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GMの抵抗ワショーイ

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2021.06.22
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カテゴリ:麻雀
part2から大分間が空いてしまいまたが、久々に打ったので牌譜分析やってみます。

今回のテーマは三麻で役満が飛び交った時の立ち回り

三麻だと割とよくある役満ですが、これを対戦相手が打ってきた時にどう立ち回っていくか?という視点で振り返ってみます。




東一局

開幕早々に両者が鳴いた局面。
二人とも特段副露率が50%以上の超鳴き型というわけではなさそうでした。

一方で自分の手はこの局面で二向聴の門前型ドラ無し。
加えて北ドラも期待できない状況。
こういう状況では早めに見切りをつけて防御に徹するようにしてます。
特に親に放銃したら11600持っていかれそうで怖いので。
さすがに両者ともに速くて一向聴程度と期待して8pで安牌を確保しておきます。
(どんなにアガれても33%のゲームなので)



下家は役牌を鳴いてのそろそろ一向聴からテンパイかな?という状況。
ここは1sを早めに出しておき、親相手に備えておきます。
(この状況なら二者で争ってくれそうなので1局目ということもあり、見に徹します)

起家でもないし…。



直後に5s切り。
これは14sか69sがかなり危険か…早めに1s出しておいてかなり守りやすい状況に。ラッキー。
この手牌なら安全に流局まで持っていけそうです。



流局時はこちら。


下家も途中オリてますが、6p待ちでした。
早めにオリた結果、両者に対して安全に立ち回れました。

待ちは14sは予想通りといったところか。しっかりと抑え込めたので良しとします。




東一局1本場

親が北を3枚抜いており、守るか速攻でいくか?の選択を迫られている場面。
後で狙われたら困る1sを先に処理。
ぱっと見どちらかが索子で攻めてきそうに見えた。



…と思ったら下家は筒子で染めるみたい。
前局の打ち方からして、かなり遠い所からも鳴いてきてる様子があったのでここは9p2枚を先に処理しておきます。(鳴かれる心配は0だし、テンパイで狙われたらかなり手が圧死する)

(余談ですが、中国系の名前の方は結構遠い所から鳴いてきっちり押し引きしながら手を作りきるスタイルの人が多いってのをツイートで見た覚えがあるのでこれはまだ向聴数遠いなと判断しました)



その後親リーがかかりますが非常に安定して防御をしつつテンパイも確保。


…が、ここで親が2sと4sが手出しだということを失念していて3sを見て
(あれこの3sって親に通るっけ…?)となり安全路線の完全ベタ降りに変更。
三麻なら流局時のノーテン罰符は大したことないので、手出し/ツモ切りを見逃していた場合は安全路線に舵切った方がいいケースが多いです。

さすがにこの状況なら攻める必要は全くないのでオリですね…。
4s3枚見えた直後にテンパイしたので、さすがに期待できない。

手出し/ツモ切りはこういう僅差の状況を勝ち上がる時に有益となる情報です。
金の間レベルなら意識しなくても大丈夫ですが、玉の間で勝ち上がっていくなら意識したいところ。今日の反省点ですね。




…が不幸にも黒塗りの高級車に衝突。



これはツラい。ノーテン罰符の1000点がとってもかわいい。
親の役満はこれだけで16000持っていかれちゃう破壊力…
ツモ損じゃなければ24000持っていかれるところだった。





東一局2本場


先制親リー。
三麻の先制親リーにはベタ降りが基本なので、オリで。
北ドラがあればまだ攻めれたけど、これは厳しい。
というか親に18000以上放銃したら即試合終了なので守るしかない。



…幸いこの回も無事に流局できました。下家もノーテン。
打順からして下家の守備の立ち回りはそれなりに実力ありそうな予感しました。



東一局3本場


親のツキもそう続くこともなく、ここから反撃開始です。
先制役無し両面以上はまずリーチで大丈夫。

三麻のリーチ判断は三人麻雀【リーチ判断編】初~上級者向け3麻 リーチしない基準(麻雀の近道)辺りが参考になりました。

三人麻雀はトップを取りに行くゲームなので、3着時にはガンガンリーチをかけていったほうがいいです。

もしくは2着とはいえ18000を割っているこの状況。
親の跳満は割とよくあるので、子で18000、親で12000点割ってたら点数的にはかなり危ないと見積もっておいたほうがよいかと。

実際この形なら普通に東は出てくる上に止められたとしても58pが活きてるので自信をもってリーチ。
親もこれだけ稼いでくれればこの局面はオリてくれるんじゃないかなと期待。



下家がカンしてくれたおかげもあってこの局は満貫。
リーチ強し。
親もきっちり降りてくれてますね。






東二局


今回の分水嶺となった局面の1つ
ここでリーチをかけるか否か?は意見分かれそう。
親で先制は見て取れるのでリーチをかけるのも1つの手…ですがここはダマで。
理由は手替わりの好形の多さにあります。

1s(ドラ)や6sが入ってくれれば最良
34sなら両面への変化、5sなら引っ掛けになりうる状況
7sが来るとちょっと厳しいですが、その場合は7sツモ切りリーチかな。

あと、上家が索子で染めようとしてるので2,9sは出ないです。
事実上「無筋3~7待ち、リーチしなければ良計変化がかなり多い場合」なのでここは様子見。




数順後…



最良の6sが来てくれました。
これは100回中100回リーチのケース!!!
直後に下家からツモ切りリーチが来ましたが、こちらはこの形ならので自信をもって大丈夫。
この形で下家からのリーチが来るとしたら満貫狙い愚形のケースが多いです。
(実際そうでした)

これがリーチのデメリットの1つで「ダマテンの可能性があり、リーチをかけると追っかけられる」ケースです。
下家の場合逆の立場なのでラスなので即リーでもいいかも…という感じはしますが、親リーやトップの高打点の動きを警戒していたのでしょうか。





2s9sのままリーチを打ってたら危ないところでした。
2着のときはこのようにラス目が追っかけリーチをかけてくるリスクがあることを念頭に置きながらリーチをかけることで安定していきます。
今回のポイントは上家が索子染め≒索子が事実上無筋3~7牌と同ランクだった、という所が判断の最大のポイントでしたね。







東二局1本場


特に迷うことなく親跳確定、これは最大のチャンス!!!

他家からしたら見えてる範囲で12000確定なのでまともに攻めてくるのは期待できない。
ここは6pで47p待ちが安定です。今までの打牌からしてここは防御に回ってくる可能性が高い。
であれば少しでもツモ率の高い47p待ちで6000オールを手堅く獲るのがいいかと。
(倍満は早々でないです、すでに数え役満出てるし…。)





…が、金の間なので上家から出てきてくれました。玉の間だとまず出てこないのでツモ頼み。
副露に対するこの辺りの防御力の差は実力に大きく反映されるので、見えてる範囲での打点がどれぐらいあるかカウントするのは大事。




逆にツラいのはダマで11600取られるケース。
別対局で一番キツい放銃の例があったので、例えば以下。

混一色ならまだ読みようはありますが、この平和一気通貫は防ぎようがない。
普通にリーチかけるし、2sで放銃してしまう。
北ドラが抜いててとかカンがあるからどうこうって話でもないので、このケースは諦めです。
逆に警戒すると攻めが弱くなるので変に読まない方が良いでしょう。




逆に警戒したほうがいいのは次のケース。

東二局2本場



(2巡目牌効率おかしくない?というのはツッコまないであげてください間違えて打ちました)

下家の捨て牌から「国士無双」の可能性があることに気づけたでしょうか。
(それ警戒して2巡目に9s打ったってことにしといてください(暴論))
このように大物手の捨て牌の場合は結構わかりやすく河が見えることがあります。
他にも怖いのは対子場ですが、これは警戒がかなり難しいので割愛。

こういう時はリカバリも兼ねて中ポンをしたいところ。









…誰も出すわけないですよね。終盤です。
さすがにここから19字牌を切るのは怖い。発も出したくない。
これがダマでも警戒すべきケースの例です。
北ドラが見えてるのが少ないのも納得いきますね。

ここは7s2枚で回していきましょう。運よく白ポンできたら小三元ってことで…。






修羅場ができてしまいました。何だこれは…。
下家は国士ができてそう。上家はキタサンブラック。
オリるつもりが自分も倍満確定の大物手。
とんでもない卓になってしまった…。

ちなみに自分はダマ一択です。
親で倍満なんて早々ないですし、1p来たらさらにチャンタも乗せられる&国士回避できるので。










あっ…





上家、4枚目の北抜きで国士に刺さる
この卓、殺意高いなぁ!?




この後、東3局にて上家は飛ばされました。
東一局にて役満を上がっても飛ぶことが普通にあるので三麻は怖いですね…。


ここから言えることは、トップ目の時のリーチは危険
6~7万点あるとかなりのリードなので、リーチせずに安全に立ち回ることが大事。
ツモ損で削られまくっても4万点辺りまでは持つので1000点のあがりを早く出していくのがポイント。
逆に大きくリードしている人を相手にするときは2着でもいいのでとにかく速い好形を狙いつつ攻めていきたい。
1着の人は防御に回りやすいので、リーチを介さない鳴きの速攻が意外と脅威になりやすい。
3着ならリーチによる高打点を狙ったほうがいい可能性が高いです。
大抵三麻の3位だと跳満倍満ツモ条件が多いので、鳴くと厳しい。








[全打牌はこちら]




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Last updated  2021.09.07 07:51:35
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