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2009.11.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「食べる日本史」という本を読んだ。

民族学者の樋口さんという方が書いた本だ。

身近な食べ物という切り口で歴史をとらえる論文で、
身近な物が題材名だけに興味をそそられた。

日本の歴史、文化は食べ物から作られたという内容を
年代ごとに追って書かれているのだが、
現代の食生活のことも指摘されている。
(発行されたのは30年以上前だが…)

日本人には日本人が編み出した
日本人に合った食べ物があるのに、
なぜ少なくなり、西洋化されてしまうのか。
果たしてそれは健康的な食事と言えるのか。

歴史上、食べ物の力の認識力が欠け、
不健康だったり戦争に負けたり病弱になったりとの例がいくらでもある。

自分自身、そんな経験はいくらでもあるのに(戦争は無いが)
幾度となく繰り返してきた。

振り返ってみると楽だからとか安いからという理由で
適当な食生活を送ってきたなぁ。

歴史の本なんでめったに読まないが、
食生活に関して考えるきっかけとなった。

ふと、自分の胃袋を掴んでいる
おふくろの味を思い出した。





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Last updated  2009.11.22 16:55:34
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