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テーマ:英語のお勉強日記(7857)
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~~~今回は、上海合宿日記の続きは、いったんお休みして~~~
英語が苦手な中高生の生徒さんを教えていて気づくのは、 「長文読解」をていねいにやると、テストの点が伸び始めるってこと。
それは、もちろん大人の生徒さんも同様で、 (会話&文法クラスに加えて) 一緒に長文を訳すクラスをしばらく続けていると、実力がついてきたナ~と如実に感じるのです。
「読む」という能力は、別の能力にも、もちろんリンクしており、 それまでは、単語をつなげて話していた(=日本語の並び)感じの生徒さんだったのに、 改めて、主語を意識して話し始めたり(=英語の並びになってきた)、 短文をたくさんつなげて、言いたい事を伝えてた生徒さんが、 真似しようと読解用の教材を探していたら、いい本を見つけました。 こういう時に頼りにしているのは、NHK出版さん!
「小点心 ~あっさり味の日中文化論中国語エッセイ~」 陳淑梅:著 NHK出版
私が、中国語に限らず、英語でも、初級~中級の生徒さんに おすすめする読解教材は、こういうエッセイ物。
実は、あまり普通の小説や、 (言葉のレトリックや、ちょっと変わった言いまわしが多く、なにげに難しいと思うよ) 子供向け絵本、 (簡単かと思いきや、言葉遊びが多かったり) 子供向け童話とか昔話も、 (普段あまり話題にのぼらない動植物や、昔の単語~わらぶき屋根とか~が多そう) 自分が生徒さんにアドバイスする時は、あまりおススメしていないのです。
エッセイ(もちろん、モノにもよるが)だと、 普段の会話に近い単語が多く、シンプルな言い回しも多いので、 好きなのよね。 というわけで、英語の初中級~中級の生徒さんにも、おススメ&自分もレッスンで使っているのが、コレ ↓
ここでもNHK出版さんの「Kitchen Table Talk」 (ケイ ヘザリ:著) 作者が日本に住んで気づいた異文化や語学がテーマのエッセイで、 特に英語を勉強している人には、興味のあるものだったり、 私にとっても、「これ、あるよね~。わかるわかる!」とうなづく箇所が多く、面白いのです。 他にも、彼女のエッセイがあり、そちらもあわせておススメです。
さて、ということで、 私もこの「小点心」さっそく読み始めてます。 意外にユーモアもあり、楽しみに読んでいるところです。 (さっそく、1章目から、 「山田君」と、名前をあいさつがわりに呼ぶ中国人の先生の話が面白くて笑ったー。)
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Last updated
June 4, 2016 12:57:56 PM
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