054099 ランダム
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ほのぼの

ほのぼの

手術前日

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入院初日:暇なようで、なんとなく慌ただしい一日
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入院当日の朝から生まれて初めての入院だというのに、全く緊張感が無かった。
というのも、前日まで普通に勤務し、ほとんど入院の為の荷造りをしていなかったので朝から慌ただしく鞄にあれこれ詰める準備していたらあっという間に入院指定時刻の30分前。病院まで20分位。「やばい!出かけなくては!!」と、大慌てで家を出ようとして、荷物を持とうとしたら、紙袋の荷物の底が抜けてしまった。大慌てで抜けてしまった紙袋の荷物をあわててナイロンバックに詰め替えて、なんとか家を出て病院に向かった。(なんとなく縁起悪!)

指定時間ギリギリ。 受付にて入院の旨告げるとヘルパーさんのお出迎え。案内されて病室のフロアーへ。
まず、何年ぶりかの身長と何十日ぶりの体重を計測。身長が伸びているのでは?という不安がここ数年あり、一瞬ビビらされるも、どうやら身長は全然伸びていなくてホッ。
そして病室へ。大部屋なら同じヘルニア患者がいるかも!というかすかな期待を胸に、大部屋をお願いしていたので、20~30代のヘルニア患者さんがいるのかな~なんて新入生のような気持ちでいたら、年寄りばかり・・これには少々ガッカリ。でも、窓際のベットで少し救われた。やっぱり電車でも飛行機でも窓際希望でしょ。

早々に検査
病院服に着替えて、ボーっとしていたら、看護師さんがやってきて、
・消毒剤のテスト
・点滴針の留置(点滴用の針を設置)
・抗生剤のテスト(皮内注射、結構痛い)
などが術前準備をどんどんされていく。なんか手が穴だらけになった気分・・

おしっこの仕方
そして、看護師さんより手術当日はトイレには行けないからとベット上でのおしっこの仕方の説明を受けた。
でも、これでしますと見せられたのは、桶の浅いようなモノ。それをお尻に下においてやるらしい。ゲゲッ!こんなんでベット上でするの?とちょっとショック。
練習するように勧められるも、「練習しなきゃダメですかねぇ」などとゴネつつ、やはりなかなか気が進まず・・結局練習しなかった。
手術を前にして読んでいる貴方!真似をしてできればごねないようにお願いします。特にイメージトレーニングが苦手な方は・・

いきなり院長回診
午前中の慌ただしさの疲労と、前日までのハードな引継のせいか、平日お休みの安らぎ感が相まって、横になってウトウトしていたところに、院長回診。
院長先生が数人の先生と看護師を伴って、各入院患者さんの様子伺い。ベットの前に数人の人が立ち並び、視線が集中。まだ、入院したてなのに・・、と訳の分からないことを思いつつ、いきなりのことに緊張。
「こちらは明日MEDの患者さんです。」と看護師さんがいうと、
「だーいじょうぶ、大丈夫。たいしたことないよ。うちは実績もあるから・・」と院長。
こ、これが院長回診なるものか。大学病院じゃなくてもこういうのってあるんだなぁ、としみじみ。

B先生の回診
夕方、いつも診てもらっていた先生とは違うB先生が来て診察。
MRIなどを見ながら、経過や足の痛みや痺れの箇所を確認し、やはり「5番、仙骨間の典型的なヘルニアの典型的な症状。大きいヘルニアだね!」と言わる。やはり間違えが無いというか、どの先生の診断結果は一緒ということで、もう、疑いの余地は無し。

しばらくして、薬剤師さんのが来て、今までの薬の経歴の問診とこれから内服する薬の説明。

A先生の回診
そうこうする内に夕食。ぼんやりテレビを見ながら食べているところに、今まで診てもらっていたA先生が「痛みはどう?」とやって来た。足腰の状態など再度チェック。先生から「迷いはない?」と念をおされ、本当とっととヘルニア取っちゃってください!という気持ちで「ありません!」とキッパリ答えた。
手術は9時からで、明日の3件のMEDの手術の中でも一番難しそうだから1番手なのだと言われた。入院前の診察でも、手術は普通よりもちょっと時間はかかるよ。とは聞かされていたけれど、本当にMEDを受ける人の中でも重い部類なのか・・と、少々ショックを受けるも、やはり不安感とかは不思議に生まれなかった。今思うとなんでだろう・・。
「それじゃお大事に。」とA先生が去っていき、中断していた夕食を完食。

まだまだ続く・・
食後も、リハビリ担当者の挨拶と手術前の足腰の状態の確認、手術室看護師の麻酔の問診を立て続けに受け、なんだかんだと慌ただしい・・。そして最後は、日課の夜の検温と血圧測定。その後はボーッとテレビを見て過ごした。

夜9時、下剤と飲み、これで最後の飲水。明日一杯水が飲めないと思うと、普段水分をやたらに取るので、ちょっと不安になった。

夜10時、消灯。やはり、今まで1時位に寝る生活が定着していたため、全然寝付けない。

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