2021/01/08(金)15:04
語学おススメ暗記法①
語学を学ぶ中で地味な作業の1つとして、「暗記」がありますね。
以前、日韓英と4言語話せるエリートの中国人さんに会ったことがあるのですが、
「言語は、暗記、そして暗記、そして暗記!」と言っていたのを思い出します。
私は、主にただの暗記には、web上のフラッシュカードの「ANKI」というソフトを使っていて、(アプリもあるけど、そっちはちょっとお高め)
それを生徒さんにもおススメしています。
たとえば、1枚のカードの表がコレ。
これを見て、これって中国語でなんだっけ?と言ってみます。
で、下の青いボタンを押すと、↓この画面が出てくる。
で、もし間違えてたら、左下のAgainを押せば、また10分後に聞いてくれるし、
ま、合ってたし、いいかな、と思えば、Goodを押せば、7.9か月後に聞いてくれる、
簡単だと思えば、Easyを押せば、1年後だし、
そして、このどれぐらい後に聞いてくれるかは、自分で設定もできるし、
もしくは、このプログラムの中で勝手に考えて(たぶんアルゴリズムが入ってる)、
適切な時期に聞いてくれます。
ただ、この単語カードは、自分で入力する必要があり、
それは面倒とも言えるが、
その入力する作業を、そもそも覚える時間の一部として使えばいいですね。
実は、このANKIアプリの中でも他の人が自分の作った暗記カードをシェアしてくれている場合もあり、
それを使えるっちゃー使えるのですが、私は、暗記カードこそ自分で作るべきだと思っています。
(初級のうちは特に)
というのも、レッスンで話してて、これなんて言うのかな?って思う単語って、
まずは自分に関係した単語ですよね。
例えば、私が中国語をスタートしたばかりの時、まっさきに覚えたのは、
仕事がら、「英語を教える」とか、
趣味からは、「武術」とか「剣」、「レッスンを受ける」って言葉でした。
そこで、例えば、私が、じゃあ、ANKIで私の単語カードをシェアしようってなっても、
中国語を始めたばかりで、仕事はファッション関係で、趣味はピアノです、って人の場合、
私の、武術、武器、レッスンを受ける...って言葉満載の単語カードは、あまり役に立たないんじゃない?
それよりも、その人は、
まずは「洋服」とか「ピアノを弾く」って言葉を先に覚えたいはず。
そんな人に、私の「武術」って単語が一番先に率先して出てくるようなフラッシュカードってどうなの?
な~んてエラそうに言ってる私も、英語では身にしみてたはずなのに、
中国語では最初は、同じ轍を踏み、やらかしていました。
「まず、最初は、単語だナ~」と安易に思ってしまい、
基礎単語が並んだCD付きの本を買っちゃったのよね。
最初の方に、「笑う」とか「相談する」とか出てきたんだけど、
いや「相談する」の前に、もっと言いたい言葉があるんだよ!
それよりも、
「今日は英語を教えます」
「武術のレッスンに行く」
「剣が好きです」ってなんて言うの???とキリキリしてました。
と、そこで気づき、その本はやめて、
「自分のANKIフラッシュカード」を作り始めたのでした。
やっぱり、万人のために全部いいっていう単語本はないね。
ということで、ANKIのリンク貼りつけておきますね。
このトピック、まだまだ続きます。
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