30日の日記
野木にエコタウン誕生?
長い間、私の住む野木ローズタウン内にあったショートコースの
ゴルフ場が閉鎖になり数年立っていました。もともと、岡山県の
投網などの製造を行なうメーカーが投資等で始めたミニゴルフ
場で私などの住民や周辺からも来客があり一時はそこそこ並んで
プレーを待つなど結構な利用者があったのですが時代の価格破壊
とやら、栃木県は通常コースは全国4位(人口比率)で過剰感やらで
人の流れが変わり閉鎖となったのでしょう。その跡地に住宅が建つと
言うので住民説明会が開かれました。
やはり多くの意見で工事中の工事業者の車両やマナー、工事による
被害を懸念した声や、竣工以後の交通事故などの危険を気にする
声があがっていました。わたしは景観はどうなるのか、ECOタウンの
内容をよく知りたかったのです。なぜならば、タウンも20年近くの経過
とともに老人タウン化し活性化が急務と考えているのです。
ほんとうにECOタウンが誕生し理解ある住民が地域環境を守り美しい
町並みと共生し若者もずっと暮らしたいステータスのある街に変えないと
数年先は老人だけのゴーストタウン化が予想されるからです。
大学進学と共に東京へ出て、栃木には帰らずそのまま都市で就職という
パターンのほうが若年層に有利になりつつあるからです。
また、外部からの大手という不動産屋さんの廉価販売で不動産価格の
急落ぶりはこの地区は特に顕著であり、極端な価格下落が招く目に見え
ない資産価値極減は決して望ましいものではないと考えます。
もちろん、中古価格は需要と供給でマーケットが決めるものであり、自然で
ある。しかし、遠い外部の営業力ある業者が、地元の人もなぜわざわざ大宮や
蓮田の不動産屋さんに仲介を頼まねばならないのでしょう。地元で相談できる
信頼の置ける不動産屋さんが少ないという理由からです。
私の仕事場は同じ県内で電車で20分ほど北です。販売当時の価格は
同じ条件ならここも住まいとほぼ同等でした。約15年経ち、中古価格を
比較したらまだここは3000万円代で販売されています。マンションも
去年は2400万で出ていました。私の住まい周辺は約半分です。駅からも
10分前後で行ける同じ条件なのになぜでしょうか。理由はいくつか挙げら
れますが、決定的なのは地元の不動産屋さんがまともな考えで頑張ったか、
「隣の○○ちゃんはいくらで売ったんでから査定はこうだよ。」というころがし
屋的考えや安ければいいとう短絡的な考え、困ってるなら安く売り逃げたほうが
幸せという目でしか物をみれない人かの違いが大きかったし大きな要因であります。
私たちはローン返済で困って出て行った人の価格がそのまま住まい周辺の査定
となっていることに気づかなければなりません。
こんどのエコタウンでは低価格やローコストではないグレード感のある地区に
していただきよい人々が移り住む健全で健康な街になってもらいたい。
周辺景観を維持してタウン周辺がいつまでも魅力ある相乗効果をもたらして
こそ開発の意義があるように感じます。