お休みをいただいて、台湾へ行っていました。
まず、今回の旅の目的その1!
台北の淡江大学で、中国語コースに通い、みっちり勉強しました。
毎回ながら、自分も語学を教えている身なので、先生の教え方に注目しています。
大学で外国人相手に、長らく語学を教えている教師の方々って、プロ中のプロというか、
ある意味、私にとって、中国語の授業を受けながら、
教授法のワークショップにも参加しているようなもの。
無駄のないすばらしいレッスンだったな~!
宿題も、毎回どっさり出たので、息つくひまもなく... ↓
クラスメイトも、日本人はあまりいなくて(私以外に1人だけ)、
なぜかモンゴル人が多く、次にアメリカ人、ベトナム人、ドイツ人、そして、ツバル!なんて国の生徒さんもいて、
みんなすごく面白くて、フレンドリー!
3年5年と長期滞在を考えている人が多く、
みんな英語も普通にうまいのに、休み時間でも中国語でお互いコミュニケーションをとろうと常に努力して、
少しでも早く上達しようとしているのが印象的でした。
急速にみんなと仲良くなったのですが、
その中でも、隣りの席だったドイツ人のステファンさん!
い~い人でした。
ある日、「僕にも漢字の名前が欲しい。」と先生に頼み、いくつかの漢字の候補から、
(日本と同じく、中国語の漢字で近い音を当てて漢字風の名前にするので)
「史提文」という名前を選んだ彼。
ただ、英語の発音とはちょっと違うので、
授業中、先生が「じゃあ、次は、史提文。」と名前を読んでも、
自分のこととは気づかず、知らん顔...
先生も「ああ、また、史提文は自分の名前を呼ばれたことに気づいてないね。」ということが数十回。
(そのコメントを言われている時すら、自分の話だとは気づいてなかった彼)
私が帰る最終日すら、まだ名前を呼ばれて知らん顔をしていたという...
さて、そんな彼とながながと話した翌日、
「Kangzi(私のこと。日本人の名前は中国読みされるので)と話して、僕は日本に興味を持ったんだ!
だから、昨日、日本語を勉強してみたから、見てくれ!」と見せられたノートがコレ ↓
ああ~、 わゐゑを なんて練習しちゃってる~!
私「あんた、いったいこれをどこから持って来たのー?」と聞くに、
「んーとね、Youtube。」とすました顔のステファンさん。
なんでも、Youtubeで「日本語を独学してマスターしよう。」という動画があったそうな。
とりあえず、「これはもう使ってないから。」と線で消し、
(写真にあるように)
訂正しておいたのでしたが、
ある意味、そのYoutubeで独学し続けたら、どんな日本語になったのか、別の興味が...