レザークラフト|革の種類とプレス機について
レザークラフトをやってみたいと、少し作ってみたりしましたが・・、個人の趣味で綺麗な仕上げとは言えず雑ですが、経年変化が楽しめて嬉しいです。 元々、革製品・小物雑貨などが好きだったのですが、 最近というかここ数年では特に(個人的に)ヌメ革の物が気になっています。ごくごくシンプルな物を探していて、欲しいデザインではお手頃なものがなかった(シンプルで革質も良く恰好良過ぎるものは、お高くて手が出ません・・)ことからいっそのこと自分で作ったら良いのではないかと、少しずつ調べたり道具を集めているところです。 今回は、革の種類を調べて分かったこと(個人の感想もありますが、間違った情報もあるかも知れませんので、カッコしている部分は話半分でお願いします。)を備忘録として残します。(初心者による初心者向けなので、専門用語などは極力使わずに分かりやすい言葉のみです。) 目次 目次メニューはリンクしていません。順番の案内です。 1: スムース 2: ヌメ革 3: タンロー 4: サドルレザー 5: クローム: 6: ドエリア: 7: シュリンクレザー: 8: クロスハッチレザー: 9: スエード: 10: エナメル|ほか|動物の特徴|大きさの単位 11: プレス機 12: 個人の感想・参考 1: スムーススムース・・通常よく革製品で使われるもので、デパートの革靴・ベルトなどの売り場で扱っている革製品は、殆どがコレであると言っても過言ではないという感じの革の質感が密度の高そうなつるんとした綺麗な革で、毛穴が分からないほど滑らか。分厚い感じで手入れがされた高級感のあるもの。 2: ヌメ革ヌメ革・・タンニン鞣しされた、ナチュラルな肌色のものを指す。大体が染色されていない肌色を「ヌメ革」として思い浮かべる場合が多いですが、色のついているもの(黒など)も「ヌメ革」として販売されていたので、その場合は染色されたものではなく、元々の皮膚の色が黒や茶色い牛だったのかと。。これは盲点でした。3: タンロータンロー・・ヌメ革を臈纈(ろうけつ)染めしやすく仕上げられたもの(実物を見たことないのですが、何となく表面が染めるためにヤスリかけしてそうなイメージですね。実際に見る機会があれば追記します。知らなくて勝手にイメージで言っています。) 4: サドルレザーサドルレザー・・ヌメ革にオイルを足したもの(スムースと似ているかも?)・しっとりとした・デパートで売っている革製品の様にツヤのあるイメージ 5: クローム:クローム・・クロム鞣しを施されたもの。短期間で加工でき、生産性(コスパ)が高い。ウエットブルーと呼ばれる。軽量・柔軟・保存性に優れているが、経年変化は乏しくエイジングには向かない。・安価で売っている革製品に向くのかもしれません・腕時計のベルトなど? 6: ドエリア:床革(ドエリア)・・2層目、内側の部分。表面の革の下の層となり、強度が弱い。 ポリウレタンなどの樹脂をコーティングしたものはスプリットレザーと呼ばれる。スプリットレザー・・・分厚いものを分割(スプリット)、削ぎ落した裏側(床革:とこがわ)が加工される 。本革と似ている。 7: シュリンクレザー: シュリンクレザー・・柔らかな質感で、使うほどにソフトさが増します。表面に細かい凹凸がある為キズが目立ちにくいので、長く愛用が出来ます。傷が気になる人には向いていますね。 8: クロスハッチレザー:クロスハッチレザー・・型押しした革にポリウレタンでコーティングをしたもの。コーティングしているので革の質感は弱いかもですが、水に強く丈夫。ショッピングモールなどで購入する際に一番多く取り扱いのあるタイプかもしれません。 。 9: スエード:スエード・・起毛の加工をされたもの。豚革なので、香りは強いかもしれません。。服や靴、様々なものに使用されている。質感は見た目もやわらかい。こちらも、買い物する際によく見かける革でスニーカーなどのシューズにも使われています。 10: エナメル|ほか|動物の特徴|大きさについてエナメルーーーコーティングがされて光沢が強いものイタリアンレザー・・・、栃木レザー・・・ベジタブルタンニン鞣しにはレッドタグ(オレンジっぽい匠のマーク入りのもの)オイル・サドルなどの種類があり。などは質が良いと有名です。初めから製品だったり小さいものを購入してみましたが、高級感が凄くありお高いですね。動物ごとの特性: ・牛・・・一番多い、知名度・人気がある。香りが良い。 ・ヤギ・・密度が高い?強度があり、破れたり切れたりしないそうです。以前、ダッフルコートの革紐が切れてしまい、修理する際にもっと強く出来ないかと探していて知りました。・馬・・・牛より密度・強度は劣る。コードバンという部位だけは別格で密度・強度が牛の数倍ある。・豚・・・スエードが多いイメージ。革の面積(大きさ)について「デシ」という単位です。1デシは10 cm×10 cmの大きさです。(例:27デシの場合、約90 cm前後の長さだそうです) 11: プレス機 レザークラフトで、カシメやスナップボタン・刻印・ハトメ打ちなどトンカチでトントンする時に、音が気になって出来なくなっていましたが、プレス機使えば音が気にならないので、夜中でも出来ると思い購入を検討しています。既に打ち棒や型を沢山持っている人は、ドリルチャックというタイプで付け替えの出来るプレス機を探してもいいかと思います。 初めて道具を揃える人には、中島鞄というお店のプレス機が日本製で安心して使えるのではと思いますが、コマ(先端のみ)を付け替えて使用する仕様なので、棒になっている刻印などは不可です。 棒の刻印を使用できるタイプは取り扱う会社の数は少ないですし、業務用的な物の様子で非常に高額でした。 12: 個人の感想・参考 厚さのあるものや大きなもの、 デパートで売っているような品質の良いもの、ブランドものになりますと、 キーケースやシステム手帳などの小物でも高いもので数万円〜となり・・収集するのも先立つものが必要です。 っていうか、集めるほど買えません。。。 ノーブランドや個人事業主で運営されているようなお店では お手頃な場合もあります。革製品も新製品が出て入れ替わったりセールやキャンペーンもありますが、数年は使えるデザインが多くそういう長く使えそうなところも、好きな人が多いと思います。昨年あたりからは、普通にフリーマーケットの出店を見たり、(京都の手作り市、とても良さそうです。https://www.tedukuri-ichi.com/)ネットフリマやオークションサイト、手作り作家さんのマーケットSNS(etsy、creema、minne、croccha)でもハンドメイド作家さんの商品などで探してみたりもしています。 時々、とても素敵なものがありますが、届くとイメージと違ったりします。シンプルな物もありますが、 なかなか個性的な装飾をされていたりします。 参考にした情報 主にネット通販で購入していますが、あんまり革の特徴についての説明がないお店が多い気がします。お店の商品ページで革の特徴をもっと説明をして欲しいと思いますが、逆にイメージと違うとクレームが増えるのでしょうか。。。 毎日、何時間も何十枚も取り扱っている販売店や加工している方のレベルでないと見分けるのは難しいのでは?・・と、思いました。切れ端の詰め合わせを比べたりして自分なりに覚えたいと思っていたのですが、自然の産物で個体差があるので、「本当に同じもの?」という物も多くあります。 今回は、個人的に感じた特徴と情報です。主にレザー小物の掲載された雑誌・カタログ・チラシ・通販サイト・自分の経験などです。以下のお店は比較的に説明が丁寧にされてあったように感じました。ヌメ革きなり A4サイズ(29.7x21cm)x6枚セット【お買い得セット】【0.6mm/0.8mm/1.0mm/1.5mm/2.0mm】【送料無料】日本製 牛革 タンロー 本革 タンニンなめし 革 皮 生成 天然 無地 レザークラフト 材料 カットレザー はぎれ カービング ハンドメイド 手作り 染色この商品を取り扱う以下のお店は、プライバシーの記載があり安心なお店です。レザーマート楽天市場店