2021/01/26(火)20:13
語学ができるようになった人へのインタビュー&いいアドバイスの見分け方
さて、この頃は、時間があるので、
アイデアのまま、ほったらかしていたことをいろいろやっています。
まず、1つに、語学ができるようになった人にいろいろインタビューをしてみました。
長期で留学した以外の、自国で話せるようになった人たちに興味があったので。
ということで、さっそく、第一弾として、
このブログでもおなじみの中国人Jさんにインタビューしてみましたヨ!
Jさん:北京在住の中国人さんで日本語が堪能。
ツアーガイドとして、日本語を使う仕事をしています。
注)『 』ところどころ*吉野
1.日本語を勉強するきっかけは?
「大学を機にゼロから新しい言語を学びたかった。そういう意味で同じアジア、親近感のあった日本語を選びました。(大学で日本語を専攻)」
2.どういう風に勉強したか?
「大学で毎日4時間授業、寮に帰っても4時間ぐらい勉強しました。
最初は主に教科書、3年生からは漫画なども取り入れました。
あと、最初ラジオやCDをよく聞きました。眠くなるから、よく寝れましたよ。
話すのは、授業で先生(中国人)と。
最初の勉強の時は、文法が重要。文法を考えながら、書く、話す。
大学を出てから、ガイドとして、聞くこと、話すことが上達し、並行して、読むのも自然に早くなりました。」
3.初級の人におススメのものは?
「暗誦です。決まり文句や、文章を見ないで言えるようにする。かなり重要です。」
4.逆に、やらない方がいい勉強法は?
「ダメな勉強法なんてありません。何かやるだけゼロよりは増えますから。」
5.中級以上の人におススメのものがある?
「自分が興味がある分野を使ってみてください。漫画でも、歌でも、テレビでも。注意してほしいのは、その時、わからない言葉があってもすぐ調べないように。その場で調べてしまうと、その楽しい時間が中断されてしまいます。楽しみ終わってから、勉強モードに入って、調べるのがいいです。あとは、毎日、その言語を使うこと。本を読む、新聞を読むなど。私はしませんけど。」
*ここで吉野、Jさんに言ったのは、
『ごめん、自分のやってきたこととか、自分のやってることだけ教えて~。
その「私はしませんけど」な情報不要』
6.なにか失敗はある?
「日本語ができるから&サッカーが好きだからできるだろうと、準備もせず、テレビのサッカー関連者のインタビューでの通訳を受けてしまった。専門用語が多過ぎて(普段の日常会話と違い過ぎて)、全くわからず、歯が立たず、結局、他の通訳さんに代わってもらった。それが私の黒歴史です。
それ以降、専門分野にはチャレンジしないと決めた。」
*吉野『私も昔、どうしても、と頼まれて、音楽、アート分野の翻訳をしたけれど、日本のHIPHOP界&コンテンポラリーアートの知識ゼロで、A41枚の原稿をいろんな人に聞きまくってなんとかやりとげた経験がある。それ以降、語学教育関連(自分の分野)以外のものは受けないと固く決めた。』
7.あの頃、同じ大学で日本語を勉強していた人とJさんの違いは?
「卒業してから、まだ日本語を使って生活している人は、40人中、5,6人でしょう。
他の人は、全く使わなくなっているので、話せなくなっています。」
(まだ、同級生たちとは交流があるらしい)
8.語学ができてよかったことは?
「仕事ができる、友達ができる、生活が変わった。本当に日本の友達は面白い」
などなど、こんなことを言ってましたよ。
*ちなみに、途中で「その「私はしませんけど」な情報不要」と彼に言いましたが、これ結構重要だと思うのよね。
たまに、自分はやらなかったけど、これいいよ、というアドバイス。
最低、それをやって伸びた人を実際にたくさん見た、ってのなら、まだしも、
それもなく、実際の経験もなく、単なる自分の意見のおススメをしてくるのってどうだろう~?
例えば、
「〇〇はとても身体にいいから食べなさい。私は食べたことないけど。」って言われて、はい、食べようってなる...?
私なんて、このブログでも生徒さんへでも、
自分で試して、絶対コレ!ってのしかおススメしてないから、
かなり良心的じゃない?
プラス、LINEオフィシャルでも、自分の手の内を見せてるしさ~、
と、Jさんに日ごろの不満を力説していたのでした。
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