駆け下り、そして駆け上って、ギリギリセーフ。 今回の旅は、鉄ちゃんのくせに、凡ミスが多い。 津駅から、ひのとりに乗車。 「しまかぜとひのとり、どちらがいい?」の質問に、「しまかぜもいいが、ひとのとりもかっこいい」とのこと。 津駅は県庁所在地の駅にもかかわらず、駅弁や郷土色のある弁当を売っている店が見当たらず、天丼の店でテイクアウト。 先頭車と最後尾の車両がプレミアム車両。しまかぜと同じような2列+1列のゴージャスなシートになっていて、ロッカーや洗面台もあるる。 しまかぜでの売店では500円だったホットコーヒーは、ひのとりの自販機では200円。 津から大阪の鶴橋まではノンストップ。 津から1時間22分で終点の大阪難波駅に到着。 大阪難波駅から阪神なんば線の電車に乗ろうとホームで待っていたら、電車の発車チャイムが鳴り、数十メートル離れた場所から電車が出発した。8両編成では無く、6両編成の電車で、電車が目の前を通り過ぎるのを見守るしか無かった。 この旅、最後まで、電車に嫌われたようなことになったが、致命傷になっていないことが救いだった。 今回は、鉄分抑えめの旅にしたが、それでも鉄分が濃いかったかも。 また、機会があれば、伊勢神宮外宮にも足を運んでみたいし、きれば伊勢エビも堪能したいな。【旅程】 松 尾 08:36→09:01 五十鈴川 伊勢中川行(近鉄志摩線・鳥羽線) 五十鈴川11:14→11:56 津 近鉄名古屋行(近鉄鳥羽線・山田線急行) 津 12:45→14:07 大阪難波 大阪難波行(近鉄特急ひのとり) 大阪難波14:10→14:30 尼 崎 尼崎行(阪神なんば線) 尼 崎 14:38→15:14 西 代 須磨浦公園行(阪神本線特急)