第3回フットボールスタジアム検討協議会
第3回フットボールスタジアム検討協議会を傍聴。 今日は、県民アンケート結果(速報)をもとにスタジアムの必要性及びありたい姿に係る自由討議が行われた。 アンケートは7/17時点での9,163件(うち県外402件)の回答があり、345種類の意見として取りまとめられた。なお、締め切りまでに10,794件の回答あり。 アンケート結果を見ると、「新設か改修かといった対立する意見がある」という委員からの発言に対して、「この協議会は、50万件の署名及び県議会の陳情採択によるもので、新しいスタジアムを作ろうということから始まっている。(新スタが)できるか、できないかだ」という意見があった。 「新スタジアムの議論の前に街づくりの全体像、岡山の街をどうしたいかが示される必要があり、それがなければ、民間も投資できない」といった意見もあった。 事務局の県としては、県の防災拠点とすることくらいなら示せるかもしれないが、本来、にぎわい創出など街づくりは、市の仕事なので中々、県が街づくりの全体像を示すのはハードルが高いのではないだろうか。 また、委員から多様な視点から意見が述べられた。 「(アンケートの)言葉の背景には、岡山をもっと活気のあるところにしたいという思いがある」 「人口減少、若者流出。何か足りないと思っている人が多い。岡山を魅力あるのにしていく」 「岡山県の将来を見据え社会資本として整備すべき。全国大会、イベント等で多くの人を呼び込み、経済効果」 「シニアの健康増進、子育て世代のコミュニティなどサッカー以外でも地域にとっての社会的価値を創出する」 「県民が日常的に使える機能が必要」 「サッカーに関係ない人にとっても地域がよくなる実感を伝えることが大事」 「スタジアムがあることで前項への発信力が違う。多機能の施設が必要」 注目の立地・アクセスについては、次のような意見があった。 「岡山駅に近い、まちなかスタジアム」 「アウェイサポが歩いて行ける」 「車で行く場所だと多くの人が使える施設とならない」 全体を通して受けた印象としては、 ・サッカーファンだけでなく、幅広く県民が利用できる ・アウェイサポの誘客 ・県民の誇りになるもの これらの点については、各委員は同じ認識のように感じた。 ここから導かれるのは、街中の多機能スタジアムということになるが、適地がなければ、絵に描いた餅になり、よりましな郊外スタを選択せざるを得ないことになる可能性もありうる。 事務局に対して、次回の協議会で、場所についての資料を出せないかという意見があったが、事務局(県)からは、「場所は現在、委託会社と調査中。前回、調査した県の未利用地の資料なら出せる」といった回答があった。 ただ、この県の未利用地については、昨年の8月の県議会の特別委員会で報告があり、未利用地は例えば、蒜山のほうとかで、「未利用の県有財産の中に適地なし」という結論だった。 ファジアーノの新スタジアム整備 岡山県「未利用の県有財産の中に適地なし」 事務局から、コンサルタントによる「Jリーグ利用を踏まえた適正規模」の調査の報告があった。 2050年の将来需要の推計がなされた。 J1定着 19,200人 昇格降格 17,900人 J2降格 16,700人 上記を踏まえると、新スタジアムの適正規模は19,600人~25,600人になる。 これは、あくまでもJリーグ戦であり、代表戦等を考慮していないものだ。 8/8(土)には、広島-千葉戦(ピースウイング)の視察があり、第4回の協議会は、8/25(火)に開催される予定。 次回は、アンケート結果(確報)の詳細な分析(例:世代別など)に基づき、議論がなされるだろうが、事務局から候補地案でもでないと、なかなか議論が前に進まない感じだ。 ただ、当然ながら候補地は、県議会議員のいずれかの選挙区にあるわけで、県議の知らないところで、いきなり協議会に候補地を出すというのはさすがにまずいだろう。 水面下の事前調整が必要かもしれない。す。にほんブログ村