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自然素材やエコロジーな建築、街並みの視察などを通してそこから見えてくる様々な環境問題などを取り上げます。トレンドに流されず、浪費生活から脱却し騙されない大人の提言を目指してまいります。
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中国では経済が急成長する以上に環境破壊が大問題になっています。 それと、慢性的な水不足、雨が降らず、地下水も枯渇、河川は枯れ廃棄汚染が 進むという最悪の状態です。 日本で春先に降り注ぐ黄砂はアメリカ東海岸、ニューヨーク、ボストンまで今年は届きました。 中国の北京のすぐ近くまで砂漠化が進んでいます。中国北部も内陸部も山岳部も 慢性的な水不足です 揚子江の水を3本の運河で北に流す【南水北調行程】という国家プロジェクトも進んで いるし、汚染水を運ぶため毎年、北京では奇形児が増え続けている。 北京の環境問題があまりにも凄まじいため首都圏移転も本格的に検討されています 移転先の第一候補はこの【西安】 かつて西欧と中東と交易の玄関口となった 東西文化交流シルクロードの西安市内の西城壁付近です。 こうした、中国中で沸き起こる環境問題の手助け出来るのは日本だけです。 高速道路無料だの1000円乗り放題だの、補助金だの、自動車産業ばかりに あるいは、子供手当てだの授業料免除だの国内の【金】のことばかりに現を 抜かしている間に、ヨーロッパの水環境企業に出し抜かれないための国を挙 げた脱石油産業の政策転換が急務なのです 曇天で風もなく、ただ降り続く【奇妙な小雨】(2009年西安で取材) 都市に流れる河川は文明文化の源・・・しかし、極度の汚染居は注意が 必要。中国の魚は内陸部では海ではなく【川魚】 工業地帯からの排水による重金属被害の汚染と農村部の農薬汚染は奇形児 を増やしている要因。日本の浸透膜技術の濾過なくして飲料は成り立たない (取材:西安2009年) 無風で小雨が降り続く異常な雨模様は・・・実は【ロケット弾】で作った人工雨 であると帰国後のニュースで知った。貴重な2日間であった。 この【ロケット弾の雨】は農村部で降らす目的であるが、近隣で雨雲がより出来 ないという副作用があるものだ。(取材:西安2009年) 市内の大きな公園では民衆が大きな噴水のオンパレードに拍手喝采している。 地下水の枯渇や河川の汚染、2ヶ月ぶりの雨が【人工雨】だというのに 真実を知らない、知らされないという大きなツケ回しは、将来確実に庶民を襲うだろう いまや日本の環境技術は大切だが、そのような事態を招いた根源は行き過ぎた 経済最優先の社会で歪のどん底に居る日本こそが中国に教える分野なのだろう まるで、失敗した先輩が、後輩に真実を伝え真似しないように教えるべきだろう (つづく)